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子供になったお母さん  作者: 柴田盟
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スケベ大王の烙印を押されてしまった僕

僕達が拾ってきたうららちゃんは光さんが務める施設に預けることになったので、これで良かったのかもしれない。


 本当に良かった一時はどうなる事かと心配した。


 でも小百合さんは自分がしてきたことの、愚かさに罪悪感でいっぱいな状況だと察した。


「小百合さん。僕達はまだ半人前だよ。だからもっと勉強して立派な大人になれるように頑張ろうよ」


 そう言うと、小百合さんから何かがこぼれたかのように見えて、小百合さんは元気に「そうね」と言ってくれた。


 小百合さんと僕は早速、今日も英明塾で勉強アンド小説に打ち込みたいが、あいにく時間が午後六時を示している。


 今日の所はここまでの様だ。




 ★




 次の日、僕達は英明塾に行って、僕と小百合さんは勝さんと徳川さんの熱を感じながら勉強や小説に没頭する事が出来た。


 赤子の事でどうなるかと思ったが、その心配ももう無さそうだ。


 どうやら小百合さんは小百合さんのお母さんにも叱られたみたいだ。


 でもそうやって失敗やら色々な事をしてみんな大人になっていくのだろう。


 今そうやって僕は成長することが出来る。


 小百合さんやお母さんに、剛君達や勝さんに徳川さんがいるから。


 人は一人では生きていけない。その事を改めて今回の小百合さんを見て分かった事だった。

 僕達の子供かあ、子供を作るにはセックスと言う事をしなければいけないみたいだ。


 そのセックスの仕方を僕達はお母さんに教えられて、ショックも受けたし興奮もした。


 小百合さんとセックスかあ?


