「え、Sランクだと!?」は、井の中の蛙方式にしよう。じゃないとギルドが絶対権力者すぎる。
またも沢山の感想を有難うございました。ありがてぇありがてぇ。
とりあえず、前回は『ナ、ナンダッテー!?』で終われて幸せでした。満足。
さて、前回の話のギルドについて。
ナンダッテー! で、終わりながらも、感想を拝見して、やっぱりあのまま進むとギルドが世界規模の権力を持ちすぎる可能性が高いと思ったことから、ここは一つギルドを商業組合らしく、その影響力を地域限定にしようと思うのです。
具体的にはギルドから『世界共通規格』という設定を排除する。
『世界共通規格』の存在があまりにクセモノすぎるのです。
つまり「え、Sランクだと!?」は、ご当地Sランクという事になる。
「俺……どこどこのギルドではAランク認定されてるんだぜ!」
「あ~そう。あそこのAランクね(半笑)」
ってなこともありうる世界になった。
というわけで田舎のギルドになればなるほど田舎への貢献者や年寄程高ランクになる可能性がありますな(笑)
……アカンな。
よし。
もっかい調整。
『ギルド』とは職業別の商業組合の事。
だから冒険者ギルドは、本来『職業冒険者の組合』となる。
組合ってなんだ?
調べてみたら『何らかの目的で設立された団体』だそうだ。
つまり冒険者をそれぞれが個別の自営業者と考え、それらの支えとなるべく誰かが組織した流れになるだろう。
組織の目的としては、冒険者とは誰かしらから依頼を受けて、その依頼をこなす便利屋という認識だから、より効率的に回せるように前回記したようなギルドの業務の役割をこなすように進化した。
さて、ここでの問題が出た。
依頼者が金を払って力自慢の何でも屋が働く世界という事。
つまり『力を金で買う』という解釈にした場合は『ギルド=暴力団』という感じがしないでもない。いや傭兵屋に近いか。
傭兵屋といえば、それはそれは恐ろしい集団だ。
十字軍の傭兵とか、歴史を漁ればなかなかにエグい傭兵史が垣間見える。
傭兵なんてロクなもんじゃない。盗賊も真っ青になって逃げる。
ギルドがそのままの傭兵屋として機能しているとなれば、利益にさえなれば危ない橋も平気で渡るだろう。なにせモンスター退治だって命がけ。対人だって命がけ。リスクが一緒なら対価の大きい方を取る。
となると冒険者=チンピラ=傭兵になる可能性が高い。
なんかアカンな。
世界観が血なまぐささマックスになる。
それに本来、討伐の困りごとなんかが出た場合、村人やなんかは冒険者ではなく国の衛兵を頼るはずである。
そうなると当然のことながら、やはり冒険者ギルドには傭兵派遣依頼が多くなる。
冒険者の傭兵化を防ぐ為に、民が衛兵ではなくギルドを頼る為の理由づけが必要だ。
う~ん。
・ギルドは設置されている地方や村など、場所によりそれぞれ運営が異なる
・ただしやっている役割は『依頼の受諾と冒険者派遣』
・その地域に住んでいる人は、ギルドを頼りにしている。
うむ。
わかった。
我々の検討する世界における『ギルド』という存在は、その利便性を理解した国や領主が、国民に対する福利厚生的な観点で街や村へのギルドの設置を後押ししているのだ。
つまり公的な出先機関の役割を担っている。
だから宮仕えしそうな賢い人達が勤めていても違和感が無い。
そしてギルド間における派遣など連携もある程度は計り易い
この設定にすればモンスター被害がでた場合、被害者はギルドに情報を持込、ギルドが動いて処理をする。
そして依頼者の依頼が『私的な目的ではなく公益である』と判断できる場合、その報酬となる費用を公費で賄い依頼者からは徴収しない。
支配者視点からすれば愚民がなんでも直情に来ることがなくなるから面倒が無くて良い。
それにギルド自体で採算性を持たせれば、運用益が出た場合利益にもなるし公費の補填も可能になるかもしれない。
他国のギルドについては、間者や流れ着いた者によって似た様なシステムを発展させたことにすれば、多少の違いはあっても基本的な仕組みは共通している形になって問題ないはず。
よし。ギルドの存在はこれで良し。
もういい。もうギルドでおなかいっぱい。
はよエルフについて考えたいんや。
魔素とかも考えたいんや。
えっと?
だいぶ世界についてはまとまってきたけど……次はなんじゃろか?
