子供の作り方を知る僕と小百合さん
僕達はアニメイトに行く最中に子供を見つけた。
その子供はロッカーの中に入っていて、僕と小百合さんは僕達の子供だと思っていた。
子供はコウノトリさんが連れてきてくれると思っていたのだが、その事を僕のお母さんに言ったら、呆れられて怒られてしまった。
「亜希子お母さん。その子は私達の子供ですよ。子供ってコウノトリさんが私と純君の間に運ばれて来た子供なんだから」
「小百合ちゃん。本気でそう思っているの?じゃあ、子供の作り方私が一から教えてあげましょうか?」
「別に良いですよ。こうして私と純君の間に生まれた子供なんだから」
僕はがっくりとうなだれていたが、小百合さんの言葉に僕は本当にコウノトリさんが僕達に子供を授けに来たのだと思った。
「そうだよ。お母さん。この子は僕達の子供だよ」
そう言うとお母さんは大きく息を飲んで大きなため息をついたのだった。
「あなた達、仮にそうだとしても、その子を育てられる事は出来るの?」
そう言われると僕と小百合さんはどうしようか?と見つめ合ってしまった。
「あなた達、まだ子供で働く事も出来ないでしょ。純君は私の子供でしょ。お母さんがあなたを育てるのにどれだけ働いているか分かっている?」
確かにそう言われると、僕は黙り込んでしまった。
「とにかくその子は警察に任せるのよ」
「何を言っているんですか亜希子お母さん。この子は私達の間に生まれた子供なんですよ」
「小百合ちゃん、あなた本当にそう思っているの?」
「思っています。この子は私と純君の間に生まれた子供です」
「じゃあ、分かったわ、本気でそう思っているなら子供の作り方をあなた達に教えてあげるよ」
そう言ってお母さんは仕事を中断してネットでエッチなサイトに行った。
そのサイトを見て僕は酷く興奮して、小百合さんは顔を真っ赤にしながら、見ていた。
「どう。これがあなた達が知りたい子供の作り方よ。コウノトリが子供を運んで来るなんてあり得ないんだから」
僕と小百合さんは凄く興奮もしたし、それに子供の作り方がこんなにもエッチな事だと言うことにショックを受けたりもした。
そんな最中、お母さんは、小百合さんが抱いて眠っているうららちゃんの方を見た。
「小百合ちゃん、その子を貸しなさい」
そう言われて小百合さんは渋々ながらうららちゃんを渡した。
「でも本当にかわいい子だね。純君の子供の頃を思い出すわ」
お母さんが子供を抱く姿は小百合さんよりも聖母的な母性本能にありふれていた。
「子供の作り方は分かったわ。それと亜希子お母さん、その子をどうするつもりなの?」
「とにかく警察に届けましょう」
「そんな~、その子がかわいそうだと思います」
「じゃあ、あなた達が育てる事が出来るのかしら、子供を育てるって簡単な様に言うけれど、凄く大変な事なんだよ。それに私は純君を育てるのが精一杯だから、この子は警察に届けに行くよ」
すると小百合さんはお母さんが抱いている。うららちゃんを奪って、僕の家から出て行ってしまった。
「ちょっと小百合さん」
「この子を育てる事ぐらい私には簡単な事だよ。こんなかわいい子を捨ててしまうなんて親は何を考えているの。それにこの子は私の子として育てます」
そう言って小百合さんは外に出て行ってしまった。
「ちょっとお母さん。止めなくても良いの」
「良いわよ、すぐに分かることだから」
「何が分かる事なの?」
「子供を育てる事がだよ」
そう言ってお母さんは仕事に戻っていった。
それよりも小百合さんは僕の彼女だ。そんな彼女をほおっておけないので、僕も小百合さんの後を追った。
「小百合さん!」
急に飛び出したせいか?うららちゃんは泣き出してしまった。
「よーしよし。お母さんですよ」
そうやってあやすとうららちゃんは泣き止んだ。
