暗躍
王都に魔王級が出現して、二週間の時が流れた。
王都は残った王城もボロボロになり、再建する話が出ている。
戻ってきた民たちは、しばらくテント暮らしになる。
復興のために全員で瓦礫の撤去作業から始めており、各地から職人や人手を集めて王都を再建する計画が動いていた。
そんな中、急な魔王級の出現を調査するための一団が結成された。
魔王級が出現した場所に異変はないかと、調べるための調査隊だ。
そんな調査隊が見つけたのは、魔王級を封印するとされる道具だった。
蓋のついた壺が置かれており、周囲には儀式を施したような跡がある。
「おい、何だこれ?」
「――これ、まさか封印していた魔王級を解き放ったのか?」
「嘘だろ」
信じられないという顔をする調査隊の隊員たちは、リーダーの顔を見た。
リーダーは苦虫をかみ潰したような顔をしている。
「証拠は全て回収して、王都へ届けるぞ。――それから、すぐに王都へ報告だ」
自然発生したのではなく、封印が解かれて魔王級が復活した――そうなると、本当に面倒な話になってくる。
リーダーはこれからのことを考えて、頭が痛くなるのだった。
(どこが動いた? それに、ドラゴンロードを封印したのは――)
王国の西部に位置する大国――アルゼーア連合王国が保管していたはずだ。
そして、現在のバリス王国はその国と争っている。
考えたくはないが、連合王国が魔王級を戦争に利用したのではないか?
リーダーは、部下たちに絶対にこのことを喋るなと口止めをすることにした。
◇
王都。
ゴドウィンさんの執務室に来た俺は、片付けを手伝っている。
避難前に慌てていたのか、部屋は荒れていた。
王都での戦いで王城もボロボロだ。
再建するために荷物を運び出す必要がある。
「いや~、悪いね。この忙しい時に手伝ってもらって」
「いえ、今日はダンジョンに入りませんし」
王都を再建する――そのためには色々と必要になる。
各地から運ばれてくる食糧や資材だが、それらの代金を稼ぐ必要があった。
非常時ということで、王都では復興作業に加わらない騎士や兵士たちは全員がダンジョン送りである。
そこで魔石や素材集めを行っていた。
俺も同様だ。
他国からの支援を得るために、滅多に手に入らない素材やらモンスターソウルを集めている。
タダ働きだ。
「本当に良かったのかな? 誠太郎君なら、他の都市が喜んで迎え入れてくれるのに。王都に残って復興作業なんてしちゃって? 好待遇で迎え入れる、って話とか来ているはずだけど?」
最近になって俺を召し抱えたいと言い出す貴族たちが増えている。
だが、俺としては誰かに仕えるというのが、よく分からない。
それに、ここに残りたかった。
「あ~、それも考えたんですけどね。でも、放置も出来ませんから」
大勢が王都から離れていく。
王都で暮らしていた人たちも、今の瓦礫の山を見て移住を決めた。
冒険者たちも同様だ。
ダンジョンがあっても、不便な場所では生活もままならない。
他の土地へと向かってしまった。
迷い人も同様だ。
少数を残して、他はバリス王国内にある別の都市を目指している。
ただ、王様だけは王都から移らないと宣言していた。
「あの、それよりも気になったことがあるんですが」
「何かな?」
「どうして、王様は別の都市に移り住まないんですか? その方が楽なのに」
ゴドウィンさんは笑っていた。
「確かに不便だが、この世界の復興速度を甘く見ないで欲しいね」
「え?」
「君たちの世界にある重機は少ないが、魔法もある。人一人の仕事量も、こちらの世界が勝っているよ。君たちや他の世界から、知識や技術も流れ込む。わしの弟子たちも来るから、一年もしない内にある程度は復興するさ」
思っていたよりも早く復興するようだ。
