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鳥かご部屋に暮らす事になりました。

この話は不定期更新です。

今日も快適ペット生活ルンルン〜ラララ〜朝ご飯まだかな?この部屋私には贅沢過ぎるくらい。東京にいる頃とは段違いにいい生活。


名前も新しく貰った。シロ、ネーミングセンス皆無な王様です。もうすぐ朝ご飯と一緒にやって来ます。



「おはよう、シロご飯だよ」


「わーい!ご飯だ!おはよう王様!」


「シロまて!お座り!いいぞ食べて良い」


「いただきます!うまうま〜」


「いい子で居るんだぞ、お昼にまた来るからな」


「はーい!楽しみにしてる!バイバイ!」


朝のお仕事終わり、楽だね!この部屋前面鳥かごの鉄格子と同じだから安全だし後ろにトイレとお風呂があるけど前から見えないよう作られてる


聞いた話によると、何代か前の王様の寵妃が入って居たらしい。ペットのお部屋としては最上級の扱いだとメイドのひとがぶつぶつ言ってた、私の部屋より豪華理不尽だ〜とも。お昼ご飯が来るまで暇なので眠ります!おやすみ。


「シロ、お昼ご飯だ食べるか?」


王様がお昼ごはんを持って現れました。横にひよこ人間がいます。かぶり物のひよこに似てるので笑いを堪えるので大変でした。


「いるいる!あれ?その人誰?」


くちばしを尖らせたひよこがいいます。への字口がもっとへの字になってる、ブハッ。


「…私は王妃です。王その卑しい物はお捨て下さい!」


王妃様だったんだ。笑える〜鷹顔じゃないんだ。


「…綺麗な王妃様だね!流石王様!」


ここは、よいしょしとかないとダメだよね。


「分かるか?自慢の王妃だ」


褒められて嬉しそうだよね。空気読めない王妃様だけど。


「王!お願いですその物はお捨て下さい」


ご飯がもらえなくなるから捨てないでね。


「私が買った物だ!指図は受けぬ!」


おお、強気発言!ごはん確保しました〜。



「……」



お昼に王妃様がきました。お世辞で誤魔化したけど、見た目がひよこだった。もう少しで笑いそうで困る。でも、王妃様に捨てられそうになったけど王様に助けられました。王妃様ひよこだから見分け安いからいいかも〜実際問題服で区別しているら皆んな同じに見えるんだ!バレない様にしなくちゃ!


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