「純君も協力してくれるでしょ」
「とにかく小百合さん。その子は僕達の子供じゃないんだから。お母さんの言うとおりにしようよ」
「あなたまで亜希子お母さんの言うことに賛同するの?」
「そう言う訳じゃないけれど、その子は少なくとも僕達の子供じゃないんだよ。それにその子を育てるったって、お金はどうするの?食事とかミルクとか大変なんじゃない」
「大丈夫よ。亜希子お母さんだってあのなりで純君を翻訳家の仕事で養っているんでしょ。だったら私も養うしかないと思うんだ」
「お母さんは、ああ見えて三十五歳何だよ。僕達よりも人間が出来ているんだよ。それに僕達は子供を作り方を教わった」
すると小百合さんは顔を真っ赤にして、
「こ、子供があんな風に作られる何て知らなかったんだから」
「僕達もいつか、家庭を持っていつか子供が作られる時を待とうよ」
「何、言っているのよ。純君私とあんな事がしたいの?」
「したいと思っているけれど、今の僕達には無理だよね」
「あ、あんな事一生出来ないよ」
「でもいつかは僕は、あのような事をしても、小百合さんとの子供を作りたいと思っているよ」
「何を言っているのよ。それに私達にはこの子がいるじゃない」
「その子は僕達の子供じゃないんだよ」
「じゃあ、純君と私の子供じゃないなら。私だけの子供にするからね」
そう言って小百合さんは去って行った。
僕が追いかけようとしたところ、お母さんが僕の背中を掴んで来た。
「純君、すぐに分かることだよ。ほおって起きなさい」
僕はお母さんにそう言われて小百合さんをそのままにする事になった。
「大丈夫かな?小百合さん」
「大丈夫じゃないよ」
「じゃあ、何で僕をお母さんは止めたの?」
「言って分からないバカには身をもって知ってもらう様にするから」
身をもって知ってもらうか。
僕は部屋に戻り、何もやる気もなかった。
やっぱり恋人兼ライバル関係の小百合さんがいないと僕は何も出来ないのか?
だったらお母さんが仕事をしている熱を浴びながら勉強しようと考えた所、お母さんは剛君達の所に行く予定であった。
僕もお母さんについて行こうかな?それとも僕は英明塾に行って、勝さんと徳川さんの熱を浴びながら勉強をしようと考えた所、僕は恋人の小百合さんの事が心配だった。
多分小百合さんもだと思うけれども、子供の作り方があんな感じで作られるなんて、僕は知らなかった。
小百合さんとあのエッチなサイトを見て、僕は興奮してしまう。
いつかは小百合さんとあのエッチなサイトの様に子供を作らなくてはいけないのだろうか。
お母さんもああして僕の事を産んだのだろうかと考えるとなぜか異常に興奮してくる。
それよりも小百合さんの事が心配だ。
このまま英明塾に行って僕だけ勉強したら、それはちょっと卑怯な感じがして止めておいた。
とにかく勉強や小説はともかく僕は小百合さんの事が心配であった。
とりあえず小百合さんの家に行こうと思っている。
小百合さんの家は僕の家の近所だ。きっと家にいると思うから、僕は小百合さんの家に行くことにした。
小百合さんの家に到着して、呼び鈴を鳴らすと小百合さんのお母さんが出てきた。
「ごめんください。小百合さんはいらっしゃいますか?」
「ねえ、純君、あの子供を連れてきたのは純君と家の子でしょ」
「そうですが」
「あの子、あんな子供を連れてきて育てるって言うんだよ、本当に何を考えているのかしら」
「それで、小百合さんは?」
「叱ったら出て行っちゃったよ。子供を連れて」
「そうですよね。僕達の様な者があんな子供を育てるなんて出来るわけないですもんね」
「とりあえず、小百合、身をもって知ることでしょうから、それまで家で待っている?」
「じゃあ、お言葉に甘えてそうさせて貰います」




