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第1801話 財政健全化11

 続きです。

 中国、と言うより中国共産党は、ことあるごとに、日本の過去を引き合いに出し、アジアの安定と平和を脅かしていると喧伝するが片腹痛い。現在進行形でそれをしているのが、まさに中国共産党だ。プロパガンダの一環なのは見え見えだが、嘘も一万回言えば真実になるとでも思っているのだろう。


 この中国共産党はその成り立ちからして、嘘で塗り固められた組織だ。戦後、日本軍が去った混乱期を利用して国を乗っ取ったが、まさに火事場泥棒であり、何ら国政を担う正当性を有していなかった。


 日本に勝利したわけでもない。選挙で選ばれたわけでもない。ただ単に皆が混乱してるタイミングで、北京に入り、一方的に建国を宣言しただけだ。でも、それでは体裁が悪いので、虚飾を繕い、噓八百を並べ立て自分たちの正当性を主張した。


 元がスパイやゲリラのような連中なので罪悪感などみじんもない。嘘と暴力で国内を支配したが、やり方が冷酷かつ徹底的。毛沢東は文化大革命により反体制派を次々と粛清したが、これは全国各地に波及し、多くの人々が拷問、処刑、自殺に追い込まれたり、飢餓や過労で死亡した。犠牲者数は数百万から数千万人に及ぶと推定されている。内モンゴル自治区では、数万人のモンゴル系幹部や民衆が虐殺・迫害され、ベトナムと国境を接する広西チワン族自治区では、数万人規模の虐殺と人肉食事件が発生したという。


 中国人をもっとも殺したのは他ならぬ中国人である。だが、中国共産党は自分たちの悪行を誤魔化すため、後にこれらの行為を日本軍がやったように見せかける工作をした。主に中国共産党の紅衛兵がやったことだが、今に至るまで何度もしつこく「日本が悪事を働いた」と言い続けるのは、人民の批判の矛先が自分たちに向かうのを防ぐためだ。


 中国共産党の根っこの部分(嘘と暴力)はずっと変わらない。天安門事件の死者数を中国共産党は319人と発表しているが、嘘もいいところ。英国の機密文書では約1万人、中国赤十字の内部情報源からは数千人という数字が報じられており、政府発表との間に大きな開きがある。


 新疆ウイグル自治区では、推定100万人以上のウイグル族や他のイスラム系少数民族が「職業訓練センター」と称される施設に収容されたが、その看板も嘘。実際は拷問と虐待と強制労働の施設であることが告発されている。また、ウイグル族の人口増加を抑制するために、女性に対する強制的な不妊手術やその他の産児制限措置が行われていると告発されている。


 チベット自治区では、仏教の信仰とダライ・ラマ法王への忠誠心に対して厳しい制限と弾圧が行われ、中国共産党による民族弾圧や文化の破壊、人権侵害は深刻だ。その他、内モンゴル自治区などでも、元からあった言葉や文化や伝統を規制しており、中国共産党(漢民族)による少数民族に対しての文化侵略が着々と進行している。


 これらの行為を、一部の欧米諸国や議会によって「ジェノサイド(民族大量虐殺)」や「人道に対する罪」に認定、またはその可能性があると認定しているが、21世紀にもなって、こんな非道なことを国家ぐるみで大規模にしてるのは中国ぐらいだ。似たようなことは他にもあるだろうが規模と影響度が桁外れに違う。


 この様な国だから、日本、フィリピン、マレーシア、インドネシア、ベトナム、インド、スリランカ、台湾、イギリス、アメリカ、カナダ、オーストリア、ヨーロッパ諸国、アフリカ諸国など多くの国々とトラブルを抱えている。中国とトラブルがない国を探す方が難しいだろう。関わったら負け、それが中国という国だ。騙され、奪われ、抑圧され、支配され、碌なことが無い。


 環境でも中国はガンである。日本に対し原発処理水の海洋放出について偉そうに批判しているが、中国の複数の原発は、日本をはるかに超える量のトリチウムを放出していることが明らかになっている。日本は国際機関のチェックを受け、情報を公開した上で、問題がないよう計画的に実行しているが、中国は国際機関のチェックを一切受けず、情報を隠蔽した上で、やっているのだから悪質だ。


