鹿山雄三 - ウィキパディア
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鹿山雄三
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鹿山雄三(かやま ゆうぞう 1995年(平成7年)9月11日 - )は日本の歴史改変SF小説作家、及び政治活動家。大分県旧直入町出身。竹田北高等学校卒業。
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目次
1.略歴
2.作品
3.政治活動
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略歴
1995年9月11日、大分県の旧直入町で生まれ、小学校、中学校、高校を通して地元の人にその優秀さから神童と呼ばれた。2003年、鹿山が小学3年生の時に歴史改変SF小説『清浄なる世界』を執筆し最年少で電龍文庫よりデビュー。2004年、最年少で直木賞を受賞した。2013年、18歳の時に倒天建幕を掲げ政治活動を開始した。
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作品
鹿山のデビュー作である歴史改変SF『清浄なる世界シリーズ』は、もしも鎖国したままの江戸幕府が現在も続いていたらという想定の作品である。こういった想定の作品は他の作家の作品にもあったが、清浄なる世界シリーズは直入藩という九州の直入郡地方にあるとする架空の藩を中心にその藩主、稲生鷹高が主人公として物語が進行する作品となっている。非常に細かい歴史描写や、幕府が続いていた日本の細かい描写が政治や人々の生活、世界情勢に至るまで克明に描かれており、こうした事から多くの読者にうけ、日本で大ベストセラーの作品となり映画も製作された。
小説
・清浄なる世界シリーズ
・清浄なる世界Ⅰ
・清浄なる世界Ⅱ
・清浄なる世界Ⅲ
・清浄なる世界Ⅳ
・清浄なる世界Ⅴ
・清浄なる世界Ⅵ
・清浄なる世界Ⅶ
・清浄なる世界 -資料集-
・清浄なる世界 -歴史集-
単著
・尊王攘夷運動の真実
・鎖国の真実
・太陽の沈む国 -何がこの国をおかしくしたのか-
・倒天建幕 -21世紀の幕府-
・無ノ王と知ノ王
・偉大なる幕府
・江戸幕府の失敗 -なぜ幕府は滅んだのか-
・天皇制の失敗
・偽りの神
・なぜ日本は戦争の道へと歩んだのか
・赤色化する日本
・これが日本の共産主義なのか? -マルクスが泣いている!-
・メディアの狂気 -国会前デモの真実-
・悲しきや武士の末裔
・深刻化する日本の貧困問題 -解決策はあるのか?-
・よくわかる世界の分離独立運動
・緊迫する国際情勢 -現代の日本で鎖国は可能か?-
・世界を変えるAI
・ベーシックインカムという選択肢
・士族よ!今こそ立ち上がれ!
・倒天建幕白書
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政治活動
鹿山は『倒天建幕』という現在の日本の象徴天皇制と議会政治を廃止し21世紀型の幕府を建幕するという思想を生み出し日本各地で政治運動を行っている。『倒天建幕党』『日本大改革党』『新生幕府の会』『幕府復活を考える会』『日本士族復権連盟』等の政治団体を作っており2018年現在、貧困層や若者を中心に急速にその勢力を拡大している。また、北海道の夕張市を筆頭に全国の19市町村に日本大改革党の名前で議員を多く輩出している。現状、この倒天建幕という新たな思想は新右翼の一種と考えられているが掲げている政策には左翼的だと指摘される政策もあり、メディアにおいて右翼や左翼など様々な形で伝えられている。象徴天皇制と議会政治を廃止し幕府を建幕する主張、さらに日本の左翼団体を強く批判する姿勢をとっている為、既存の右翼団体や左翼団体と対立している。また鹿山は自身の政治団体内において清浄なる世界シリーズに登場する人物である稲生鷹高の名前を愛称に呼ばれている。倒天建幕党、日本大改革党では団体に属する人に制服が与えられており団体が主催するチャリティーイベントや地域清掃ボランティア、党大会、デモ行進、演奏行進デモ、その他イベントなどではアイスランド・ブルー色のスーツタイプの制服を着て同色のピケ帽を被り活動する団体員達が多く見られている。この制服のデザインは鹿山が担当していると言われ鹿山のこれらの政治団体に属している人の数は1万から6万人の規模とされている。鹿山はこれらの団体における党大会などの組織内での演説で「一般市民を威圧せずにボランティア活動等のイベントを通して一般市民たちと親しく触れ合い我々がただの懐古主義者でも軍国主義者でもないという事を人々にこれからも訴え続けなければならない。行進(※デモ)も市民からの注目を集めかつ喜ばれるような行動をせよ。人々の信頼こそが重要である。今の時代において人々の支持なくしては幕府の復活はありえない」と語っており、また「規律を重んじ組織だった規則正しい行動をする事で他の愚かな右翼、左翼の烏合の衆との差別化を図る」と繰り返し訴えている。
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幼少期のエピソード
・生後3ヶ月の時に箸を自力で使おうとしはじめ3ヵ月後には成功し、生後5ヶ月で言葉を理解し少しずつ話す様になった。この様子は地元のケーブルテレビ局でも報じられ当時、天才赤ちゃんとして大きな話題となった。
・2歳の時に鹿山は父親が趣味で読んでいた天文学の本を居間に置いておいたところ読み始めすぐに読破し天文学に興味を示した。
・3歳の時にオランダ語の挨拶を誰にも教えられていないのにも関わらずオランダ語の挨拶を喋った。
・5歳の時に父親と母親が見ていた第二次世界大戦末期の日本の惨状や神風特攻隊を扱っていたドキュメンタリー番組に対して「違う!違う!」と大声をあげた事があった。それ以降、鹿山は歴史のドキュメンタリー番組が始まると番組にかじりつくように見ていたという。
・小学1年生の時に小学校の図書館や父親と共に町の図書館を訪れそこで歴史の本を読み漁っていたという。この時、読んでいた本はいずれも歴史関連の書籍で江戸時代から近代までの歴史を学んだ。




