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ツーリングプランの盲点と栄光の架け橋を渡る最新鋭装備満載の忍者

 律が視線を送ると、そこには最新のNinja1000の姿があった。


 Ninja1000。

 一部の川崎ユーザーなら知っているが、最新のNinja1000は川崎最強フラッグシップであるNinjaH2より、いくつものフィードバッグがなされながらも価格を抑えた車種として成立している。


 まずNinja1000についてどういうバイクなのがというと、


 Z1000と呼ばれるアルミフレームの典型的なストリートファイター仕様バイクを基に、カウルなどを全て見直してフルカウル仕様にした一方、ポジションはSSの典型的な前傾姿勢なものではないという、


 近年流行のスタイルを持つバイクである。

 SSスーパースポーツというのは、レーサーレプリカから始まり、その後も一定の需要を獲得して伸びて言ったレーサー系バイクの種類ではあるものの、


 今の若者は「長距離を移動したい!」という思いが強く、それに応える形でSSの販売は減少傾向である。(姿勢が前傾すぎると長時間乗っていられない)


 Ninja1000を見ると「これはSSではないのか?」と思うかもしれないが、SSのように見えるだけのスポーツバイクである。(川崎はネオツアラーという表現を使ったりしている)


 この形態は川崎がNinja250Rという、排ガス規制で冗談抜きで会社が傾きかけた時、苦労の末開発して21世紀のスポーツバイクの新たな形態として成立させたもので、


 あの、かつて「忍者の偽物」とされたNinja250Rのもつ形態が、ついに1000cc級、つまりリッタークラスと呼ばれるシリーズにまで浸透し、受け入れられるほどになってきたことを意味する。


 Ninja250Rも「フルカウルだけどーアップハンドル」というSSではない何かであり、その仕様のチグハグさは雑誌上の勘違いした二輪のライター達の餌食となって総スカンを食らったが、


 先の先を見据えた川崎の戦略は大成功し、以降、このスタイルが排気量問わず「全世界のスタンダードの1つ」として成立していたが、実はリッタークラスでこのようなNinjaを出したのは初めてのことであり、


 この状況を「意外と時間がかかったな」と川崎ユーザーの一部は受け止めていたりする。

(余談だがNinjaH2にもH2SXという似たようなポジションの車種が追加されている。)


 このバイクの特徴はなんと言っても、NinjaH2に搭載された「慣性計測装置」である。

 「簡易慣性制御装置」と言い換えてもいい。


 これは、バイクが今どれだけ傾き、どれだけのGを受けているかなどを全て計測、さらには予測し、エンジン、ブレーキ、ホイール駆動、それらを統合制御した上でのスライドの制御を行う。


 特にスライドの制御というのは「カーブ終わりにバイクが勝手に引き起こされる」もしくは「無理に傾けようとするとそれ以上傾きにくい」ということで、オーバースピードでつっこんでもジャックナイフなどを極めて起こしにくいことを意味する。


 倒しすぎてもバイクがトラクションを失ってずっこけるということがないような制御を試みる機能は単なるトラクションコントロールではないということである。(走行速度によってはやはりコケるので完全な慣性制御システムではない)


 ちなみにホンダ車やヤマハ車でも150万円以上のバイクにはこのような機能が搭載されていたりするが、Ninja1000は127万円~と130万円台で購入できるという所に意味がある。


 乗ればわかるが、カーブ時の不安が本当に無く、シャーベット状の道や砂地などで傾けてもかなり無理が効くが、


 それはいわば「制御された上での制動」であるので別に腕が上がったわけではなく、システムに頼りきりなのに「腕が上がった」と勘違いすると、システムがないバイクで盛大にやらかす。


 動画配信サイトのモトブロガーと呼ばれる人間の一部にこういう人種がいるが、大体盛大にずっこけている映像を後に別のバイクで提供してくれているのでわかりやすいが、律も同じくかつて盛大に勘違いした男の一人である。


 川崎は現在、「スリッパークラッチ」「クイックシフター」「トラクションコントロール」の3つをデファクトスタンダード化することを考えており、ホンダやヤマハもそこに追随しているのだが、


 ここに新たに「スライド制御も含めた簡易慣性制御装置」も含めたものをバイクに投入し、大型車種のスタンダードにしようとカワサキは考えていた。


 H2はその試作品とも言うべきガンダムのような存在ではあるが、Ninja1000はH2を適度にコストカットさせつつもエンジンパワー以外では殆どの装備を手に入れた非常によくできた量産品と言え、日本国含めて人気がある車種だ。


