4徹夜採取
インベントリの中身は半分くらい捌けたので食後はテントに戻ってふむと考える。
弾丸は、雑貨屋さんでちょっと多めに300発を買い足した。
水晶加工した弾丸は前例が無いらしく作れるか分からないそうだけど、実験素材として水晶を渡しておいたので色々と試してみてくれるそうだ。
そしていつもなら飯屋さんに泊まらせて貰っていたのでできなかったことが……このテントではできる。
「装填」
テントの中で銃の弾丸を詰める。そして……テントを出たところの地面に弾頭を突き立てて、発射する。
ワルスタでは、家の中以外は…フィールドだけでなく街でも採掘が出来た。
そしてこの世界では……
コロコロ、コロコロ
「採掘出来る、か」
ゲーム同様、問題なく出来た。
となればだ『ガンッ』
暗くなって狩りができない時間帯にこうして採取をすれば『ガンッ』
昼間は経験値稼ぎに専念出来るってことだ『ガンッ』
………さすがに音が気になったので飯屋さんの隣はやめて、村はずれの木のそばにテントを移す。
とりあえず時間で55発だとして…目標は2時間で100発だ。
1発で5,6個は発掘されるからそれだけやれば充分だろう。
充分なはずだった。
気づけば300個あった弾丸は使い切り、力尽きて寝落ちした私のインベントリは朝にはパンパンになっていた。
いやあ、楽しくなっちゃってつい止まらなくって…。
一晩中採掘を使い続けた結果、スキルレベルがメインレベルに追いついて共に6になった。
う、うん、これを狙っていたんだよ。
さすがに今日はレベルをあげなければ。
採掘x銃の有用性が上がった以上、さっさと10レベルで覚えるオートチャージが欲しい。
これは自動で弾を装填してくれるという必須スキルだ。地味にね、弾丸を補充するのって大変だからさ…。
本当ならばレベル7までパチェリーをやっていたかったけれど
昨日女将さんが零していた肉を仕入れるという言葉。せっかくなので食肉がドロップするモンスターに挑もうと思う。
ポーション類を処分してインベントリに空きを作って弾丸などを補充など出かける準備を整える。
場所はナオタウンの隣のエリア、通称コカトリスフィールドだ。
ここは初期村近辺と違い2種のモンスターがいる。といってもコカトリスがいる訳じゃない。
ここにいるのは…ニョロロとサワトリ、蛇と鶏だ。




