表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生悪役令嬢は闇の秘密結社を作る  作者: Crosis


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

97/288

火柱

すいません、寝落ちしてしまいました…。

本日も文字数少なめです。土下座

「わ、分かりましたわっ!シャルロッテ様っ!!ウルもありがとうねっ」


そしてタイミングが良いのか悪いのか絶妙なタイミングでウルとシャルロッテさんがわたくしとノア様の間に割り込んで来てくれたお陰で間接キスの件を有耶無耶にしてくれる。


後でウルは褒めて差し上げましょう。


そしてレオがいるであろう肉を焼いている場所を見やると見事に火柱が上がっているでは無いか。


そしてその周りにはあたふたするミシェル様とリリアナ様に加わってレオまでもがあたふたしているのが此処からでも見えた。


まったく、これだから男子という生き物は、とため息を吐く。


自分から火の番をやると言う男子は火の番を仕事として手伝ってくれるのではなく、単に火を弄りたいだけであると断言出来る。


その為真面目に火の番をしている者と火で遊んでいる者は、燃料である薪の使用量等を比べれば分かるというものであり、その事からもレオは火で遊んでいる事が一目瞭然であろう。


そして、こう言ったプライドが高い上に偉そうに自分がやると言ってきた事等が不測の事態に陥ってしまった時、その男子はテンパり、そこを指摘すると怒鳴り散らして他人のせいにするのである。


それは彼らにもカスみたいな、もはやそんな物など捨てなさいと言えるくらいのプライドがそうさせてしまうのであろうし、最近マシになってきているとは言えそういう人種に分類されるであろうレオの場合も同じ様な事が起きて、テンパりながらミシェル様やリリアナ様、そしてシャルロッテさんのせいにして怒鳴り散らしているのであろうと、わたくしは想像していた。


「ふ、フラアァアンっ!良いところに来てくれたっ!!俺のせいでこんなに火柱が上がってしまったみたいだっ!すまねぇっ!この火柱をどうにかするのを手伝ってくれっ」

「お、お願いしますーっ!フラン様ーっ!」

「フラン様がー来てくれればーもう安心ですねぇーっ!」


何でしょうか、この違和感アリアリのミシェル様とリリアナ様の棒読み具合は?


そしてそこを思えばレオは逆にリアクションが大袈裟すぎる気がしてくる。


そもそも前世ならばいざ知らず、剣と魔法の世界で、尚且つそこそこの腕前を持っているレオがたかだか火柱一つでここまでテンパってしまうものなのでしょうか?


怪しい。


何かを隠している………?


そう思うも考えてみた所で分かるはずもないので、いつもの様に結界魔術を展開して中の空気を一気に抜いて行き火柱を瞬時に消すと、このまま不完全燃焼させるのはそれはそれで危険なので直ぐ様結界魔術を解く。


「んん?」


そして未だ燻っている火元を見るとやけに綺麗な気がする。


それはまるで計画的に作られた火柱の様であるという考えがわたくしの脳裏に過ぎる。


まさか、わたくしとノア様が柄にもなく良い雰囲気っぽくなってしまった為その空気をぶち壊す為にワザと火柱を上げた?だから火柱が上がってから間もない為その火柱の跡は比較的に綺麗………って考え過ぎですわね。


火柱を上げてまでレオやシャルロッテさん、そしてミシェル様やリリアナ様にメリットがあるとは思えませんもの。


誤字脱字報告ありがとうございますっ!!


作品の評価ありがとうございますっ!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