表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
若い頃に婚約破棄されたけど、不惑の年になってようやく幸せになれそうです。  作者: 長岡更紗
第二章 男装王子の秘密の結婚 〜王子として育てられた娘と護衛騎士の、恋の行方〜

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

23/115

023●フロー編●21.選んだ本

 外に出ると、ラルスたち兄弟姉妹が水入らずで仲良く話をしていた。

 兄らしいことはしていないと言っていたが、こうして見ていると立派に兄をやっているように見えて、フローリアンの顔は自然とほころぶ。


「あ、王子」


 すぐにラルスがフローリアンに気づいて、駆け寄ってくれる。


「帰ろうか、ラルス。それとももうちょっといる?」

「いや、大丈夫です!」

「そう」


 フローリアンはラルスの家族にお礼を行って、ラルスと一緒に馬に乗った。

 いつまでも手を振ってくれるラルスの家族に、フローリアンも手を振り返す。


「ふふっ、いい家族だね」

「そうですか?」

「いい家族だってわからないなら、生まれた時からやり直した方がいいよ」

「いえ、わかってます。いい家族ですよ、俺ん家は」

「あはっ」


 ちゃんと認めたラルスが可愛くて、フローリアンの口元は半円を描いた。

 顔を見たくて振り向くと、ラルスの少し照れた表情が目の前にあって。

 一瞬で耳が熱くなったフローリアンは、すぐに前を向く。

 普段から明るい男なので気づかなかったが、ラルスも色々と苦労してきているのだろう。それを知ることができて良かったと、フローリアンは心から思えた。


「まだ時間ありますよね。帰りは少し違う道を通ります?」

「うん、もう少し見て回りたいな」

「わかりました。この辺は野菜畑が多いですけど、向こうは薬草畑が多いんで、また違った景色が見られますよ」


 ラルスの弾んだ声が頭上から響いてきて、フローリアンはわくわくと心を踊らせる。

 しばらく馬を歩かせていると、一面にピンクの花が咲いた畑があり、フローリアンたちは馬から降りて畑を眺めた。


「わぁ、花畑じゃないか!」

「これ、薬草畑なんですよ。花が終わった後にできる実が、薬になるんです。向こうの畑は根っ子が薬になって、こっちのは草を乾燥させて使うらしいですよ」


 ラルスの指さす薬草畑を眺める。薬草もそれぞれで、鮮やかな緑色した草もあれば、見るからに毒々しい色の草も生えていた。


「すごいね、一面薬草畑だ。この畑の管理者って──」

「シンドリュー製薬会社ですね。委託されて農家が作ってます。高く買い取ってくれるらしくて、薬草畑を作っている人たちは羽振りがいいですよ」


 シンドリューというと、先ほど会ったラルスの後輩のブルーノが仕える子爵家である。


「あ、噂をすれば……」


 ラルスの言葉に顔を上げると、馬車が一台やってきていた。その馬車を護衛するように、馬に乗ったブルーノもいる。


「これはこれは、王弟殿下!!」


 馬車からシンドリュー夫妻が降りてきて、すぐさまフローリアンの前で跪いた。


「視察でございましょうか。うちの畑になにか問題でも!?」

「いや、そういう訳じゃないんだ。私的な訪問だから、立ってくれ」


 促すと、ほっとしたように夫妻は立ち上がってくれた。

 目つきの鋭い夫の方がドラド、矢印のような鼻の形をした、おっとりとした女性が妻のソルフィナだったなと心で確認する。


「立派な素晴らしい畑で見入っていたんだ。シンドリュー卿こそ、視察で?」

「お褒めくださりありがとうございます。私は自分たちの目で薬草の成長具合を確かめに来るのです。仕入れを確保しなければいけませんから、足りない時は他の村に買い付けに行かなければなりませんので」

