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子供になったお母さん  作者: 柴田盟
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悪質な事情徴収

 僕達の友達を狙う駒木根に会うために僕は学校に行こうとする。


 でもお母さんに止められて、僕は少林寺拳法の得たいのしれない技をかけられて、止められたが、僕はそれでも行こうとすると、お母さんは僕に得たいのしれない技を解いて勝手にしろって感じで僕を見放した。


「じゃあ、純君勝手にすれば良いじゃない。でも何かあっても私達は手を貸さないからね」


 お母さんにそう言われて僕は怖くなってしまう。


 人は一人では生きていけない。自分を大切にしない人間は人に対しても優しく出来る事はない。


 そこで僕は激しい葛藤が始まる。


 僕はどうすれば良いのか?


 このまま学校に行って、駒木根の奴をぶっ飛ばしに行きたいが、そうなるともっと恐ろしい事になりそうで怖くなってしまった。


「純君、怖いでしょう。それは当たり前の事よ、自分を大切に出来ない人間は人に対しても大切には出来ないのだから」


 そうお母さんに言われて僕はランドセルと地面に叩き付けて、部屋に戻るのであった。


「良い子ね純君。純君なら分かってくれると思ったわ。復讐は復讐しか生まない。だから私達に任せても良いんだよ。純君はまだ子供なんだから」


 お母さんの言葉に子供なんだからと言うフレーズが頭の中に入ってきた。


 そうだ。僕はまだ子供だ。だから願った。早く大人になりたいと。


 とにかく今は我慢するしか無い。今度は誰が犠牲になるのか?見当もつかないが、僕は逃げたりはしない。


 そんな時、小百合さんが起きて来て、


「どうしたの純君」


 と言われて、僕は言葉を選んでいたら、お母さんが、


「学校に行って、駒木根君をぶっ飛ばそうとしたようだよ」


「だったら私も行くよ」


「純君は行かないよ。純君は一人で学校に行こうとしていたのだから」


「純君、どうして私を置いて行こうとするの?」


「もうこれ以上誰かが傷つくのは嫌だからだよ」


「純君と私は運命共同体でしょ。どうして私の事も誘ってくれなかったの?」


「・・・」


 もう言葉が出なかった。


「黙ってないで何とか言いなさいよ」


「これは僕一人の戦いだ。だから僕は」


 すると、小百合さんは僕に蹴りを加えて来た。


 その蹴りは、脛で太もも部分の所に入れると凄い痛みを感じる蹴りであり、僕は少しの間悶えていた。


 するとお母さんが僕達の話に入ってきた。


「あなた達とにかく酷い目に合いたくなかったら、学校に行って駒木根君とやらを潰そうなんて思わないでね」


「亜希子お母さん。どうして学校につれて行くことを反対するのですか?」


「小百合ちゃん、あなたも純君と同じ考えね。とにかく復讐は復讐しか生まないのよ。とにかく学校に行って駒木根君とやらを止めるために行くことを私は反対しているのだからね」


「亜希子お母さん・・・」


「とにかく小百合ちゃんも私や豊川先生のことを信じてあげてね」


「分かりました!」


「よろしい。それじゃあ早速ご飯にしようか」


 二人が会話をしている最中に僕は脛でもも蹴られた痛みに悶えていた。それで時間が経つ度に痛みは止まり僕は立ち上がり、朝食を取るのだった。


 学校に行って駒木根の奴をぶっ飛ばしに行くという作戦自体は悪いとは思わなかったが、お母さんの言うとおり、復讐は復讐しか生まないのだ。だから僕は我慢するしか無かった。