・剣がある。
・魔法がある
・金貨などの貨幣制度が主流。
・冒険者ギルドが世界的に認知されている。
・ギルドのランク付けがあり、それが社会的信用に繋がっている。
・奴隷制度がある。
・君主制の国が多い
・一般民の教育が不十分
・武器防具を一般人が買える店がある
・盗賊団がよくいる
・ゴブリンがいる。
・オークがいる。
・女騎士もいる。
・くっころがある
あ。
『ギルドのランク付けがあり、それが社会的信用に繋がっている』
があったか。
ん~。
えっと……これは
『ギルドのランク付けがあり、それが該当ギルドの影響下における社会的信用に繋がっている』
に修正で。
次、次。
『君主制の国が多い』
これは「ほ~ん。さよか」で良い気がする。
日本の戦国時代みたいに国が乱立してるみたいな雰囲気で。
殿=王様
で、まったく問題ないない。
『一般民の教育が不十分』
これも。
地域差でいいかな?
まだ子供も労働力の時代って解釈で、中世ヨーロッパなイメージの後押しになる。
『武器防具を一般人が買える店がある』
……これよ。
結構これは重要な気がする。
鍛冶屋って歴史を見れば自由業ではなく、領主とかの管理下に置かれている方が多かったと思う。
その大きな理由は、やはり武器は力に直結するからだろう。
農民は日々の肉体労働のせいでガチムチマッチョマンだ。そんなマッチョ達の鍛え上げられた肉体に槍や刀剣なんかがプラスされたらどれだけの脅威になるか……
というか、そもそもにして
「オラしんどい農業さやめて剣で食ってくだ!」
ってなる可能性が高い。
なんせ冒険者は初見の一見さんでもなれる敷居の低さ。
農業をやっていれば害獣とでくわしたから鍬で一撃なんてこともざらにあるはず。農耕具は実際のところ結構武器になる。
いや、むしろ農作物を囮に害獣を狩って利益だすんじゃないか? お金になるまでに時間のかかる農業より、即時金になる方が労働者には良いはず。
もちろんこういった事にならないよう、誰にでも戦える武器を渡すことのないように支配者が管理する必要があるのが武器であり鍛冶屋だ。管理されるべき存在なのだ。
だけれどもこの世界では完全に個人で売買できる。
一見だろうが買える。
買えなくてはいけない世界なのだ。
なぜなら『ファンタジーの世界という結果から逆算して世界設定を考えている』のだから。
誰でも買える。
なんなら鍛冶屋の武具だけじゃなく、中古の武具の販売業者もいて、売っている武具は農民だろうがスパイだろうがテロリストだろうが、しれっと購入可能なのだ。
「こ、これは魔剣! 掘り出し物だ!」
をする為に、なんなら屋台でも売ってるくらいによく売買されてる。
あぁどんどん売買規模が大きくなってゆくちくしょう!
さて、この状態をアクティベートする為に、まず言えることは刀剣とかの類を街中で持っていても誰も問題視しない環境が必要ということになるだろう。
現代に置き換えて考えると、刀剣を持っている人間は脅威に映る。『やっべ! めっちゃヤバい奴いる! おまわりさんここです!』だ。
これは単純に生命の危機感から来る恐怖だろう。
異世界人においては、人が刀剣を見慣れていてさほど脅威と思わない可能性もある。
これも一定の理由になるのだが、この場合条件として、安全が整えられている街である可能性が高い。
法整備も整っていて衛兵がパトーロールして治安維持している。だから刀剣を持っている人が居ても安全が保障されており、なにかしらの違反者に対する捕縛や刑罰を与える事も確実に実行される。
現代における『おまわりさんここです!』が整っていれば人はあまり脅威と感じないだろう。
この場合、どれだけの衛兵を抱える必要があるかとかも考える必要が出てくるし、文字も読めないだろうヤツらにどうやって公布したのかとか、周知を進める技術についても検討が必要になってくるけどね……
その他に、一般人であっても武具を買い揃えている事になる可能性が高い。
なにせ『誰でも買える』世界だ。
アメリカ的に『銃を持っているやつから身を守る為に銃を持つ』と自衛の手段として買うだろう。
対抗手段があるだけで心の安全が大きくなる。外にも中にも危険があるなら対抗する手段は絶対欲しい。
だから武器を持っている者と同じ立ち位置に立つ為には武器を買うしかないのだ。
武器が『それほど大きな力ではない』と思えるようにするには、それしか方法が無い。
でもこうなると
「おう、ねーちゃん。ちょっとこっちこいや。」
「や、やめてください。」
「ぐへへ、かまうことはねぇ、暗がりに連れ込んじまえ!」
「や、やめてー!(グサーっ!)」
「ぐえーしんだー」
的な事もよく起こることになると思うの。
法整備されているなら変な事したら衛兵に捕まるし、武器を持たせればなかなかヒロインがヒロインしなくなる。
他の可能性として、法整備もあまり整ってないのに誰しもが共通して武器を『それほど大きな力ではない』と感じるような世界を考えた場合、一般人の刀剣に対する自力を底上げする必要がある。
その方法としては『一般人であっても魔法が使える』という設定になるかもしれない。
野生のモンスターが魔法を使うように一般人もまた魔法で遠距離攻撃を繰り出す事が出来る世界であれば、何も武器を持っていなくても一定の対抗手段を有している事になる。
この場合、刀剣が広く販売される理由が必要になるが『戦いに出向いた場合、魔法のみに頼ると不利益を被る』と理由づけをすれば問題ない。
余談だが、先の農民の「オラ冒険者になる」の例については食料生産は国家の生命線だ。
だからこそ農業は国営事業として営む必要のある事業であり、生産者は国により確保・保護されているべきである。
ということは農民が冒険者化しない為に、取りまとめる庄屋とかが居たんじゃないだろうか?
