表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
短編  作者:
2/11

【Twitterお題シリーズ】①【#ふぁぼしたフォロワーさんをイメージして小説の書き出し一文】

瓦礫が崩れる音がする。


世界は終わりへと向かっている。


灰色の世界の中に、桃色が舞う。


一点の桜並木。


世界が終わりを迎える中に、


そこだけは姿を変えない。


鮮やかな揺らぎは変わらない。


世界が崩れていても、その一点は変わらない。


今迄のように、一点。唯一守り抜いた光。


光は何処まで伸びるのだろうか。


そんな事は私も知らない。


私は守るだけなのだ。


この壊れた世界で、唯一残るこの道筋を。


私が消え去るまで、指一片が残るまでは。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