人物紹介+番外編
人物紹介、やろうと思います。
軽いネタバレがあって良いものなのか悩んだ挙句、大変シンプルな内容になっております。
では。
ガイコツン(キリク)男
主人公。
契約魔物(友) ポチ ピヨ ペペ ルシファー
ゾンビン(エド)男
右目が弱点。
契約魔物(友) アル シノ
ハクシャクン(サクリア)男
大黒柱。
契約魔物(友) リッチ マイン
フラケシュン(ディルク)男
無口。
契約魔物(友) フウリ
オチムシャン(恭治)男
矢。
契約魔物(友) ミタマ
ミイラン(カフラ)女
紅一点。
契約魔物(友) ラミア アクア
エンゼルン(ラグエル)女
天使。
エルナ
フラケシュンの彼女。
リル
ガイコツンの弟子。
アン
ドラゴン使い。
おまけ
以前バトンを頂いた時に、コラボ、競演希望したい作家さんのキャラはいますか?と言う項目があり、そこで和泉ユタカさんから「うちの子とコラボ出来ますよ」と言って頂いておりましたので、調子に乗って書いてしまいました。
社交辞令や冗談を本気にするというスキルレベルは99です!
本編で書くならキリクを1度溶かさなければならないので、番外編にしました。
「2匹の白い犬」
朝、広間にいると出勤した筈のハクシャクンが帰ってきた。
「あぁ、ガイコツン。丁度良かった…一緒に来てくれるかな?」
何だろう?とは思ったけど、こうして帰ってきてまで呼ばれるんだから相当な事だよね?何か可笑しな事でもしたかなぁ?
行けば分かるんだろうし、着いて行こう。
連れて来られたダイエット塾の前には白くてかなり大きな犬が1匹いて、ブンブンと尻尾を振りながら立っていた。
「今来ているお客さんのお連れ様だよ。あちらのレディーは人があまり好きじゃないみたいだから外で待ってもらっているんだ」
そう言ってハクシャクンがゆっくりと後ろを向くと、気配を消したかのようにジッとしている白い犬がもう1匹。
なんだろう、物凄く見られている気がする。
それじゃあ頼んだよ、とハクシャクンが店の中に入ったとほぼ同時、大きな犬が千切れるんじゃないかと言う位に尻尾を振りながら俺に向かってダイブ!そして腕をハムハムしている。
「美味しいのかなぁ?」
確かに犬と言えば骨だよね…。
少し離れた所にいるもう1匹に左腕の尺骨を差し出してみると、フンフンと鼻を鳴らして臭いを嗅ぎ始めた。
少しは興味を持ってもらえたのかな?
人が苦手なんだから興味を持ってくれただけでも凄い事なのかも知れない。
「ぬ?ガイコツン殿、ここで何を?」
骨に夢中になっている2匹を眺めながら日光浴していると、不意に声をかけられた。
人が苦手だという犬はもう既に木陰にまで逃げて行ってしまっているようだが、大きな犬は俺の腕を咥えたまま尻尾を振って現れた人物を見上げている。
「この2匹を見てるんだ~。オチムシャンは買い物?」
振り向くとオチムシャンは逃げていった犬を見ているようで、
「大根が苦手だったんでござろうか…」
と、買い物袋を背中に隠した。
買い物袋の中には3本の大根が入っている。今日の特売品だったのかな?
「人間が苦手みたいなんだよ」
釣られて一緒に眺めて見るが、こっちに戻って来そうな雰囲気はない。
「ガイコツン殿には懐いておられたようでござるが?」
嫌われてしまった事に肩を落としたオチムシャン。
ここは元気付けなきゃ!
だったら今、この時にしか言えないとっておきの自虐ネタを披露するしかない。
「骨だしねっ!」
「それは、そうでござるが…」
あぁ、なんか、更に落ち込んじゃった?なんで?今のは完全に笑う所なのに!
「笑ってくんなきゃただの自虐になっちゃうよ!」
えぇ!?と変な声を上げたオチムシャンは、背中に隠していた買い物袋を地面にドサッと落としてしまった事にも気が付いていないのか、なにやら必死の形相で、
「面白かったでござる!拙者、腹が痛いでござるよ!」
とか言ってきた。
「そんな真剣な表情で!?」
オチムチャンの困り顔に、もう少し何か言ってやる!と前のめりになった時だった、ビュッと強く風が吹いた。
ハムハムで少しズレていたアフロのカツラは、風の追加攻撃によりスポンと外れ、フワリと舞っていく。
慌てて追いかけようとした俺の横を走り抜けて行く大きな白い犬は、パッとアフロ目掛けてジャンプ!空中で華麗にキャッチすると得意げにアフロをハムハム。
「エンジュー、吹雪―」
市場の方から歩いてきた女性に呼ばれると、2匹は我先にと駆け出した。
あっ、ちょっと、アフロはお持ち帰り不可だよっ!
2匹を追いかけながら少し疑問に思う。
飼い主さんはハクシャクンのお店にいるんじゃなかったっけ?