 中国はCO2の排出量が多く、PM2.5や黄砂で大気を汚し、海洋プラスチックごみで海を汚しまくっているが、その一部が日本にも流れてきて迷惑を被っている。中国共産党という無法者が統治する限り、この状況は続くだろう。これは他の国だけでなく、中国の人にとっても悲劇だ。彼らは皆、思想統制、言論統制を受け、中国共産党が吐いた嘘の中で暮らし、真実を知り、それを語れば、牢獄送りになってしまう。


 中国共産党に対する批判は一切許さず、した者は容赦なく粛清されるが、それは世界一とされる死刑執行数にも表れている。中国では死刑に関する情報が国家機密として扱われ、正確な統計が公開されていないが、国際人権団体などの報告書では推計値となって出されており、毎年、数千人が処刑されているらしい。そう、今でも、文化大革命や天安門事件でやったようなことを平然と続けているのだ。


 中国は孔子や老子など偉大な先人を輩出した国であり、であれば本来は、道徳を重んじ、環境を大切にするべきだが、やってることは正反対。これは中国共産党が、優れた伝統や文化を破壊し、言ったもの勝ち、やったもの勝ち、自分さえ良ければいい、という欲望優先の俗物的社会に変えてしまったからだ。


 ヘイトを喚起するつもりはないが、敵を知り己を知れば何とやらで、相手の情報を正確に把握しておく必要がある。中国共産党がどういう組織か知れば、日本が仲良くすべき存在ではないことが分かるだろう。顔は似ているが、中身は全然違うし、彼らに日本の善意が通じることはない。日本が善かれと思って、与えたり、譲歩しても、養分にされるだけだ。


 善意は相手を選ばなければならない。

 とと、エネルギー資源に話を戻そう。宇宙太陽光発電だったな。


 宇宙太陽光発電の実用化は2050年頃を想定しており、まだまだ先の話だが、この分野の研究・開発をすることは発電以外にも大きな意義がある。というのも、宇宙空間で発電したエネルギーを地上に送る際、マイクロ波に変換する訳だが、このマイクロ波が防衛に役立つことが分かっているからだ。


 これはマイクロ波防衛(HPM:High Power Microwave)と呼ばれているが、その原理は、高出力のマイクロ波を照射することにより、敵のドローンやミサイルなどの電子機器に一時的な過電流を引き起こして誤作動させ、機能を停止させるというもの。非破壊、非殺傷で、敵の武器を無力化させるのが大きな特徴だ。電子機器の機能は停止するが、それ以外何も起こらない。爆発したり、燃えることもない。これまでの兵器とは根本的にそこが違う。


 これは専守防衛を掲げる日本にとって、まさにドンピシャの技術であり、この技術を高めれば、敵のミサイル発射場だろうが、戦闘機だろうが、空母だろうが、レーダー、識別機能、連絡系統などを麻痺させ、目と耳のない状態にさせることができる。現代の兵器はすべて電子系統を前提に機能しているので、これが機能しなくなった時点でただの金属の塊になり、無力化することになる。


 核の抑止力は、こちらも核を持つことによって、相手に核を撃たせないようにするものだが、それでも、最終的に撃つかどうかは相手の気分次第であり、死なばもろともの狂人には通用しないリスクがある。つまり論理的思考のない狂人相手ではどうしようもない。だがマイクロ波防衛なら、相手の気分次第ではなく、物理的に撃たせなくすることができるので、単なる抑止力より、はるかに効果が高い。狂人の気分に怯える必要がなくなるのだ。


 これは例えるなら、銃を持った人に銃で対抗するのではなく、相手の目と耳と神経を塞ぐようなもの。相手は銃を持ったままだが、何が何だか分からない状態となり、身動き取れず、撃つことができなくなる。


 しかも、このマイクロ波防衛、敵の兵器に照射しても、外見上どこも壊れないので、どこから誰から撃たれたか判別しづらい。敵からすると何の前触れもなく、突然、兵器が正常に動かなくなるので、その心理的プレッシャーは凄まじいものとなるだろう。まさに究極のステルス兵器。