 2017年の売上げランキングにも上位に位置している。


 そのようなNinja1000に純正の川崎カラーのGiviの箱やパニアケース、ホイールリムステッカーなど、オプション満載でありながら、全て川崎グリーンで統一された独特の風貌を持つものを愛車にしている男がこの奥永源寺にやってきたのだった。


「律くんッ!」


 爽やかな声色で目を輝かせながらやってくる若い青年の名は松方飛燕マツカタ ヒエン

 川崎車をこよなく愛する男。


 最近までNinja250に乗っていたが、パワー不足から大型を欲するようになり、ついに大型免許に手を出してしまった者である。


「お久しぶり。君がこういう所に来るとは思ってなかった……たぶん、偶然じゃないよね?」


 律はテクテクと向かってくる飛燕に手を挙げて応えつつ、飛燕とNinja1000のほうに向かう。

 それに気づいた飛燕は歩みを止めた。

 Ninja1000は律の愛車のすぐ隣に停車されていた。


「ええ、休憩中にスマホ眺めてたら律くんがこの辺りを走り回っていたのを見ましたので、挨拶をしておこうかと思いまして」


 丁寧な口調で律に対ししゃべりかける飛燕は、律よりかなり年下の男である。

 まだ大卒社会人1年目だが、就職した企業がいいのかそれなりに走り回っているようだった。


 とはいえ、実は律は彼の連絡先やSNSを知らない。

 そのためここに来るまでに彼がこの付近にいることを知らなかった。

 しかも飛燕は関東のどこかに住んでいる男であり、地方では殆ど遭遇することがない男。


 以前偶然に出会っただけのこのライダーは、実は律のSNSを細かくチェックしていたのだった。


「特に、いいね!なんて押されたことがないのにいろんな人が見ているもんだね……」


「律くんのSNSは新鮮で面白いですよ。だって、いつも不思議な所を走っているし……後で僕もその場所に行ってみたりなんてこともしてます」


「松方さんはSNSやってないの?」


「僕はちょっと……炎上とか怖いですし……」


 まじめなこって……などと口が開きそうになったが、非常に生真面目な男だけにそれなりにネット上のリスクや危険性を認識できている点から、律はあえて何も言わなかった。


「以前も書いてたけど、ここの政所茶は本物だ。後で飲んでみるのがオススメ」


「はい!休憩がてら飲んでみようかと思います!」


 相変わらず今の時代に合わない珍しい男だなと律は感じた。

 素直に返事をしても実際はそう演じているだけの男が多い中、彼は違う。


 他のライダーのアドバイスなどを紳士に受け止め、お手本に近いライダーとして評価できるほどのライダー人生を歩んでいる。


 その一方で流行もののSNSや動画配信サイトなどに手を染めず、あくまで他者リスペクトに乗じるだけの男は日本人としては典型的だが、現在の日本の若者としては少々特殊である。


「綺麗な車体だね……いつ納車?」


「先月です」


「じゃ、まだ慣らし中か」


「ええ」


 やや遠くにあるNinja1000を見て、改めて律は感じた。

 現在、国内メーカーは4つあるが、その中でも最も品質が良いのが川崎とヤマハである。

 かつて恐ろしいまでのクオリティを誇ったホンダの姿はすでに無く、スズキは元よりコスパ重視の会社。


 過去の栄光から赤い翼を纏うエンブレムに強い拘りがある影響でホンダと付き合っている律は、ここ最近のホンダの品質低下に落胆しており、お互いにまだ新車であるのにも関わらず明らかに律の新車の方が価格が50万は軽く上回るのにそんな印象がまるでないことに落ち込んだ。


「律くんのアドバイス通りいろいろ試乗してみましたが、やっぱコイツが一番良かったです。MT-10はピーキーすぎましたし、H2SXは高すぎますし……ボルドールはその……」


「重過ぎるよ」


「ええ。やっぱコケても自分で起こせないバイクは買えないなと……それとやっぱ僕はカワサキが好きなんだなって改めて思いました」


 実は律、彼が社会人になるにあたり新車に買い換えると言っていたのは聞いていたが、その当時何を買うかは迷っていた。


 Ninja1000とは初対面である。


 しかし、独特すぎるステッカーチューンされたヘルメットと、見慣れたライダージャケット、パンツ姿からそれが飛燕であることにはすぐ気づいていた。


 彼もまた現代の若者ライダーなので、走るときの格好というものはいつも同じなのだ。

 律もそうなのだが。


 彼が苦心の末選びぬいたNinja1000は実は律が「買いそう」と予測していた車種であったが予想が当たったことについて武者震いしていた。


 彼は律と同じく長距離ツーリングも行うが、社会人故休日の後は仕事がある。

 となると、わけのわからない疲れるバイクに乗るという可能性は低い。


 疲れてもいいバイクは短距離なら楽しいかもしれないが長距離には向かない。


 数少ない休日を利用するならやはりツアラーに近いバイクしかないが、純粋ツアラーは重すぎる。

 となると「軽量ツアラー」または「ネオツアラー」などと川崎が呼称するNinja1000は選択肢としてアリ。


 カウル付きを求めていた様子からNinja650あたりの可能性もあるのではないかとも思えるが、律は「650のパワーでは満足できまい」とNinja1000と考えていたのだ。


