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何気ない一瞬を
撮ろうと思っていた 満開の桜
気が付けば 葉が出始めていて
地面に ピンクの濃淡を描いてる
たまには 下を向いて歩くのも良いかもね
そう言う君は つま先で軽く引っかいた
ふわり
花びらが巻き上がる
軽々 風にさらわれ 彼方へと飛んでいく
その向こうには 青々とした山と空
流れるのは 清浄でやわらかい春の空気
やっぱり 上を向く方が良いよね、と
ふたり 笑いあった
来年こそは撮れるかな?
満開の桜を
楽し気な笑顔を
何気ない一瞬 一瞬を
逃さず 残しておきたいんだ
逃さず投稿しておきたい詩でした(笑)。