「細かな調整をすることで、供給が需要を下回ることなく薬を生産できるだな。これからも頑張ってほしい」

「もちろんです。ありがとうございます」


 ドラドとソルフィナが頭を下げ、フローリアンはラルスに「行こう」と促した。

 ブルーノはなにも言わずに敬礼だけしていて、やはり真面目な堅物だなという印象を受ける。

 馬車に乗って行ってはというドラドに丁寧に断りを入れると、来た時と同じようにラルスと二人で馬に乗って帰った。

 中間街まで戻って厩舎に馬を返すと、まだ日が暮れるまでには時間がある。どこに行こうかと辺りを見回すと、本屋が目に止まった。


「ちょっと本屋に寄ってみてもいい?」

「本屋ですか? もちろんいいですよ」


 城内には蔵書がたくさんあって、王族であるフローリアンはほぼすべてを自由に読むことができる。

 しかし古い書物が多く、最新の本は下働きに頼んで買って来てもらっていた。実際に本屋であれこれとじっくり見る機会はないのだ。

 本屋に入ると、独特の木の香りがしてむずむずと心が揺れ動く。見たことのないたくさんの本が置いてあって、どれが面白いだろうかと最初の数ページを確認していく。


「楽しそうですね、王子」

「うん、本好きなんだ」


 もっと小さい頃の話だが、忙しい兄が合間を縫って絵本を読んでくれていたのだ。その影響もあって、フローリアンは今でも物語を読むと心が高揚する。


「どれにしようか迷うなぁ。全部を読む暇はないし……ね、ラルスはどんな本を読むの? おすすめはある?」


 単純にラルスの好みが知りたくて……共有できる話を増やしたくて、聞いただけだった。しかしラルスは残念そうに眉を少し下げている。


「すみません、俺、本はほとんど読んだことがないんでわからなくて」

「え? 本、嫌い?」

「いえ、物語は好きですよ。ただちょっと、夜眠りにくくなるんで」


 そこまで聞くと、フローリアンは自分の迂闊さに気づいた。

 ラルスは視覚情報は忘れないと彼の祖父が言っていた。何百ページもある本を読めば、それだけ処理する時間を必要とするということだ。

 成長して処理速度が上がったと言ってはいたけれど、まったくのゼロになった訳ではないのだろう。


「ラルス、読むならどういう物語が読みたい?」

「え? だから、俺は本は……」

「いいから、教えてほしいんだ」


 無理やり聞き出そうとするフローリアンに、ラルスは少し眉間を寄せながらも答えてくれた。


「そうですね……読むなら、冒険の本ですかね。少年が世界を旅して、ドラゴンと話をしたり、剣や魔法で悪と戦ったり、仲間と絆を強めていく……そんな話を読んでみたいです」