 その予測が見事に的中したわけである。


 ~~~~~~~~~~~~


 しばらく談笑していると律は疑問を投げかけた。


「そういえばどこか向かう途中だった?」


 Ninja1000の荷物の積載量から、飛燕がロングツーリング中であることを見抜いた律は気になって問いかけた。

 フルパニアだけでなくシートバッグまで積載のフル装備の中のフル装備という状態である。


「いえ、今帰宅途中です。僕の仕事は明日からが本番なので……」


 小売業か何か、律は言葉からそれを予測した。

 普段の言葉遣いから間違いなく接客を行っている人間であることが予測できる。

 となるとこれからの三連休が勝負になるような職に就いているのだろうと。


「ちょっと遠くない? 大丈夫?」


 どこか知らないが、関東に住んでいるという事だけ知っている律は現在の場所から関東方面に戻るのにかなり時間がかかることから心配になった。

 無茶な走行をする男ではないが、下道で帰るならば間違いなく夜になり事故のリスクが高まる。


「大丈夫です。東名で帰る予定なので。ツーリングプランで遊んでたのでそんなにお金もかかりませんし」


 そのハツラツとした即答に律は彼の成長を感じると同時に自分もそうやって成長していったのだなと思い出が蘇る。


 以前、Ninja250に乗っていた頃の飛燕は時間のゆとりがある一方でお金がなく、いつも下道を走行して寝カフェなどを併用しながら長距離を移動するスタイルだった。


 なんだかんだで高速料金はバカにならないので、使えるのは格安の有料道路止まり。

 それでもバイクを楽しむだけ楽しむ男であるが、彼と律のスタート地点は同じ。


 ―車が欲しいが買えないので二輪にした―


 お互いにスタート地点は同じだったがそこから順調に歩んで今に至る。

 ここからどうなるかは飛燕次第であるが、今の飛燕と律には明確な差がある。


 飛燕はあくまでオンロード主体だが、律はどんな道も走破するという点。

 同じツアラーに近い立場の車種を選びながらも飛燕はオンロードを極めんとする機能を満載し、律は多少のダートならモノともしないバイク。


 すでに違う道を歩まんとしていた。


 しかし律は彼の発言から妙な点に気づいた。


「ツーリングプランは清水あたりからじゃなかった?」


 手を振り上げて疑問だとばかりに飛燕に訴えかける。


 そう、最近国交相が補助金を出して展開している高速道のツーリングプランというのは関東圏ならば東名、新東名のコースはその周辺までであり、それ以降の道は保証していないものだった。


 一方、中京圏は清水あたりから律が今いる周辺の高速道。

 つまり、律の認識では「清水までないし、清水からしか使えないはず」であったのだ。


 ツーリングプラン。

 2017年より開始した二輪専用の高速定額プラン。

 事前に申し込むことでETCの料金が定額になるというものだが、2017年の時は1日限りで2500円。

 北は茨城あたりまたは群馬あたり、西は神奈川県あたりまでと距離的には微妙だった。


 しかしそれでいても尚、現在ETCを装着するバイク乗り15万人のうち、10万人が利用するという「ETC装着者の3人に2人は利用した」という結果から、2018年はプランの大幅な拡張に踏み切った。


 これは余談だが、このツーリングプラン、実は「二輪の高速料金を下げろ」という政府からの強い圧力に対して財務省が「すぐには出来ないがこういう方法でなら」といって国交省に許可したもの。


 一時的な財源確保であるはずの高速道の料金を「未だに」無償化しないばかりか、二輪と軽自動車を同一料金とする事に対して政府や自動車メーカー、果てや世界の二輪メーカーから「おかしい」とTPP交渉の際やFTA交渉の際に圧力をかけられた一方で、それでも尚「値下げ」を許さない財務省に対し、特別財源を確保して何とか実装にこぎつけたものだが、


 実際には割引したとはいえ二輪が大量に押し寄せた結果様々な要因(エリア外の利用など)によって「収支的には大幅な黒字」となり、黒字となった予算を翌年に持ち越した結果、2018年は2日間~3日間というプランに設定しながら関東圏ですら北は福島、西は長野などすさまじいまでの範囲の拡張を見せた。


 飛燕はそれを利用していたのだ。