そして農家についても冒険者になろうと思わない程に楽ができた可能性が高い。
過酷な農業で楽が出来るとはどういうことだろうか。
答えはプランテーション式で奴隷を大量投入して農業従事させているからだ。
農家自体の仕事は奴隷の取り纏め管理をするだけ。
奴隷達は日々、鉱山およびプランテーションで大量に使役されるのだ。
うっわ……やっぱり強制労働させる為の拷問技術が必要になるじゃないか(泣)
強制支配が無いからこそ、脱走防止及び服従させる為に恐怖と痛みによる心理的支配が行われる。DVと一緒だ。
とりあえず殴っておけば言う事聞く精神の世界だ。怖い。
ムチ打ちかな? ムチ打ちだろうな。アォォン!
……まぁ、なんか色々思うところはあるけれど、一般人の総武器携帯化、もしくは総魔法使い化により『武器防具を一般人が買える店がある』はクリアできるんじゃないでしょうか。
もう次に行こう。
『盗賊団がよくいる』
これは脱走奴隷が盗賊になるんだろうな。
なにせ武器がありふれているか、もしくは全員が魔法を使えるからこそ、折れない心の持ち主が奴隷の境遇を嘆いて脱走し武器を取ったんだろう。
そして奴隷ハンターから身を守る為に、逃げた脱走奴隷たちと身を寄せ合い力を合わせて数で対抗を始めたのが盗賊化のきっかけになるはず。
どうにも異世界ではモンスターの危険があるにも関わらず、食料が行きわたって豊富に存在している様子から、目につかない箇所で奴隷が大量使役されているだろう気配が伺い知れる。
なにかと殺伐とした弱肉強食の世界だから盗賊団が沢山いても仕方がない気がするよ……
そして冒険者の派遣だけでも、なんか生存率が著しく下がりそうな世界になる気がしてきた。
『ゴブリンがいる』
定番よね。
ゴブリンをどういった存在にするかが滅茶苦茶大きな問題だけど。
WIKIを参照すると
ゴブリンとは、邪悪な、または悪意をもった精霊である。
ゴブリンとは、おふざけが好きで意地の悪い(だが邪悪とは限らない)妖精である。
ゴブリンとは、ぞっとするような醜い幽霊である。
ゴブリンとは、ノームまたはドワーフのこと(またはその一種)である。
魔法があってエルフが居る世界だから、ゴブリンも居る。
個人的にはゴブリン=妖精さんとしたいところだが、こと、なろうファンタジーにおいては大抵のゴブリンは人類の敵であるため、敵モンスターとするのが様式美である。
となるとゴブリンの設定において重要になるのは「くっころ」があるかどうか。
つまりエルフ×ゴブリンの絵を見たいかどうかだけである。
うん。
ありだな。
仕方がない。
冒険には危険がつきものだもの。
仕方がないと思うゴブリンめっ!
さて、くっころありきのゴブリンとなれば、生殖が人類、エルフと共通する方法ということになる。
となると内蔵の作りも人間に近い。
そうなれば当然のことながらゴブリンの性別もあるはずだ。オスゴブリンにメスゴブリン。
そう。つかまって『くっころ』されるのは女性に限ったことではないのである。
盾役のガチムチハゲメンがメスゴブリンに拘束されて「くっ! ころせっ!」と言っているシーンだってあるかもしれないのだ。
だって人間と同じような生殖活動をするという事はそういうことだろう?
効率的な生殖の為には性別が必要なはずだ。
オスだけしか生まれないとか種として滅ぶ可能性が高い。
ん?
まてよ?
もしかして、人間×ゴブリンの子がホブゴブリン。
エルフ×ゴブリンの子がゴブリンメイジとかになるのか?
やべぇ。なんか色々妄想が捗ってくるな……
滾るから今日はここまでにしるっ!




