無礼な態度
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「全ての搾りかすが敵の手に捕まっただと?」
我が使徒へと昇格した僕からの報告を、我は非常に落ち着いた心根で聞く。
少し前であればその報告をして来た者を我が感情に任せ問答無用で殺していたのだが、今では心に余裕を持って相対する事ができている事に気付く。
「問題ない、捨て置け」
「………かしこまりました」
そして、搾りかす共がどうなっていようと最早我としてはどうでも良い。
何故ならば今我の元には我が神の血を与えた使徒が新たに七十柱以上もいるのだから、使徒への成りそこない等最早些末な問題でしかない。
しかし、我にこの報告を持って来た使徒は我の答えに一瞬ではあるものの納得していない様な表情をしたことを見逃さなかった。
「何か、言いたい事があるのならば申してみよ。我が許可する」
「有難き幸せ」
その内容によっては殺すかもしれぬがな、という言葉は出さず、未だに我の前で片膝を立膝まづき、頭を垂れている使徒へ話しかける。
「我が許す。表を上げ胸の内を言いたまへ」
「僭越ながら申させて頂きます、我らが神よ」
その言葉を放った瞬間、普段であれば感情を見せない使徒が怒りと憎しみに満ちた表情へと変貌する。
「いくら搾りかすと言えど我らが神の造りたもうた子供たちを捕縛する等言語道断、万死に値する罪であると思われます。勿論、搾りかす達は死をもって我らが神の顔に泥を塗ったという罪を償う為に死んで頂かなければなりませんが、その付いた汚れは綺麗さっぱり落とさなければなりませぬ。我らが神の覇道に一点の染みすら許してはならぬと、私は思っておりますっ!!」
我は使徒の言葉を聞き、今の我は我が血を分けた使徒の存在により羽虫の取った行動などどうでも良いと考えすらしなかったのだが、確かに使徒の言う通りであるなと考えを改める。
虫は虫でもそれが神である我に害をなす害虫であるのならば駆除しなければならないだろう。
「ふむ、確かに貴様の言う通りやもしれぬな。良かろう、貴様には褒美として我の血を更に与えようぞ」
「おぉぉおおっ!!有難き幸せでございますっ!我らが神よっ!!」
しかしながら害虫であると言えどエルフの搾りかす達を捕獲する程の害虫であるのならば目の前で、ショットグラスに注いだ我が血を恍惚な表情で飲む使徒より、より良い使徒が産まれるのではないか?という考えがよぎる。
そうだ。今の我は神なのである。
いくら害虫と言えど神であるならば、使えそうな者には平等にチャンスは与えるべきであろう。
そして我は使徒へ一つ仕事を与えるのであった。
◆
「ローズ様、聖教国より使者がローズ様へ話がしたいと訪れておりますがいかがなさいましょうか?」
わたくしはジュレミア邸中庭にてティータイムを嗜んでいるところに一人の奴隷が申し訳なさげに来客の旨を伝えてくれる。
その来客が聖教国の者であると聞きわたくしは遂に来たかと身構える。
化け物達を捕獲している現状、来ない訳が無いと思っていた為向かい入れる準備は万全である。
「わかりまりました。客室へご案内して差し上げなさい」
「かしこまりました」
そしてわたくしは応接室ではなくただの客室へ案内するよう奴隷へ告げるとその意味を理解した奴隷の機嫌は少しばかり良くなったのが、その奴隷の表情を見ると目に見えて分かる。
◆
奴隷に案内された客室へ入るとローズと言う金髪のドリルを携えた女性と、その左右には二人のメイド風の奴隷と秘書風の奴隷、そして部屋の四隅には戦闘用であろう奴隷が佇み、客室はピリついた空気が漂っていた。
「ノックも無く、そして当然我らがご主人様の許可なく入室する等礼儀がなっておりませんが?」
「フン、人間ごときが我らが神の使徒に対して礼儀とは片腹痛い話だ。逆に我らに対してあいさつの一つも無いそちらのご主人様とやらの方が礼儀がなっていないのではないか?そもそも応接室ではなく客室であるなど我らを愚弄しているとしか思えないのだが」
そして我らが部屋へ入って来るや否や秘書風の女性が怒りを隠しもせず我らに対して礼儀を求めるような事をほざいて来る為、逆に貴様らこそ礼儀がなっていないのではないのかと言い返す。
「まぁ、良いでしょう。あなた方は可哀そうな事にまだ我らが神にお会いしていいない。であればそのような傲慢かつ無礼な態度も致し方ないというものです。しかし、椅子すらも我らが自分で引かねばならぬとはいささか無礼にも程がありますなぁ」
そう言いながら私は目の前の椅子を引き座る。
そして私が座ったのを見て、私と一緒に同行してきた神の使徒三名も私に倣って椅子に座った事を確認して私は口を開く。
「我ら聖教国、そして神の使徒でもある搾りかす達をあなた方は捕獲し監禁しているという情報を手に致しました。いったいどういうことでしょうか?搾りかすと言えども我ら神の造りたもうた子達には変わりない。聖教国及び我らが神はあなた方の行為に関して遺憾の意を表明します。すぐに開放していただきたい」
誤字脱字報告ありがとうございますっ!
評価ありがとうございますっ!
ブックマークありがとうございますっ!
久しぶりに体調が良いです(*'▽')
という訳で、ネットショップにおけるブラックリスト又はショップ様にブロックされかねない事について書こうかと思いますが常識の範囲内(暴言を言わない(書かない)誹謗中傷をしない)等は省かせて頂き、こんな事がという様な事を書いていきたいと思います。
興味ない方は飛ばして大丈夫です(*'▽')
まず初めは【高評価の様な内容からの評価3】
危険度は5段階中1です。
しかしながらこの評価という項目で皆様恐らく評価3=普通と思っている方が多いと思われます。
しかし【普通】という項目は無いい為実際は、評価3は普通ではなく【悪い】という評価ですので商品やショップ様を持ち上げた内容からの評価3を毎回入れていれば要注意としてブラックリストへ入れられて要監視対象としてショップ様が判断する場合があります。
感覚的には
評価5:とても良い
評価4:良い
評価3:悪い
評価2:とても悪い
評価1:とっても悪い。
といった感じです。
その為、1回2回なら良いのですが、店側としては何度も商品を買われ、その度にどれだけ良い商品であろうと【悪い】評価を付ける客は【何か問題を起こせば即ブロック対象】と判断される場合がございます。
続く?(*'▽')機会(気力体力)があれば




