69/140
一蓮托生
心と体と魂と
繋げて出来た人間です
どれが欠けても動かなくなります
言葉によって傷付くと
心がどんどん弱っていきます
暴力によって傷付くと
体がどんどん弱っていきます
感じたもので傷付くと
魂がどんどん弱っていきます
人間は弱くて脆い生き物です
一人では生きていけないのが人間です
なのに誰かを傷付ける
人間とは弱くて辛い生き物です
心と体と魂
三つの柱を持っていて
どれかが傷付くたびに他が強くなる
心が傷付いたのなら
体はその分強くなるからと囁く
魂は傷を半分引き受けると言う
体が傷付いたのなら
心は踏ん張ろうと応援する
魂はこんなもんじゃないだろうと声をかける
魂が傷付いたなら
体は守ってあげると呟いた
心は傷を半分引き受けようと抱きしめた
この三者、一同に会し、一人に宿るモノなりや