「凄いですね」
「わしから言わせてもらえれば、君たちの世界には魔法がないのによく頑張っているけどね。それに、だ。――ある意味、王都は安全だと今回の件で理解できた」
魔王級がダンジョンを目指すのは確定し、ダンジョンが魔王級を退ける力を持っているのも判明した。
普通の都市よりも、ダンジョンを抱えている都市は安全だった。
「陛下はこれを機に千年続く都作りを考えている。新しい王都が誕生すると期待するとしよう」
「千年!?」
「これを機に、異世界からの知識や技術も使って新しい都市作りが始まる。まぁ、以前の活気を取り戻すには、何十年とかかるだろうけどね」
色々と考えているのだと感心していると、ゴドウィンさんが何かを探し始めた。
「――おかしいな」
「どうしました?」
「いや、誠太郎君に借りたフィギュアを返そうと思ったんだが――ないんだ」
「え?」
ゴドウィンさんが一つの箱を手にしている。
「こいつに保管していたんだが、どこにも見つからない。誠太郎君、申し訳ない。必ず見つけるから」
「いや、その――確かに勿体ないですけど、あれって五百円くらいの価値ですよ。こっちだと五バルクですし」
あまりにも真剣な表情のゴドウィンさんは、何かを気にしていた。
「――誠太郎君、わしたちが王都に戻ってくる前に変なことはなかったかな?」
「変なこと?」
「盗人の類いがいなかったのか、だよ。ドラゴンロード討伐後でもいい。気になったことがあったら教えて欲しい」
「いなかったと思いますよ。みんな逃げていましたし。あ、でも――」
俺は毒舌メイドの話をする。
「口の悪いメイドさんが、割と早めに戻ってきていましたね。ゴドウィンさんよりも先に会いました。あの人なら、何か知っているんじゃないですか?」
「口の悪いメイド?」
ゴドウィンさんが考え込んでいた。
「――誠太郎君、君に対して無礼な物言いをしたメイドがいるのかな? 本当に? それはちょっと考えにくいよ」
「え?」
「君は地下八階を攻略した猛者だ。国もそれなりの待遇を考えていた。言わば、失礼があってはならない相手だ」
そこまで評価されていたのは嬉しく思うが、きっとその前に出会っていたからだろう。
「あ、それならここに来た時に一度会っていますから、そのせいかもしれません」
「ここに来た時? 迷い込んですぐの頃かい?」
「ほら、ゴドウィンさんと出会って、俺が鎧を解除して倒れて担ぎ込まれた時ですよ。あの時、目が覚めるとその毒舌のメイドさんがいたんです。だから、顔見知りって言うか――」
そのために少しばかり図々しくなったのではないか? 俺からすれば、女子と話せて少し嬉しくなった自分が悲しい。
俺の説明を聞いて、ゴドウィンさんの表情が険しいものになった。
「あの、どうかしました?」
「誠太郎君。あの時、わしと会話をした際に意思疎通を可能とする魔法を使用したのは覚えているね? 魔法が使えるような人材をメイドにして放置はしない。あの頃の君と話が出来た、というのはおかしいんだ」
言われてみれば、確かに不思議だった。
彼女が自然体だったために、俺は不思議とは思わなかったが。
「元迷い人とか?」
「王宮内で働いている迷い人のメイドはいないよ」
「――え?」
「それに、ドラゴンロードを討伐してすぐに、メイドたちを城には戻していない。安全確認が先だったからね。――悪いが、すぐにそのメイドを捜そう。これから集めるから、その中にいたら教えて欲しい」
その後すぐに王宮で働いているメイドさんたちが集められ――その中に、俺の知っている毒舌メイドさんがいないことが分かった。
ただ、少なくない人数の人たちが、俺が見たメイドさんを見かけたという証言はあった。
――どういうこと?
