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対の小鳥
「同じ枝の小鳥」の続きになります^^
歌ってる あなたが歌ってる
軽やかに 伸びやかに
歌ってる あなたが歌ってる
たゆたうように 移ろう山々に向かって
無邪気さを
真っ直ぐさを秘めたまなこ
明日を想い 放たれる響き
高く低く どこまでも遠くへと
受けてくれるかも分からない
ちょっとした お誘いだったけど
あなたは 歌う私のとなりで
小枝の上で 同じようにのど鳴らして
ふたりきりのステージ 楽しんでる
からまり合って 連ねられるメロディーは
秋風みたいに
木々の葉を ゆるゆら 染めていった




