表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
52/140

神速

「伝説」から引き継ぎの形になりますが、現在作成中の登場人物たちの小話です。

詩・掌編風に出来ていればいいけれど……。

――――――――――――――――――――

 その一歩は果てしなく


 国から国を駆け抜ける



 追いつける者はおらず


 吹き抜ける風が残される

――――――――――――――――――――


 少年と少女を連れた白髪の初老の男


 薄汚れた服装に身を包み


 貧しいながらも生きていた


 ボロボロの空き家で少年と少女を見つめる男


 顔には一筋の裂傷の痕が残り


 大柄な体格はさながら歴戦の傭兵のようである




 そこに若くも気高い騎士が来た


 騎士は男に声をかけた


「私の友人になってくれないか」


 男は訝しい表情で差し出された手を跳ね返す


「近寄るな」


 男は二人を守るように騎士と向かい合った


「三人一緒に私の友人になってほしい」

「断る」


 男は騎士を睨みつけ、手元にナイフを構えた


「なら、勝負しよう」

「勝負だと……?」

「ああ、私が勝ったら友人に三人一緒になってくれないか」

「私が勝ったらどうする」


 騎士は男の質問に迷いなく答える


「私が貴方の友人になろう」


 微笑む騎士に男は思わずふっと笑った


「どちらにせよお前の勝ちではないか」

「さあ、どうする?」 


 男も戦場を駆け抜けた身


 手に武器を持たない騎士をまじまじと見つめる


「ふっ……」


 男は相手の力量は戦わなくとも解っていた


「なってくれるかい?」

「選択肢はあってないようなものだ」

「ふふっ、ありがとう」

ちょっとの間このシリーズが続きます(汗

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