◇
「こいつはもう駄目だ」
「まったく――犯罪奴隷がしばらく集まらない時に、簡単に駄目になりやがって」
薄暗い部屋にある汚れたベッドの上。
そこには日々の重労働に体を壊した犯罪奴隷たちが押し込まれていた。
今にも死んでしまいそうな者たちばかり。
その中に――瀬田の姿があった。
髪の毛は抜け、痩せ細っていた。
作業中の事故に巻き込まれ、体には包帯が巻かれている。
治療すれば助かるのだが、犯罪奴隷などに高い金をかけることはない。
瀬田は苦しんでいた。
「助け――て。誰か――助けて――誰か」
一度の過ちで人生が狂ってしまった。
こんな部屋で誰にも知られず死んでいくのは嫌だ――そう思っていると、部屋にフード付きのローブをかぶった女性がやって来る。
「ようやく見つけましたよ」
フードから紫色の髪と、赤い瞳が見えている。
瀬田が女性に手を伸ばす。
「たすけ――て」
「それは貴方次第です」
女性は懐から一つのフィギュアを取り出すのだった。
瀬田はそのフィギュアを見てすぐに気が付く。
黒騎士のライバルである――白騎士だ。
「しろ――き――し」
女性はニヤリと笑みを浮かべた。
「可能性が出て来ましたね。この人形を知っていて、今にも死にそうな貴方――生への執着もいい具合です。――異能が目覚めてもおかしくはない」
女性の言葉を聞いて、瀬田は腕を伸ばす。
痩せ細った腕――ボロボロの手が、女性から奪うように白騎士のフィギュアを掴んだ。
「異能――欲しい――俺の異能!」
新藤を羨み、そして自分を認めない黒騎士を憎む。
すると、瀬田が握りしめたフィギュアがまばゆく光り出す。
女性は微笑む。
「――成功ですね」
次の瞬間――その場に全身鎧をまとった騎士が出現する。
青いマント――そして、白く美しい鎧はパワードスーツだ。
女性がフードを脱ぎ、そして瀬田の前で片膝をついた。
「瀬田蒼馬様、私はヴィオラ。――我々“迷いの森”は、貴方をお迎えに上がりました。どうか、そのお力を我々にお貸しください」
瀬田は苦しんでいた。
「お、俺の力?」
「今はすぐに移動しましょう。仲間が待っております」
女性は瀬田を抱きかかえて、外へと連れ出していく。
そこに待っていたのは、フード付きのローブをまとった男たちだ。
「ヴィオラ、成功したのか?」
一人がそう言うと、ヴィオラは頷く。
「はい。成功です」
「――そうか。瀬田君だったな?」
瀬田がその男を見ると、フードを外した。
日本人の男性だった。
「俺も君と同じ迷い人だ。我々は君を歓迎する。まずは、ここから脱出しよう。君には休養が必要だ」
瀬田は何が起こったのかよく分からないが、それでもこの場から逃げられるのは嬉しかった。
「あ、あぁ、頼む」
ヘルメット内のモニターには、瀬田の肉体に深刻な問題があると表示していた。
内部ではいくつもの注射を打たれ、強制的に栄養を補給している。
黒騎士と同等の力を――瀬田が得てしまった。
◇
王都。
ゴドウィンさんが言っていた通りだ。
魔法使いたちが集まると、王都の復興が急速に進んでいく。
いくつもの建物が用意され、そこで大勢が寝泊まりをしていた。
新しい街作りが始まっており、毎日のように仕事がある。
俺もその手伝いをしていた。
毎日のようにダンジョンに入れなかったのは、適度に休暇を入れるように言われているからだ。
そんな日は、拓郎と一緒に作業着姿で復興の手伝いだ。
パワードスーツで張り切って手伝おうともしたが、基本的に戦闘用だ。
あと、あの格好は目立って仕方がない。
子供たちが集まってきて、吟遊詩人たちに囲まれるので仕事にならない。
「こんなものかな?」
瓦礫を運び出す手伝いをしていた。
拓郎が息を切らしている。
「と、殿、そろそろお昼の休憩時間でござるよ」