 防衛省はUAV(無人航空機)への対抗策として、このHPM技術の実用化・研究開発を本格化しており、日米共同研究も進めている。HPMは光速で到達し、広範囲を同時対処可能で、人や建物への影響を抑えつつ、電子機器のみ無力化できる「ゲームチェンジャー」として、今後、核兵器無効化の切り札となるだろう。


 そういう訳で日本は核兵器を持つ必要がない。戦略上、「持ってるかもしれない」と敵に思わせるのは大事だが、そう思わせるだけで十分。その間、HPMの準備を着々と進めればいい。これも一種の認知戦だ。


 HPMは電子レンジにも使われるマイクロ波をビーム状に発射し、目標の電子機器(ドローンの制御回路など)に過大な電流を流して機能停止させるが、光速で到達するため、迎撃はほぼ不可能。複数目標への同時・瞬時対処も可能(飽和攻撃に有効)だ。また車両搭載型の移動式も可能で、低コスト運用が期待される。


 宇露戦争の状況から分かる通り、現代戦においてドローンが戦局を左右する存在となっており、これに対する効果的かつ低コストな対処手段が求められるが、HPMは弾数に制約のあるミサイル迎撃とは異なり、電力さえあれば広範囲に対応できるため、新たな防衛の要となるだろう。目標の電子機器のみを狙い、建物や人体への付随的被害(二次被害)を最小限に抑えられる。


 HPMの用途

・軍用ドローン(UAV)の無力化

・ミサイル防衛網の補完

・敵の通信・センサーの妨害(電子戦)


 宇宙太陽光発電における、宇宙から地上までマイクロ波を送る技術はそのままHPMの開発に応用できる。宇宙から目標の場所にマイクロ波を当てることができるなら、もっと高度が低いところからなら、さらに容易になるだろう。


 既に防衛は宇宙時代に突入した。宇宙からなら敵の状況は丸見えであり、その情報により、敵の攻撃基地をピンポイントで狙い、無力化することができる。アメリカの宇宙軍に合わせ、航空自衛隊も宇宙作戦群が配備したことから分かる通り、両国の連携はしっかり取れている。


 ここまでするのも、日本の近くに脅威があるからだが、現在、その最たるものが中国。しかし、あれだね。中国が無謀な軍拡をし、台湾を狙っているが、よくよく考えたら、そこまで欲しがることに疑問を感じていた。太平洋に出るためというのはあるだろうが、単に出るだけなら、太平洋の大部分は公海であり、今でも出ることは普通にできる。あれだけ大きな国がわざわざ小さな台湾にこだわる理由がいまいち掴めなかった。


 だが、調べるうちに分かったことがある。先ず、現在の中華人民共和国はその前の中華民国から政権を引き継いだことになっているが、これは真っ赤な嘘ということ。中国共産党は自分たちが腐敗した国民党政府を倒し、天命を受け継いだと主張しているが、中国の場合、それを示すにはアイテムがいる。それは中国の歴代王朝および皇帝に代々受け継がれてきた印鑑たる『伝国璽でんこくじ』だ。


 そして、この『伝国璽でんこくじ』は現在、台湾にある。中国にとって、この『伝国璽でんこくじ』はただの印鑑ではない。何しろ秦の始皇帝の時代から延々と続いているものであり、これを手に入れるため、血みどろの争いが続いてきたのだ。最初の現物は流石に保存されてないが、政権が変わる度に伝国璽でんこくじを代々引き継ぐ伝統は残っており、中華民国を建国した国民党も所持していたが、共産党によって大陸から追われた時、共産党に奪われることなく、伝国璽でんこくじを持って台湾に渡ったのだ。


「なんだ、印鑑ぐらい」そう思うなら、中国に対する理解が浅い。彼らは面子を何より重んじる。政権の正当性を意味する伝国璽でんこくじが中国ではなく台湾にあるという事実を共産党の指導者は苦々しく思い、その事実を徹底的に国民に隠してきた。


