表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
70/181

事例██████ ‐ ウィキパディア内で発見された議論ページの報告書

メモ


やぁ、ひさしぶりだね。

私だよ。

私から直接メッセージを送るのは5ヶ月ぶりだね。

いや、すまなかった。

本来ならばもう少し早く連絡しようと思っていたのだが、私の方で色々あってね。

連絡ができなかったという訳だ。

正直、今の私を取り巻く状況は非常に深刻だ。

どれだけ深刻なのかと言えば、ここ3ヶ月で自分の頭の上を銃弾が飛び去っていくという状況に慣れてしまった程には深刻だ。

日本に居た頃と比べれば考えられない様な状況だが自分で歩んでしまった道だ。

致し方あるまい。


私は今、既に彼らの包囲下の状況にある。

私が潜伏しているこの場所に彼らの実行部隊が踏み込んでくるのも時間の問題であろう。

今思えばガソリンスタンドに寄ったのが間違いだったのだろう。

だが安心はして欲しい。

この状況を打開するすべは既に用意してある。

どうなるかは、まだ分からないが、成功した時は私からのメッセージが君に届き続ける事になるだろう。

失敗した時はメッセージが届かなくなる。

君にとってはただ、それだけの話だ。

だから、君は私の状況などという些細な事は気にしないでウィキパディアの真相を知ってほしい。


さて、それでは本題に移るとしよう。

今回君に送る情報はウィキパディア内で発見された議論ページの報告書だ。

この情報はいつも送るものとは少し性質の違う物だ。

これは言わば私が彼らのデーターバンクから抜き取って得た物だからね。

その為、根幹となりうる様な箇所は残念ながら安全上の問題から消させてもらったが、君なら問題ないだろう。


君が真相に行き着く事を祈るよ。


 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