「もうそんな時間か」
作業員たち向けの食堂があり、そこでなら無料で食事が出来る。
そちらへと向かおうとすると、俺たちに手を振ってくる女性がいた。
――美緒先輩。
いや、美緒だ。
「お~い、二人とも!」
手には荷物を持っている。
俺たちの昼食だろう。
美緒がやって来ると、俺たちは手頃な瓦礫の上に腰を下ろして昼食にする。
「丁度お腹が空いていたんですよ」
そう言うと、美緒が俺の頬を指で突く。
「セイ君、空いて――の続きはやり直しよ」
「す、空いていたんだ」
「よろしい。敬語はなしだって言ったわよね?」
あれから、美緒は俺に対して話し方を改めるように言って来た。
先輩として敬うのは止めて欲しい、と。
女子にため口とか、俺にはハードルが高すぎるよ! ――なんて言ったら、根気よく治していこうと言われた。
拓郎は荷物から食べ物を取り出す。
「――やった昼食でござるな。それにしても、日に日に復興が進んでいるでござる」
俺たちが見ている景色は、日に日に変わっていく。
建物がポツポツと増えていた。
壁の修復作業も始まり、出稼ぎに来た人たちが暮らす場所は街が出来つつある。
王城も解体されている。
美緒が感心していた。
「魔法って凄いのね。元の世界より復興には時間がかかると思っていたのに」
異世界って凄いな。
ただ、魔法も何でも出来て便利――というわけではない。
魔法の使用には対価が必要だ。
肉体の魔力で補えない分は、魔石やらその他のエネルギーで代用する。
つまり、俺たちが稼いできた魔石が――毎日のように大量に消費されていくのだ。
あと、重要な部分や細かいところはやっぱり手作業に頼っている。
「本当に便利ですよね――違った。だ、だね。俺も覚えたいな」
すると、美緒が俺の口元を見た。
俺の口端に付いたソースを美緒が指で拭ってくれる。
そしてそのまま――自分の指に付いたソースを舐め取った。
「はい、綺麗になった」
「――ひゃ、ひゃりがとうございましゅ!」
声が裏返り、顔が真っ赤になってしまう。
拓郎は――俺たちから視線をそらしていた。
こいつ、空気を読める男だな! 流石だ!
美緒は俺の顔を見て笑っている。
「顔が真っ赤だよ」
これは仕方がないと思う。こんなの――予想外にも程があるだろ!?
――どうしよう、幸せすぎるんですけど!?
食事を済ませ、水を飲んでいるとバスがやって来た。
「あのバスは」
随分と改造されているが、俺たちがこの世界に来た際に乗っていたバスだ。
俺たちの側に来ると、二人ほど降りてくる。
姫島さんと藤代さんだ。
「ここにいたわね!」
姫島さんが俺に近付いてくる。
藤代さんは俺を見て、申し訳なさそうな顔をしていた。
「すみません。先輩がどうしても捜すって聞かなくて」
どうやら、バスに乗り込んで俺たちがいる場所まで連れてきてもらったらしい。
バスはそのまま走り去っていく。
何気に王都は広いから、移動をするとなると大変だ。
「何か用かしら?」
美緒が姫島さんに用件を聞いた。
姫島さんは腰に手を当てて、胸を張っている。
「新藤に用事があるの。わたくしたちに協力しなさいな」
「え?」
協力しろと言われて困っていると、姫島さんが続ける。
「王都は現在冒険者不足よ。騎士や兵士たちだけでも足りないから、冒険者を希望する若者をかき集めているの」
拓郎が呆れた顔をしながら、姫島さんとの会話に割り込んでくる。
「そんなの誰でも知っているでござる」
「五月蠅いわよ、ゴザル!」
「ゴザル!? 拙者には拓郎という名前が――」
「あんたなんてゴザルで十分よ。それに、まったく分かってないわ。この非常時に売り込むからこそ意味があるんじゃない。新藤の助けを借りてでも、地下三階を突破するわ。そうすれば、今のわたくしたちなら王都の即戦力になれるのよ。この際だから地下五階を目指すのも良いわね!」