 男子は何歳になってもそういう物語を好む傾向があるのかもしれない。

 ラルスの好みを聞いたフローリアンは、店員にそんな本がないかを聞き、おすすめの本を数冊買い求めた。


「それ、王子が読むんですよね?」

「うん、そうだよ。ラルスに読めなんて言わないから、安心して」


 そう伝えると、ラルスは明らかにほっとした。しかしその表情に、少し残念そうな色が混じっていたのを、フローリアンは見逃さなかった。


 夕刻までにはまだ時間があったが、もう十分に楽しめたからとフローリアンたちは城へ戻って来た。

 自室に入ると、ラルスはいつものように扉の前に立っている。


「おいで、ラルス。ここに座って少し休憩しよう。ラルスも動き回って疲れただろう」

「部屋でずっと立っているより、よっぽど楽しかったですよ」


 ラルスはそう言いながら、席に着いてくれた。こういうところで遠慮をしないのがラルスらしい。

 買って来た本をテーブルの上に置くと、フローリアンはそのうちの一冊を手に取った。


「『ルーカスとクレアの竜の古城を救え!』だって。ふふ、面白そうだよ」

「本当ですね。楽しんでください」

「うん」


 フローリアンは本を開くと、最初のページに目を落とした。そしてすうっと息を吸い込む。


「風が荒野を渡り、空には夕焼けの色が広がっていた。その荒野の中心にそびえる岩山の頂上に、一つの影がそびえ立っていた。それは忘れ去られた城の姿だった」

「……王子?」

「かつて栄華を誇った古城は、今や荒廃し、忘れ去られた伝説の中に埋もれていた。少年ルーカスと彼の幼馴染みのクレアは、その古城の姿を見つけると」

「ちょっと、王子!」

「驚きと興奮が込み上げてきた。ルーカスは手に持つ地図をじっと見つめ──なに、ラルス」

「なにじゃないですよ、どうして声に出して読んでるんですか!」


 腰を浮かして訴えるラルスに、フローリアンは伺うように目だけで見上げる。


「僕がそうしたかっただけだよ。いけない?」

「いけなくはないですけど……もしかして俺の話、じいちゃんから聞きました?」

「うん……ごめん」

「いえ、いいんですけど」


 さっきの勢いが萎むように、ラルスはまた着席した。

 怒らせてしまっただろうかと思ったが、逸らされた視線は恥ずかしそうにも、嬉しそうにも見えた。


「耳から聞く分には大丈夫なんだよね?」

「はい」

「じゃあ僕が、毎日少しずつだけど勉強の合間に読んであげるよ。僕の息抜きにもなるしね」

「……王子」


 どこか向こうを向いていた視線が、フローリアンの方へと戻ってくる。

 その目は少しだけ潤んでいるように見えて、少年のように輝いても見えて。


「ありがとう、ございます。王子の気持ちが嬉しいです」


 柔らかく微笑まれると、喜びで体が震えそうになる。


「……へへっ。じゃあ、続きを読むね」


 きゅうきゅう鳴る胸を押さえつけたい衝動に駆られながら、フローリアンはゆっくりと文字を追いながら声に出して読んだ。


「ルーカスは手に持つ地図をじっと見つめ、確信に満ちた笑顔を浮かべた。『クレア、僕たちはついに見つけたんだ。竜の古城を、そしてその秘密を!』」


 ラルスが嬉しそうに目を細めながらフローリアンの音読を聞いてくれている。

 フローリアンの心は穏やかでありながらも、ドキドキと波打っているのを感じた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ざまぁされたポンコツ王子は、真実の愛を見つけられるか。
サビーナ

▼ 代表作 ▼


異世界恋愛 日間3位作品


若破棄
イラスト/志茂塚 ゆりさん

若い頃に婚約破棄されたけど、不惑の年になってようやく幸せになれそうです。
この国の王が結婚した、その時には……
侯爵令嬢のユリアーナは、第一王子のディートフリートと十歳で婚約した。
政略ではあったが、二人はお互いを愛しみあって成長する。
しかし、ユリアーナの父親が謎の死を遂げ、横領の罪を着せられてしまった。
犯罪者の娘にされたユリアーナ。
王族に犯罪者の身内を迎え入れるわけにはいかず、ディートフリートは婚約破棄せねばならなくなったのだった。

王都を追放されたユリアーナは、『待っていてほしい』というディートフリートの言葉を胸に、国境沿いで働き続けるのだった。

キーワード: 身分差 婚約破棄 ラブラブ 全方位ハッピーエンド 純愛 一途 切ない 王子 長岡4月放出検索タグ ワケアリ不惑女の新恋 長岡更紗おすすめ作品


日間総合短編1位作品
▼ざまぁされた王子は反省します!▼

ポンコツ王子
イラスト/遥彼方さん
ざまぁされたポンコツ王子は、真実の愛を見つけられるか。
真実の愛だなんて、よく軽々しく言えたもんだ
エレシアに「真実の愛を見つけた」と、婚約破棄を言い渡した第一王子のクラッティ。
しかし父王の怒りを買ったクラッティは、紛争の前線へと平騎士として送り出され、愛したはずの女性にも逃げられてしまう。
戦場で元婚約者のエレシアに似た女性と知り合い、今までの自分の行いを後悔していくクラッティだが……
果たして彼は、本当の真実の愛を見つけることができるのか。
キーワード: R15 王子 聖女 騎士 ざまぁ/ざまあ 愛/友情/成長 婚約破棄 男主人公 真実の愛 ざまぁされた側 シリアス/反省 笑いあり涙あり ポンコツ王子 長岡お気に入り作品
この作品を読む


▼運命に抗え!▼

巻き戻り聖女
イラスト/堺むてっぽうさん
ロゴ/貴様 二太郎さん
巻き戻り聖女 〜命を削るタイムリープは誰がため〜
私だけ生き残っても、あなたたちがいないのならば……!
聖女ルナリーが結界を張る旅から戻ると、王都は魔女の瘴気が蔓延していた。

国を魔女から取り戻そうと奮闘するも、その途中で護衛騎士の二人が死んでしまう。
ルナリーは聖女の力を使って命を削り、時間を巻き戻すのだ。
二人の護衛騎士の命を助けるために、何度も、何度も。

「もう、時間を巻き戻さないでください」
「俺たちが死ぬたび、ルナリーの寿命が減っちまう……!」

気持ちを言葉をありがたく思いつつも、ルナリーは大切な二人のために時間を巻き戻し続け、どんどん命は削られていく。
その中でルナリーは、一人の騎士への恋心に気がついて──

最後に訪れるのは最高の幸せか、それとも……?!
キーワード:R15 残酷な描写あり 聖女 騎士 タイムリープ 魔女 騎士コンビと恋愛企画
この作品を読む


▼行方知れずになりたい王子との、イチャラブ物語!▼

行方知れず王子
イラスト/雨音AKIRAさん
行方知れずを望んだ王子とその結末
なぜキスをするのですか!
双子が不吉だと言われる国で、王家に双子が生まれた。 兄であるイライジャは〝光の子〟として不自由なく暮らし、弟であるジョージは〝闇の子〟として荒地で暮らしていた。
弟をどうにか助けたいと思ったイライジャ。

