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通り雨
突然の土砂降り 通り雨
窓辺でわたしは ウトウトウト
ぼんやり 眺めてる
あれもしなきゃ これもしなきゃって
頭は やることでいっぱいなのに
雨音に連れられ
ふわふわ ふぅわり
ひとつふたつと 空に飛んでいく
やんだと思った少しあと
再び土砂降り 天気雨
はっと窓を開けたら
空はキラキラ 輝いてた
お茶をのんで ウロウロして
ついでに掃除までしたら
そろそろ タイミングが巡ってきた予感
次の雨が通りかかるまでに
飛んでいった 「ひとつふたつ」に
いくつ 取り掛かれるかな
このゆっくりペースの詩集も今回で終わりにしようと思います。
また言葉が浮かんできたら、新しい詩集を始めたいです。
ここまでのお付き合い、ありがとうございました!




