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人物紹介(人名の読みが分からなくなったらココ!)※挿絵付き・ネタバレあり

【主要キャラクター】


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)



那吒(なた) 年齢:不詳(数千歳は超える) 身長:164cm

 見た目は美少女、ほんとのところはわんぱく少年! しかしてその実体は、天界より遣わされし立派な神将。

 火を吹く槍・火尖槍(かせんそう)、空飛ぶ不思議な二つの輪・風火輪(ふうかりん)、必殺の撲殺兵器・乾坤圏(けんこんけん)にその他諸々を携えて、なにかと敵の脳漿をぶちまけたがる物騒な神である。

 お坊ちゃん育ちのせいか、よく上から目線で話しがち。喜怒哀楽が激しい。

 天界から命を帯びてきたはずだが、二郎真君と一緒になってのんびり過ごしている様子。

 

二郎真君(じろうしんくん)  年齢:不詳(やはり数千歳は超える) 身長186cm

 那吒と同じく、天界よりやってきた神将。黒髪白皙(くろかみはくせき)虎体狼腰(こたいろうよう)の美丈夫。

 三尖両刃(さんせんりょうじん)の大刀を持ち、黒い犬を連れており、額には三つめの眼がある。

 あまり表情の起伏はないが、かといって話し相手に圧迫感を与えない、不思議な御仁。いぬだいすき。

 真面目な性格かと思えばよくボケる。しかもボケたフリをするときもあれば、マジボケのときもあるという厄介な人。

 下界のあらゆる物事に興味を示し、ボロい壁とか渋い茶にいたく感動を示したことも。

 

鴻鈞道人(こうきんどうじん)  年齢:不詳 身長181cm

 金髪碧眼、美麗な容貌の謎の男。あるときは美貌の役者、あるときは道士。その正体は……いったい何者? 黒幕くさいおにいさん。

 常にやわらかい笑みを絶やさず、挑戦的な台詞を口にするときも非常ににこやか。

 お友だちの饕餮(とうてつ)くんと一緒に、今日も霊薬(エリキサ)を巡って色々と暗躍している様子。

 

※神将のお二人や、鴻鈞道人のイラストはまた後日……



【その他のみなさま】


崔伯世(さいはくせい)

 亮州知府。つまり亮州で一番偉い人で、雪蓮の父である。

 謎の怪異「霊薬(エリキサ)」に取り憑かれた娘のため、清流堂の師弟に問題解決を依頼した。

 娘が一大事に陥ったり、街に変態忍者が出没したり、南方の山から災害クラスの物の怪がやってきたりと、気苦労の多い人。

 公明正大な仕事ぶりで、州民からは畏れられつつも慕われている。また、大度量の持ち主。

 

●知府夫人

 崔伯世の妻で、雪蓮の母。少しきつめの性格で、雪蓮を心配するあまり、彼女をずっと屋敷に閉じ込めて生活させていた。

 夫がありながら美男子に弱く、そのことが雪蓮の運命を変えてしまう。

 色々あって、最近やっと雪蓮にやさしくなった。

 

崔子堅(さいしけん)

 崔伯世の息子で、雪蓮の兄。科挙に向け勉学に励む、色白もやしのお兄ちゃん。

 何かと勉学アピールが激しい。そして黄雲とはそりが合わない。

 清流道人の姿を見るだけで赤面したりと、巽とは違った意味で女性に弱い。率直に言って童貞くさい。

 雪蓮と同じく屋敷に引きこもっているが、自分から進んで引きこもりに勤しんでいる。

 

(しょう)(よう)(ゆう)

 清流堂に住む、三人の孤児。逍が一番年長の少年で十歳、遥も男の子で八歳、紅一点の遊は五歳。

 黄雲のことを「哥哥(がーが)」、清流のことを「清流先生」と呼んでいる。

 いつも三人でつるんでいて、まりつきや街での買い食い、黄雲のヘソクリ探しなどをしていつも楽しんでいる。

 三人とも大体毒舌で、特に女の子の遊が顕著。みんなそろって下ネタ大好き。

 

玄智真人(げんちしんじん)

 北の果て・天究山(てんきゅうざん)に棲む、白毛の猿猴。人語を操り、道術も難なく使う彼は、清流道人の師匠。

 初代の玄智真人以降、代々山の動物へ記憶や術を受け継いでいる。

 現在は次の後継者・三つの尾を持つ子狐の三尾(さんび)へ教えを授けている最中。

 

燕陽土地神(えんようとちしん)

 黄雲らが住まう、清流堂に祀られている神。白髪白髯の老爺の姿をしている。

 亮州(旧名:燕陽)を管轄する神として、日夜生きとし生けるものを見守っている、はず、なの、だけれども……

 たまに職務放棄して麻雀打ちに行くことも。お茶目なじいさま。

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