「俺は行方不明になろうと思う!」
「イライジャ様ッ?!!」

側仕えのクラリスを巻き込んで、王都から姿を消してしまったのだった!
キーワード: R15 身分差 双子 吉凶 因習 王子 駆け落ち(偽装) ハッピーエンド 両片思い じれじれ いちゃいちゃ ラブラブ いちゃらぶ
この作品を読む


異世界恋愛 日間4位作品
▼頑張る人にはご褒美があるものです▼

第五王子
イラスト/こたかんさん
婿に来るはずだった第五王子と婚約破棄します! その後にお見合いさせられた副騎士団長と結婚することになりましたが、溺愛されて幸せです。
うちは貧乏領地ですが、本気ですか?
私の婚約者で第五王子のブライアン様が、別の女と子どもをなしていたですって?
そんな方はこちらから願い下げです!
でも、やっぱり幼い頃からずっと結婚すると思っていた人に裏切られたのは、ショックだわ……。
急いで帰ろうとしていたら、馬車が壊れて踏んだり蹴ったり。
そんなとき、通りがかった騎士様が優しく助けてくださったの。なのに私ったらろくにお礼も言えず、お名前も聞けなかった。いつかお会いできればいいのだけれど。

婚約を破棄した私には、誰からも縁談が来なくなってしまったけれど、それも仕方ないわね。
それなのに、副騎士団長であるベネディクトさんからの縁談が舞い込んできたの。
王命でいやいやお見合いされているのかと思っていたら、ベネディクトさんたっての願いだったって、それ本当ですか?
どうして私のところに? うちは驚くほどの貧乏領地ですよ!

これは、そんな私がベネディクトさんに溺愛されて、幸せになるまでのお話。
キーワード:R15 残酷な描写あり 聖女 騎士 タイムリープ 魔女 騎士コンビと恋愛企画
この作品を読む


▼決して貴方を見捨てない!! ▼

たとえ
イラスト/遥彼方さん
たとえ貴方が地に落ちようと
大事な人との、約束だから……!
貴族の屋敷で働くサビーナは、兄の無茶振りによって人生が変わっていく。
当主の息子セヴェリは、誰にでも分け隔てなく優しいサビーナの主人であると同時に、どこか屈折した闇を抱えている男だった。
そんなセヴェリを放っておけないサビーナは、誠心誠意、彼に尽くす事を誓う。

志を同じくする者との、甘く切ない恋心を抱えて。

そしてサビーナは、全てを切り捨ててセヴェリを救うのだ。
己の使命のために。
あの人との約束を違えぬために。

「たとえ貴方が地に落ちようと、私は決して貴方を見捨てたりはいたしません!!」

誰より孤独で悲しい男を。
誰より自由で、幸せにするために。

サビーナは、自己犠牲愛を……彼に捧げる。
キーワード: R15 身分差 NTR要素あり 微エロ表現あり 貴族 騎士 切ない 甘酸っぱい 逃避行 すれ違い 長岡お気に入り作品
この作品を読む


▼あなたはまだ本当の切なさを知らない▼

神盾列伝
表紙/楠 結衣さん
あなたを忘れるべきかしら?
なぜキスをするのですか!
 愛した者を、未だ忘れられぬ者を、新しい恋をすることで上書きはできるのか。

 騎士アリシアは、トレジャーハンターのロクロウを愛していた。
 しかし彼はひとつの所に留まれず、アリシアの元を去ってしまう。
 そのお腹に、ひとつの種を残したままで──。

 ロクロウがいなくなっても気丈に振る舞うアリシアに、一人の男性が惹かれて行く。
 彼は筆頭大将となったアリシアの直属の部下で、弟のような存在でもあった。
 アリシアはある日、己に向けられた彼の熱い想いに気づく。
 彼の視線は優しく、けれどどこか悲しそうに。

「あなたの心はロクロウにあることを知ってて……それでもなお、ずっとあなたを奪いたかった」

 抱き寄せられる体。高鳴る胸。
 けれどもアリシアは、ロクロウを待ちたい気持ちを捨てきれず、心は激しく揺れる。

 継承争いや国家間の問題が頻発する中で、二人を待ち受けるのは、幸せなのか?
 それとも──

 これは、一人の女性に惚れた二人の男と、アリシアの物語。

 何にも変えられぬ深い愛情と、底なしの切なさを求めるあなたに。
キーワード: R15 残酷な描写あり 魔法 日常 年の差 悲恋 騎士 じれじれ もだもだ 両思い 戦争 継承争い 熟女 生きる指針 メリーバッドエンド


▼恋する気持ちは、戦時中であろうとも▼

失い嫌われ
バナー/秋の桜子さん




新着順 人気小説

おすすめ お気に入り 



また来てね
サビーナセヴェリ
↑二人をタッチすると?!↑
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