目次 次へ 1/47 序章 壮大なスケールで描く、大河小説をどうぞ。 時は紀元前五世紀。所は亜大陸、北インド。厳しいカースト制度のもと、バラモン教の僧侶たちが優雅な生活を極めていた。 だが、その頃から台頭し始めた武士(クシャトリア)たちが武力によって自分達の領土を広げ、自らを王と呼び支配し始める。 不安定な気候と戦乱の世に、人々の心は疲弊し、宗教に救いを求めるもバラモンは堕落しきっていた。人々は待っていた。ただ一人の救世主を。預言された運命の人を。 これは、小国が乱立する北インドに繰り広げられた国盗りと、切なくも激しく燃え上がった愛を綴った物語である。 青羽様から頂きました。