「何ジロジロ、私の事を見ているのよお」


 小百合さんは威圧的な目で僕を見つめて来た。


「いや、ジロジロ何て見ていないよ」


「いや、ジロジロ見ていた。このスケベ、もしかして昨日亜希子お母さんが教えてくれた事を考えていたんじゃない?」


「いやいや考えていないよ」


「本当かしら?」


 そう言って小百合さんは立ち上がり、


「どこ行くの?」


「ちょっとトイレ」


 そう言って小百合さんは部屋を出て行ってしまった。


 意外に鋭いな小百合さん。もし小百合さんとこのまま結婚する事になったら、子供を作るためにセックスをしなきゃいけないのだろう。


 でもまだ、僕達は四年生だ。性に関する事を教わるのは五年生だと聞いた。


 そう思うと小百合さんと僕がセックスをする事を考えてしまった。


 そんな事を考えていると、僕は興奮してしまった。


 小百合さんが戻ると、小百合さんは、


「純君、顔が真っ赤っかだよ」


「そう」


「もしかして私の事を想像して、嫌らしい事を考えていたんじゃないでしょうね?」


「考えていないよ」


 そこで勝さんが、


「君達勉強の邪魔をしないでくれる。また浪人してしまうじゃない」


「ごめんなさい」


 と謝った。


「とにかく小百合さん。ここは勉強をするところだよ。勉強中にそんな事を考えていたら、ダメに決まっているじゃん」


「分かったわよ」


 そう言って小百合さんは勉強に戻ったのだった。


 僕も気を引き締めて勉強をしようと思ったが、先ほどの事で小百合さんとセックスの事を考えてしまい。僕は勉強に集中出来なくなってしまった。


 本当にどうしてしまったのだろう。


 小百合さんの方を見ると、着実に勉強をしている。


 勉強中に何かがはじけそうだった。


 僕は立ち上がり、トイレに行くことにした。


 トイレに行くと凄く興奮していて、ズボンを下げると、僕のお○んちんはビンビンになっていった。


 それに何やら、興奮してしまい、気がつけば小百合さんを想像して、トイレの中で僕は・・・。


 何だろう。変な白い物が出てきて、僕は小百合さんの事で嫌らしい感情などなかった。


 僕の中で何が起こったかは分からないが凄く気持ち良かった。


 そうして勉強部屋に戻って、勉強をするのであった。


 よし、この調子なら勉強することが出来る。


 それよりも何なのだろう。小百合さんを想像して、トイレに行って、何かがはじけたかの様に僕は凄く気持ちよかった。


 あんな気持ち良かった事は初めてのことだった。


 もしかして僕がトイレでしたことは、セックスに近いことなのかもしれないと予想がついた。


 でも何かが弾けて最高に気持ちが良かったと同時に白い物が出てきて、小百合さんの事を想像しても何も感じられなかった。


 もしかしたら、これっきりで小百合さんを嫌らしい想像をしても、もう戻って来ないのかと思って凄く不安に思った。


「何純君、どうしたの?この世の終わりみたいな顔をして」


「えっ?僕そう言う顔をしていた?」


「していたわよ」


 そこで勝さんが、


「なあ、君達ここは勉強をするところだよ。お喋りならどこか他所行ってやってくれないかな」


 そう言われて僕と小百合さんは廊下に出ることにした。


「で?どうしたのよ?」


 小百合さんは腕を組んで僕をジッと見つめた。


「・・・」


 僕は何も言えなかった。こんな事小百合さんに相談すると小百合さんの逆鱗に触れてしまうと思ってやめた方が良いと思っていた。


「何黙っているのよ。もしかして私の事を想像して何か嫌らしい事でも考えていたの?」


「それはそうなんだけれども・・・ブブッ」


 小百合さんに殴られてしまった。しかも少林寺拳法仕込みのパンチを喰らってしまった。


「このスケベ大王が!私の事を想像して何考えていたのよ」


「そんな大きな声で喋らないで!」


 そこで小百合さんの声に反応したのか?豊川先生が廊下に出てきた。


「どうしたの二人とも、それに純君鼻血まで出しちゃって」


「このスケベ大王が私の事を想像して卑猥な事を考えていたんですよ!」


 小百合さんの目が凄く充血して怒りに満ちている。


「君達付き合っているんでしょ。でもまだ性の事に関してはまだ勉強していないみたいだね」


 そこで僕が、


「勉強しましたよ。て言うか勉強させられましたよ。子供がどのように作られていることを」


「そうなんだ。それに君達付き合っているんだから、純君が小百合ちゃんの事に対して嫌らしい気持ちになるのは当然だよ」


「そうなんですか?」


「小百合ちゃんは純君の事が好き」


 突然そんな事を言われて小百合さんはびっくりして、目を反らしながら「まあ、好きですけれども」


「だったら小百合ちゃん。純君が嫌らしいことを考えるのは当然だよ。でもまだ君達は十歳だからね」


「豊川先生、誰にも言えない事なんですけれども、相談に乗ってくれますか?」


「良いよ。それで何の相談?」


「ここには小百合さんがいるので先生がいつも使っているパソコン室で話し合いましょう」


「何よ。私抜きで話し合おうと言うの?」


「これは小百合さんには言えないことだよ」


「私には言えないこと!?」


 小百合さんは威圧的な視線を向けて僕を見つめてくる。


「そう言う目で僕の事を見ないでよ」


「私も気になるから私も聞いて見ようかしら」


「それは困るよ。小百合さんがいたら絶対に怒るもん」


「なるほど、私が怒り出す事を今から豊川先生に相談するんだ」


「まあ、そう言う事になるけれど、小百合さんは外に出てて」


「嫌、私も気になるから、私もその話に付き合わさせて貰う」


「ダメだって!」


 そこで豊川先生は、


「別に良いんじゃないかな。君達は付き合っているんでしょ。だから、二人にも聞いて貰いたいとも思っている」


「豊川先生がそう言うなら」


 そう言って僕と小百合さんは豊川先生がいつも引きこもりの生徒に対してメールでエールを送っているパソコン室に行った。


「じゃあ、性に対しての勉強をここでしようか?」


 豊川先生は折りたたみ式のパイプ椅子を二つ取り出して、僕と小百合さんをそこに促した。

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