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転生悪役令嬢は闇の秘密結社を作る  作者: Crosis


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人の親じゃ無い

それも結局はこの者達が魔力感知に優れており魔術師としては多少なりとも優れている証拠であろう。


しかし、それでも多少なりともであり、そんな彼らをわたくしは見下すもこの状態は長くは続かないため直ぐさま攻撃に移ることにする。


と、言っても今のところ三分間は安定する為その間はわたくしの一方的な時間とさせて頂きますけど。


ちなみにフランお嬢様にまだ三分だけしか扱えないと相談してみると「それはそれで正義の味方っぽくてカッコいいですわねっ!」と言ってくれたので何で三分が正義の味方なのか分からないのだが今はあまり気にしていなかったりする。


「と、言う訳でこれからは今までの借りを返す時ですわ。元ご兄妹達」

「ま、待ってくれっ!いや、下さいっ!俺達血の繋がった兄妹じゃないかっ!?考え直せっ!なっ!?」

「そ、そうですよっ!お姉様っ!こんな可愛い妹にまさか攻撃しないわよねっ!?お姉様!!」

「お前はそんな娘では無かったはずだっ!昔の自分を思い出すんだっ!」

「お、お姉ちゃんは別ですよね?」


そしてわたくしの宣戦布告に一番上の元兄が血相を変えて訴えかけてくると、それに乗じて下の兄妹達もわたくしへ攻撃を辞めるように、まるで命乞いをするかの様に言い始める。


その元兄妹各々の言葉の内容を聞くたびにわたくしの怒りゲージが跳ね上がって行っているとも知らずに。


「そうですわね」

「そうだっ!お前は話せば分かる賢いますだ───」

「あの時された事のお礼はキッチリとしないといけませんわね」


そしてわたくしは今までの鬱憤を晒すように的兄妹達を爆破魔術でリタイアしない程度に調整してサンドバッグの如く約三分間いたぶり続けるのであった。





「ジュレミアさん、先程から何度も仰っているように私の娘を奴隷から解放致しますっ!その為の金額なども全てこちら側が出しますっ!それで何で断られなければいけないんですかっ!?」

「奴隷商人如きが我々の言う事が聞けないとでも言うのかっ!立場をわきまえろっ!」

「先程から行っておりますが貴女の娘さんは既に他の方に購入されておりますのでわたくしの口からはいくらお金を積まれてもお渡しする事も出来ませんし奴隷を解放する手立ても御座いません。それと、わたくしはもう奴隷商人ではございませんので奴隷の売買などを行うのは違法で御座います為わたくしが捕まってしまいます」

「それを何とかしろと言っているのが分からないのかっ!!」


今現在は夜の七時。


さあこれから本日頑張って下さった黒い花達の面々であるルル、アリシア、ベラ、カミーラ達のお祝いをしようと皆んなで準備をし始めた時ジュレミア邸の庭の離れにあり客などは一度そこを訪れるようにしているジュレミアのいるハウスから耳障りな言い合いが聴こえて来たので来てみれば、恐らくカミーラの両親であろう男女がジュレミアへ怒鳴り込んでいる光景が飛び込んでくる。


「何事ですの。先程から聞くに耐えない汚い声が本館まで響いてきて五月蝿いったらありゃしませんわ」

「何だっ!?貴様はっ!今この俺様がジュレミアから我が可愛い娘を救い出そうとしている事を言うに事欠いて聞くに耐えない汚い声だとっ!?」

「わたくしはこのジュレミアの雇い主、いわば直属の上司ですわ。そしてあなた方の事と娘さんであるカミーラの事はこのジュレミアから詳しく、それはもうとっても詳しく聞いておりますわ。あなた方は実の娘であるカミーラを捨て値でこのジュレミアに使えない娘と言って売り叩いたみたいですわね?」

「それが何だと言うんだっ!それもこれもカミーラを思ってこそであるっ!!それとも何か?まさかこの宮廷魔術師である、この俺と妻に楯突くとでも言うのか?もしそうならそのふざけた仮面を我が魔術でひん剥いても良いのだぞ?」


話にならないとはこのことか。


さらにこれを実の親が言う言葉であると言う事がわたくしにはあまりにも衝撃であった。


勿論そういう親である事はあらかじめジュレミアから聞いてはいたのだが、実際聞くのと又聞きではやはり感じ方は全く違ってくる。


「ヤレるものならばご自由に。しかしその場合は殺されても文句は言えませんわよ?後、カミーラを思ってこそと言うのならば何故他のご兄弟は奴隷に落としておりませんの?しかもこの様に誰でも買えるような環境下に置いて、カミーラがあの後どの様な事をされてどの様な状態で発見されたか分かっていてカミーラの為だの言っているのでしたら、次カミーラの為などと言った瞬間にお前も奴隷に落としてカミーラと同じ扱いを経験してもらおうか?」


そう、おかしな話である。


先程カミーラのためだのほざいているのだが、結局のところ奴隷に落としているにはカミーラのみであり、そして奴隷に落としたカミーラを親自らが買い戻す訳でも事もなく臭いものには蓋をするかの如く二度と奴隷商には訪れていないのである。


こんな奴ら人の親じゃ無い。


他の誰かがカミーラの親と言おうとこのわたくしがそれを決して許さない。


今日、何か趣味でも増やそうかと魚釣りに行ってみたのですが小さな魚2匹しか釣れませんでした^^

店員さんからサビキ釣りが初心者でも簡単でいっぱい釣れると聞いたのでサビキ釣りをやってみたのですが2匹しか釣れませんでした。

ボラという魚が大きくて沢山釣れて生(冬のみ)も煮ても焼いても揚げても美味しいと聞いたのでボラを狙ったのですが、人によっては嫌われるくらい釣れる時はボラばかり釣れてリリースされる程の魚らしいのですが全く釣れませんでした。

台風前で気圧が変化して色んな魚が一杯釣れる可能性があると言われてたのですが小さな魚2匹だけでした。


でも音楽聴きながらラノベ読みながらコーヒー飲みながら自然の中で釣りをするのって、なんかすっごい贅沢な感じがしました^^

アウトドア用の椅子もいい感じです^^


魚が釣れなかった分運値が高まって来てるので今ガチャ引けばなんだか当たりそうな気がします。


釣れたお魚であら汁とペペロンチーノ作りました^^

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