「律くん。ツーリングプランはですね……実は中京エリアも同日に同時に申し込めるんですよ――つまり、6500円払えば僕は京都南まで乗り放題、降り放題なので、これから僕は新名神と新東名を併用して帰ることができます」


 律の全身に電撃が走った。


「なん……だと…!?」


 あまりの衝撃に開いた口がふさがらない。

 急いでツーリングプランの利用規約を確認する。


 すると「他のプランとの重複は出来ません(ツーリングプランは除く)」――と、ツーリングプランの重複契約が可能な文言を即座に見つける。


 エリア分けという条件を勝手に勘違いしていた律は、同日に複数のプランを申し込めることを知らなかった。

 もし仮に同プランを使わずに同じ距離を走った場合は往復1万5000円を超える。


 6500円で京都南~東京都内、しかもエリア的には白川郷や下諏訪など中央道も含んだプラン設定のため、ここまで律が走ってきたエリアにある高速道路を乗り放題ということである。


(……もしかして美鈴は連日申し込んで高速乗り回してんのか?……でもなきゃおかしいぐらい乗り降りしてるもんな……)


 他者には一切公開せず、律を含めた身内にだけ公開している美鈴のSNSにおいては、高速道を文字通り走り回って観光地に向かう美鈴の写真が公開されていたが、その乗り降りの頻度の多さからそうでもなければ数万なんて軽く超えそうな勢いがあった。


 例えば2日で3000円~なら、エリアさえ絞ってしまえば1月にかかる高速料金は4万5000円で済む。

 実際は流石に連日乗るわけではないのでよくて3万程度。


 そうなってくると律でも十分「それが可能」な金額ではあるが、複数エリアをまたぐ際は二重の申し込みをすれば走行可能エリアを増やせるとなればもっといろいろと考えられ、夢が広がる。


 飛燕の言葉によってそこに気づいた律は恥ずかしさに顔が赤面した。


「うっは……そこに気づかないなんて……6500円使っといて山陽方面まで目指せばよかったぁ~」


 4日間という縛りがある律は、実は行けるなら下関まで行きたかった。

 しかし下関まで行こうものならいくつもの障害物がある。


 どうしても飛ばしたい箇所に名古屋などがあるが、飛燕に言われるまでその盲点に気づかなかったので


(ははっ。下諏訪や清水まで向かうのにただでさえ時間かかるのに、そこから名古屋飛ばして京都南まで行けるだけって中途半端だよなー)


 などと、勘違いをしていて利用しなかったのだった。


 一番邪魔な東京近郊、名古屋あたりを飛ばして京都以西まで行けるということはヘタをしたら4日間で北九州あたりまで突入できることを意味する。


「あ、あははは、ま、まあ次回から利用しよう……松方さんありがとうね」


 恥ずかしさを隠し切れない律は頭を掻き毟った。

 収まりきらない恥ずかしさがなぜか頭に作用し、妙にかゆくなったのだ。


「それで、律くんの方はこれからどこへ向かわれるんです?」


「決めてないよ。西。とりあえず西」


 いつものようにどこへ行くか問われる律であったが、応えるのは方角である。


 ここからどこの道に行こうかなども決めていなかったが、4日間を走り回るのに最適なルートについてはここから北に向かって上越方面という考えもあった。


 どうするかは気分次第。


「律くんは本当に風のような人ですね」


 丁度良く吹いてきた風を感じた飛燕は、それと律が同一のものであるかのような印象を受けそのまま思いを言葉にする。


 風に靡いて髪が揺れる律の姿はまさしくライダーそのものといった雰囲気を漂わす。


「そりゃそうさ――だって俺達は、走るためだけに生まれてきたんだ――」


 やや格好つけすぎたことを感じた律は恥ずかしさからヘルメットを被り、出発準備を行いだした。


「僕は律くんの言ってた政所茶を楽しんでから帰ります。律くん、またどこかで会いましょう」


「悪いね……時間とれなくて。今度また川崎について語り合おう。ではまた」


 ものの数分で出発準備を整えた律は、エンジンをかけ手で挨拶しながらそのまま421号線を進み、どこかへと飛燕の視線から消えていった――


「思えばアレが全ての始まりだったな……彼を見てたら走馬灯みたいに蘇ってくる……」


 421号線を走りながら律は白昼夢を見るようにして過去の思い出が蘇る。

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