表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
91/1834

第91話 町の悪党一掃

 領内の悪の巣窟を片付けたので、次は商店周りだな、悪い取引をしてないか、視察していこう。今回は【飛行】【隠蔽】スキルは解除して、新衛兵隊を十人ほど引き連れて、怪しげな店を中心にまわる。先ずは酒場から。


「店主はいるか!」

「ああ、なんだ、えっ!」

「ここで悪どいことはしていないか?」

「ああっ! そんなことしてねぇ」

「【鑑定】!」


嘘、危険薬物取引、誘拐の協力、暴力、詐欺あり


「お前、危険薬物、誘拐の協力、暴力、詐欺をしてるな。引き立てろ!」

「うわあ、やめてくれ!」


 こんな感じで衛兵所の牢屋送りにする。この調子だとすぐ一杯になるだろうから、また収納スキルを使うことになるだろうな。


次に売春宿にまわった。


「責任者はいるか!」


すると用心棒が出てきた。


「なんだ? てめえ、何しに来た! 帰れ!」


だってさ、ははは。


「【スリープ】【収納】!」


はい、一丁上がり。中へ入るぞ!


中へ入ると女達がいたので


「衛兵隊だ! 責任者を出せ!」


すると奥の方から、いかにも因業そうなばあさんがキセルをくわえて出てきた。


「あんたら、こんなことしてただで済むと思ってんのかい! 私の後ろには〇〇〇が……」


「ああ、それはもう全滅させたよ。残念だったね。今まで悪どいことはしたか?」


「はん! そんなことするわけないだろ!」


「【鑑定】!」


嘘、誘拐、監禁、暴行、脅迫、窃盗、まだまだいっぱいあるな……


「【スリープ】【収納】!」


 店の女達にはこの店を潰したことと、もし強制的に仕事をさせられているなら、自由だと伝えた。ほとんどの女性が借金、経済的理由だったが、借金については組織の〇〇〇は潰したから、安心だと話したら、わっと泣かれた。その後、一人一人にお見舞い金を渡して解放した。まあ、売春を完全否定はしないけど、少なくともここはアウトだ。


 こんな感じで悪事を働いている店はどんどん潰していった。衛兵隊員には引き続き巡回を頼み、一度、領主邸に戻る。


 領主邸に戻るとギースのリミアから代官候補が見つかったとのことで、ギースに【転移】。


~~~~


「メネアです。よろしくお願いいたします」

「おお、待ってたよ。早速、ベイスラ領にいくよ。【転移】!」


~~~~


「ここがベイスラ領の領主邸だ。今日から君はここの臨時代官だ。とりあえず書類の整理を頼む」

「かしこまりました」


 メネアは代官補佐をしてたから、要領は分かってるようだ。すぐ動き出す。それと衛兵隊を全部入れ替えたけど、また衛兵隊長を頼むかな。メリッサ姫に念話してと。


(メリッサ姫、今、大丈夫ですか?)

(アレス様、大丈夫です。どうぞ)

(今、ベイスラ領ですが、衛兵隊が酷かったので、全部入れ替えました。申し訳ございませんが、また衛兵隊長を手配してもらえるようお願いします)

(わかりました)

(ベイスラ領ということで心配するかもしれませんが、元帥が組織を綺麗にしたからご安心下さいとお伝え願います)

(わかりました。アレス様の活躍ぶりが目に浮かぶようです)


 これで領内は一段落、あとは領内の出入りだな。王都側と郊外側に門があっておかしな物や人が出入りしないか見ないとな。しばらくテネシアとイレーネにも協力してもらおう。連絡があったら、すぐ行く。


 次に、悪党組織を潰した事、残党がいたら領主邸に連絡するよう町中に掲示した。引き続き残党狩りをしていく。一切手は抜かない。以前の領主が仕返しを受けた情報もあるので、領主邸の警戒も怠れないな。自分は大丈夫だけど、臨時代官のメネアを護衛しないとな。


 早速、ギース領の防衛隊施設に飛び、鬼人のレッドとブルーをベイスラ領主邸に連れてきた。二人とも大きいし見た目が凄く怖いからな。こんなのが門に立っていたら、誰も近づけないだろう。


「二人とも今日からこの領主邸を守ってくれ」

「「分かった! まかせろ!」」


 声が完全にハモッてる。相変わらず仲の良い兄弟だ。その他にも衛兵を五人常駐させた。これで、ここは大丈夫っと。


~~~~~


町の声


「最近、町の様子が一変したよな」

「夜でも平気に歩けるし、路地裏でも安心だ」

「新しい領主様が物凄いやり手で悪い集団を潰して回ったらしいぞ」

「本当かよ!?」

「衛兵隊も総入替したしな」


 僕が来てから、町の様子は一変した。しかし、治安を改善して見えてきたものがある。まだ課題は残ってるな……

 最後までお読み頂きまして、誠にありがとうございました。もし拙作を気にいって頂けましたら、評価やブックマークをして頂けると大変有難いです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