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第十三話

みなさん、読んでくださりありがとうございます。

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みなさん、ありがとうございます。

これからもよろしくお願いします!


「助けてくれてありがとな!」

「ありがとうございました」

 

 どうやら、愛花さんたちの両親は落ち着いたらしく、俺たちが話している所へとやってきた。

 

「いえ、愛花さんの両親を助けるのは当たり前の事なので」

「そうそう、愛花ちゃんが悲しむのは見たくないしね」

「ん、無事でよかった」

「うん、無事でよかったわ」

 

 ふぅ、結構ギリギリだったけどな。

 ほんと、助けられてよかった。

 

「ところで、なんでモンスターに追いかけられてたんですか?」

「あぁ、それはな……俺たちは出掛けた愛花を迎えに行こうとしたんだ。だがな、歩いてると後ろから物凄い量の足音が聞こえてきて、それから逃げてきたんだ」

 

 な、なるほど……やはり大群に遭遇しちゃったわけか。

 

「それは災難でしたね」

「そうだなー。ま、愛花に会えたし良かった!」

 

 はは、愛花さんのお父さんって明るい人だなー。

 

「それで蓮哉くん、これから何をするんだい? こんなモンスターが溢れた世界で」

 

 んー、どうしようか。みんなの両親との合流をしてから……とりあえず、俺たちだけの集落を作るか。

 別に避難所に行ってもいいけど、大勢の人がいるとこんな状況だと邪魔だし。

 ご飯とかは周りのコンビニとかから最初はもってくればいいしな。

 

 あれ、てか俺の名前教えたっけ――

 

「あの、どうして俺の名前知ってるんですか?」

「あぁ、そんなことか。それは愛花が家で毎回お前のことを話しているからだろう?」

 

 そ、そうなのか……。あ、愛花さんがそんなこと……。

 

「それで、このあとはどうする?」

「あ、そうですね。まずは、みんなの家族と合流して……避難所に避難するのはなんか嫌なんですよね……こんな時、戦える人は扱き使われそうで」

「なるほどな、それはいいと思うぞ。じゃあまずは合流するか。あ、俺のことはこれから栄司さんとでも呼んでくれ」

「わかりました」

 

 周りを見てみると、葵たちは少し離れたところで愛花さんのお母さんと話していた。

 

「じゃいくか」

「そうですね」

 

 話し終えた俺と栄司さんは、少し離れたところにいるみんなと合流した。

 

 

「さて、みんな行こうか?」

「あ、蓮哉。ちょっと待ってくれ。スケルトンの剣を回収させてくれ」

 

 葵はそう言うと、自らが持っている剣を捨て、新しい剣を拾いに行った。

 

 よく見てみると、葵が持ってた剣刃こぼれしてるな。

 

「あ、栄司さんと愛花さんのお母さんは武器とかいらないですか?」

「そうだな……剣を拾ってくるか」

「私は……どうしましょう?」

 

 あーそうか。愛花さんのお母さんは自分にあった武器とか分かるはずもないか。

 

「愛花さんのお母さんはとりあえず槍を持って、あとはそうですね……お二人は俺の妹、奏と愛花さんから魔法とかを教わってください」

「ん、よろしくお願いします」

「おう、よろしくな」

「はい、よろしくお願いします」

 

 ふと、葵の方を見てみると、葵は剣を二本抜き身の状態で持って来ていた。そして、剣を両手で構えて振り始めた。

 

「うん、よし」

 

 え、もしかして二本剣持って戦うのか? 俺はてっきり予備かと思ったんだが。

 

「蓮哉、こっちは用意出来たぞ」

「こっちも用意出来たぞ」

 

 葵と、剣を拾いに行った栄司さんが戻ってきた。

 右手には葵の持っている剣より大きい両手剣が握られており、もう片方の手には槍が握られていた。

 

「ほら、これ」

「あ、ありがと」

 

 それを愛花さんのお母さんに渡していた。

 そういえば、愛花さんのお母さんのことなんて呼べばいいのだろう?

 

「あの、愛花さんのお母さんのことってなんて呼べばいいんですかね?」

「んー、じゃあ「美耶さん」って呼んで欲しいかな」

「わかりました」

「それじゃあ行きましょうか」

 

 そうして、俺たちは栄司さんと美耶さんを新たに加えて、今度は葵たちの家の方へと歩き始めた。

 

【補足】

愛花さんのお父さん「霧雨 栄司」

身長187センチとガタイがよく、黒髪短髪で目が鋭く大剣を背負うととても似合う人。



愛花さんのお母さん「霧雨 美耶」

黒髪ショートでお母さんというより、お姉さんタイプの人。

時々からかわれたりする。


身長162センチで自称Eカップ。



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