 朝食は以前から冷凍していたご飯をチャーハンにしてお母さんは僕と小百合さんに振る舞ってくれた。


 お母さんのチャーハンはおいしかった。


 そうだよね。僕は自分の力を過信していた。仮に、駒木根をぶっ飛ばしても復讐は復讐しか生まず、今回以上の力が働いてしまう。


 僕はそうなりたくない。でもまた駒木根の奴は僕達に何かしらの事はやってくる。


 とにかく用心したことには変わりは無いと思っている。


 そうだ。いつも通りやっていれば良いのだ。


 そんな朝ご飯を食べ終わり、僕と小百合さんはいつものように英明に行こうとすると、警察が現れて、僕に語りかけて来た。


「君、高橋純君だね」


「はい、そうですけれど」


 警察が僕に何のようだと思っていると警察は、


「君、ちょっと署まで来てくれないかな?」


 そこで小百合さんが、


「ちょっと何ですか、警察の方が私の恋人の純君に何のようですか」


「話は署で聞かせて貰いますので、ご安心をください」


 僕は小百合さんに「大丈夫だから」と言って警察の車に乗るのであった。


 偉い刑事はスーツ姿の格好をしていて、僕に何の様があるのか分からなかった。


 小百合さんには大丈夫だと言っておいたが、僕は警察に連行されるような悪さはしていない。


 車を走行させながら、偉い刑事は少年課の蔵石と名乗っていた。


「刑事さん。僕は何も悪い事なんてしていませんよ」


「その話は署で改めて教えてあげるよ」


 僕は何もしていないのに、どうしてこんな事になってしまったのか分からなかった。


 そうして警察署に到着して、蔵石は僕の腕を思い切り掴み、まるで手錠をかけられた感じがしてあまり良い気分にはなれなかった。


 そして良くテレビなんかで見る取調室の様な所まで連れて行かれて、その蔵石と言う少年課の刑事は行った。


「君、高橋純君だよね」


「そうですけれども」


「君、浅岡麻美に暴行を加えて、淫らな写真をネットにあげたんだよね」


「はぁ!?僕はそんな事はしていませんよ」


「証拠ならあるんだけれども見せてあげようか?」


「見せて下さいよ」


 すると蔵石は僕の鳩尾に思い切りパンチを入れたのであった。


 あまりの痛さに僕は鳩尾を抑えて悶絶してしまった。


 僕は麻美ちゃんに暴行なんて加えていないのに、そして淫らな写真をネットに流してはいなかったのにどうして僕が疑われてしまうのか不思議に思ってしまった。


「それと浅岡麻美にもお前がやったって言っていたぞ」


「ぼ、僕はそんな・・・事はしていませんよ」


 するともう一撃僕に鳩尾に入れようとしたのか?僕は少林寺拳法の使い手でもあって、これぐらいの事は技をかける事が出来る。


 思い切りパンチが飛んできた所を両手で丸め込み、蔵石を牽制させた。


「僕は何もしていない」


 僕に牽制され動けなくなった少年課の刑事の蔵石は言う。


「お前こんな事をしてただで済むと思うのか?」


「そっちこそ、僕をこんなでたらめな事で罪をなすり付けて、挙げ句の果てには暴力を振るったことにただで済むと思っているの?」


「きさま~!」


 そんな時である、少年課の刑事がもう一人現れた。


 やばい二対一では勝ち目が無い。


「お前、蔵石さんにそんな事をしてただで済むと思っているのか?」


 するともう一人の刑事は僕の鳩尾を狙って来たので、僕は蔵石の技を解いて、今度はそいつの拳を丸め込み、牽制したら、二対一では勝ち目がなく僕は蔵石に思い切り背中を殴りつけられた。


「お前調子に乗っていると公務執行妨害もつくよ」


「暴力を振るって来たのはあなた達じゃないですか?それに僕は麻美ちゃんに暴行なんて加えていないし、淫らな写真をネットに送り込んだ事なんて無いよ」


「でも、浅岡麻美ちゃんは君にやられたって言っているよ。その音声聞かせてあげようか?」


「ああ、聞かせて下さいよ」


 すると蔵石は思いきり、僕の顔面に拳を突きつけようとしたところ、僕は咄嗟に少林寺拳法で学んだ技で蔵石を再び丸め込んだ。


「お前、こんな事をしてただで済むと思っているのか?」


「そっちこそ。僕をこんな目に合わせて妙な濡れ衣を着せようとして、ただで済むと思っているの?」


 するともう一人の刑事が僕にパンチを放ってきたが、僕はそのパンチを片手で受け止めて、両手は使えないが僕は少林寺拳法で片手でも、相手を牽制する技を知っている。


 その技を使って、もう一人の刑事を牽制する事に成功した。


「僕は麻美ちゃんにそんな事はしていない。お前達は駒木根に根も葉もない事を事実にしようとしているんだろ!」

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