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友人
私には腹を割って話せる友人が居ません
でも、友達は居ます
信頼のおける友達が七人居ます
ゲームをしたり
お話ししたり
ご飯を食べたり
でも、私は腹を割って話しません
だから、私は時々嫌になります
その時間が辛くて
その時間が申し訳なくて
心のどこかで謝罪をずっと述べています
楽しいはずの時間
嬉しいはずの時間
なのに私は心を閉ざしたまま口を開く
心から楽しい時もある
心から嬉しい時もある
けれど、私は友達に自信を曝け出すことが億劫だった
いつも自分をけなしてきたから
いつも誰かを立てて生きてきたから
そうすることが得意だった
ううん、そうすることでしか過ごせなかった
今、私は友達に腹を割って話せたら
友達はなんて言うんだろう




