閑話──胡散臭い話
本編とは関係ない閑話で御座います^^
今、帝都の貴族間でまことしやかに話題になっている事が一つだけある。
本来であるにならばいつも通り貴族故のプライドの高さから来るホラ吹きであると流していたのだが、その話を聞いた俺はこの時ばかりは聞き流す事が出来ず、その話題を口にする貴族に詰め寄り詳しく聞きに行く始末である。
藁にもすがるとは今の私の事を言うのであろう。
そして幾人かの貴族から聞き出した噂話を要約すると───
・ジュレミアに買われていった奴隷達はどんな状態であろうとも美しく蘇っている。
・その中には不治の病の者なども含まれる。
・どうやら粗悪な奴隷を買いあさっているのは新開発した高い効果のポーションの実験である。
・最近ジュレミアが急激に痩せたのもそのポーションのおかげではないのか。
・そして上記のポーションの漏洩を防ぐ為に奴隷商を引退したのでは無いか?
───この四点である。
実に胡散臭い話ではある。
胡散臭い話ではあるのだが今の自分にはその胡散臭い話に縋るほか無かった。
しかしだからと言って考えなしに行動する者は唯のバカである為信頼出来る者にここ最近のジュレミア、特に噂の真相を調べさせてみた結果、ジュレミアはあれ程儲けていた奴隷商を何の脈絡もなく畳んだ事、そして急激に痩せた事、いきなり粗悪な奴隷を買い漁っている事、その奴隷達は奇跡的な回復をするだけではなくとてつも無く美しくなっている事等の報告を受け、俺は決心するのであった。
◆
「で、私に貴方様、騎士爵をお持ちであるアレクサンドラ・エレキネスト様を奴隷として買い取れと………そう聞こえたのですが?」
「はい、その通りで御座います」
「ふーむ………そうは申しましても私には全くと言って理解できませぬ。騎士爵とは言えその爵位はご自身の武勲で勝ち得た爵位。それに一代限りでは無い歴とした爵位であり、それに伴い行く行くは男爵へと成ることが決定していると聞きましたが?」
「はい、私はこの腕、この身体一つで数々の武勲を挙げ、半年前の亜竜討伐に伴い竜殺しの名誉と共に騎士爵から男爵への陞爵が決定しておりました」
「して、その様なお方を奴隷とするにあたり私達には『帝国の貴族、それも竜殺しの英雄を奴隷に落とした』という悪評が流れてしまうのですが?」
「皇帝陛下にはその旨既に伝えております。それに、あなた方秘密結社は仮面を被るので素顔はバレないのでは?」
やはり、この俺が自分自身を奴隷に落としてくれと言う言葉を目の前のジュレミアは簡単には信用してはくれないみたいである。
しかし、そうなることは想定済みの為出来る対策は全てし、聞かれるであろう言葉も想定済みである。
すみません、少なめです。
先月の26日にて私が働いている別部署、倉庫担当の社員の家族がコロナにかかった影響で月曜日よりバタついておりまして、結果、私が倉庫の仕事もできる為(残業呼ばれた時偶に手伝ってる為)ヘルプで二週間勤務する事になりました。
と、言うのは建前で22、23と倉庫で残業を手伝っていたのでご家族が感染した方と一緒に五時間程同じ空間で働いておりますので万が一を想定し疑わしい人は倉庫へ隔離という流れが大きいかと思います。
だから二週間という日数なのだと思います。
こればかりは仕方ないですね。
因みに家族で感染者が出た方は今現在一か月の自宅謹慎中です。
一応病院での結果は陰性の様です。
そして、その結果当然残業もありますので毎日十三時間半労働だけではなくゴールデンウィークが潰れてしまい、11日までは更新が厳しくなりました。
因みに今現在全国的に自粛の影響かネットショッピングが増えておりまして、その結果弊社も例外ではなく、弊社商品の出荷が1週間から10日遅れております。
何故この状況で店を一旦閉めないんだと言う社長への不満が倉庫担当一同溜まって来ております^^
とりあえず、4、5、9、10はお休み頂いた(別部署からヘルプで来ているのに毎日毎日残業の上休日全て出勤とかふざけないで下さいと言った結果分ヘルプ期間中の給与アップの上ぶん取った休日)為更新出来るとは思いますが、更新出来なかった場合は、『ああ、出勤したのね』と哀れんで頂ければ幸いです。
給与アップではなくて振替休日が欲しかったのです^^
とりあえず基本デスクワークですので、十三時間半立ち仕事で身体中が筋肉痛ですね。