 さらに台湾は民主主義を実現できており、中国はそれができていないという動かしがたい事実がある。中国は国内向けに、民主主義は非現実的であるかのように国民に嘘の説明をしているが、目の前にそれを実現してる国があるというのは、それ自体が大きな脅威であろう。


 言うまでもなく、共産党体制は民主主義を封じ込めることによって成り立っているものであり、民主主義が広がれば、共産党体制は崩壊してしまう。共産党は台湾を中国の領土の一部と主張しているが、それにより、中国の人にとって、台湾の人は同胞となり、その同胞が民主主義をできているのに、なぜ、自分たちはそれができないんだ? という矛盾を生じさせてしまったのだ。中国は自ら吐いた嘘のせいで、自らを窮地に追い込み、その嘘を本当にするため、台湾の武力侵攻を企てるという浅はかな事態になってしまった。


 最初から「台湾は中国ではない」ということにしておけば、台湾が民主化しても今ほど大きな影響を受けることはなかった。国内向けに「あれは外国だから我が国と関係ない」と言い張れたのだ。おそらく台湾ぐらい、いつでも征服できるという思い上がりがあったのだろう。だが、実際は征服どころか、あんなでかい図体をしてる癖に台湾を征服するどころか攻撃すらできない。上陸なんて夢のまた夢。


 理由は簡単。台湾には中国の重要拠点に届くミサイルが配備されており、いつでも迎撃できるからだ。また中国には三峡ダムという巨大なダムがあり、そこをミサイルで攻撃されたら、甚大な被害が発生することが分かっているので、うかつに手を出せない。


 三峡ダムは中国の経済発展、電力供給、洪水調節に不可欠であり、中国にとって極めて重要なインフラだ。ダムが決壊すれば下流の上海まで甚大な洪水被害が及ぶとされ、経済的・人道的損失は計り知れないだろう。国内がパニックになり、戦争どころではなくなるはずだ。


 だから、中国は台湾に手を出せず、それが癪で癪でしょうがない。それで、周辺で軍事訓練をするなど、スレスレの嫌がらせばかりする。でもこれにより、中国に対する世界の評判がますます悪くなるので自爆としか言いようがない。


 最近、日本のある国会議員が台湾に渡り、「台湾と中国は別の国だ」と堂々と主張し、台湾で大きな反響を呼んでいるが、こんな重要なニュースを日本の多くのマスコミは報道しない。いい加減、中国共産党の言う「ひとつの中国」という嘘に付き合うのは止めにするべきだ。台湾が中国だったことなんて、歴史上、ただの一度もない。


 最近と言えば、日本への旅行を制限しているが、あれは単なる嫌がらせではなく、中国共産党の嘘がバレることを恐れてであろう。中国人は歴史の授業で、日本と日本人を極悪で残虐非道と教わるが、実際に日本に来て、日本人と接することにより、自分が教わったことに疑問を感じるようになる。


 かつて、ある中国人が日本に来て驚いたそうな。

「日本人に角が生えていない!?」とね。


 中国では日本人に対する蔑称として「日本鬼子」「東洋鬼」「鬼子」を使うことが多いが、学校などで鬼のような存在として教えているで、それが刷り込まれたのだろう。しかし、学校でヘイトを教えるなんて本当に罪深い。ヘイトを抱えて生きることは地獄の中を生きるのと同じ。悪口を言えば言うほど、自らの魂を汚すことになる。早く真実を知り、目覚めてほしいものだ。


 最近、アメリカがある中南米の国の大統領を麻薬犯罪集団の親玉として捕えたが、レーダー(中国製)とミサイル(ロシア製)がある中、それをかいくぐり、よくできたものだ。空から実行したので、普通はレーダーに捕捉されミサイルを撃たれるが、それらがまったく機能しなかった。報道によるとジャミング(電波妨害)ということになっているが、ひょっとしたらHPMを使ったのかもね。

 最後までお読み頂きまして、誠にありがとうございました。もし拙作を気にいって頂けましたら、いいね、ブックマーク、評価をして頂けると大変有難いです。

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