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玩具箱~おもちゃばこ~  作者: K・t
最終部 楽しく遊んだ後には
36/40

祝福のうた

雪の降る中をひとり行く

景色に溶けそうな 白い服着て

さくさく 音立て 地を踏みしめて


降れや降れ 振るえや振るえと

両手をひらいて はらり舞いながら


円を描く ちっぽけな靴跡を残し

雪の向こうに待つ あの人の元へと向かう



星の海をふたり行く

またたくいろまとう あなたと手をつないで

しずかな空間を どこまでも どこまでも


光れや光れ ひらめき注げと

声をそろえて ふわり歌いながら


たがいが描く いくつもの波紋を残し

星の向こうにある 新たな世界を目指して

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― 新着の感想 ―
[良い点] 一つ前の詩とともに、季節の中にある自然が情感豊かに綴られていて、とても美しいです。 「星の海をふたり行く」。星の光の波間に、ふたりその身を浮かべるような幻想的で素敵な光景ですね。手をつない…
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