冒険者不足だから、それは間違いないだろう。
美緒が姫島さんを前に苛立っている気がした。
「私に散々言っておいて、自分も利用しようなんて良い度胸ね?」
「これは人助けにもなるのよ。それに、今の新藤なら危なっかしくないもの。今がチャンスなの! それに、新藤にもメリットがある話よ」
姫島さんの意気込みに反して、藤代さんはやる気がなかった。
「先輩、自分のやれることをやりましょうよ。人助けは無理してやるものじゃないですよ。周囲に迷惑がかかりますし」
「お馬鹿! 頑張りどころがあるでしょ!」
姫島さんは色々と考えている様子だった。
俺よりもしっかりしているな。
「――俺はいいけど、基本的にあんまり手伝えないよ。出来ても――三日に一度かな? 時間も限られると思うけど」
一日ダンジョンに入れば、翌日は休日となる。
普通はそれだけ体力を消耗するのだが、俺はどうにも余裕がある。
モンスターソウルの効果だろうか?
「それでいいわ。わたくしと後輩、そしてそこの悪女もどきとゴザルで四人。すぐに地下三階を突破してみせるわ。その後は地下四階で稼いで、地下五階を目指す準備ね」
藤代さんが申し訳なさそうにしている。
拓郎が驚いていた。
「拙者も数に入っていると!? 拙者もダンジョンに入るのでござるか!?」
「当たり前よ。貴方、新藤の家来ならそれくらいしなさいよ」
「ぬぅ――そう言われると言い返せないでござる。しかし、一度失敗している身としては、もっと慎重に行動したいのでござるが?」
「チャンスは今なのよ! さっさと行動する!」
美緒の方は――意外と受け入れていた。
「ま、いいわ。その方が役に立てそうだし」
「悪女もどきはよく理解しているわね。わたくし的にポイントが高いわよ」
「その、悪女もどきは止めて」
「あら? 悪女のふりをして悲劇のヒロインを演じていた貴女に、ピッタリだと思ったのだけど? 元々向いてなかったのよ。さっさと止めて正解だったじゃない。気が楽になったでしょう?」
美緒が笑顔のまま、手を振り上げて姫島さんを引っぱたこうとしていた。
俺たちが止めに入る。
「美緒、落ち着いて!」
「落ち着いているわよ。落ち着いているから、一度きつくこの女に教えてやるんじゃない」
本当に腹立たしかったようだ。
姫島さんは、気にした様子がない。
「新藤が協力してくれるなら、すぐにでも準備をしないとね! これから忙しくなるわよ!」
藤代さんが、もうどうにでもなれという顔をしていた。
「――はぁ」
溜息を吐いている。
縁のある人たちが王都に残り、少しだけ心強くあった。
――まぁ、浦辺はさっさと王都を離れたけど。
異世界に来て、随分と時間が過ぎた。
爺ちゃん、婆ちゃん――それに、天国の親父とお袋――俺は異世界で元気に過ごしています。
異世界ヒーロー(仮)はいかがだったでしょうか?
面白かったら、感想、評価をお願いいたします。
感想や評価は「下部」から行えますので、気軽に行ってください。
感想、評価は大変励になります。
自分の作品だけではなく、他の作者さんたちの作品にも感想や評価をしてくれると嬉しいです。
※その際は規約を守っていただけると助かります。
活動報告にて後日、自分なりの感想や反省を報告しようと思います。
詳しい話は、そちらをチェックしていただけると助かります。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。
次回更新は「未定」です。
章ごとに書き上げてからの投稿になるため、二章は完成してからの投稿になります。
さすがに一日三回投稿はもうしないかな(^_^;




