アルキテンベルクの星 - ウィキパディア
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ページ/ノート
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アルキテンベルクの星
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概要
アルキテンベルクの星とは地球の上空50,000kmの宇宙空間に存在する底辺からの高さが50,000kmを有している正四角錐状の巨大な謎の物体である。この物体は頂点を地球側に垂直に向けた状態で地球を公転している。
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発見
アルキテンベルクの星を最初に発見(認識)したのはカリブ海の島国であるトリニダード・トバゴ共和国にて暮らしているアルキテンベルク・アコノールさんである。
2018年1月6日、アルキテンベルクさんはこの日、友人と酒を飲んだ帰り道に、ふと空を見上げたところ、奇妙な巨大な物体を発見した。これに驚いたアルキテンベルクさんは友人に、その事を言った。その友人は最初はアレキテンベルクさんの主張を信じていなかったが空を見て物体の存在を確認すると驚愕したという。
しかし、2人の周囲の人々は、この物体が明らかに空に浮かんでいるにも関わらず、誰もその存在に気がついた様子がなかった。アルキテンベルクさんと友人は、街の人々に空に変な物があると訴えた。周囲の人々の内、この2人の訴えの声に反応をして空を見上げた人々は、今までは異常に全く気がついていなかったにもかかわらず、この異常な物体を見ると驚愕の声を上げた。そして、その声に反応して他の人々も空を見上げて驚愕した。
この現象は人から人へと連鎖的に広がっていき、この様子を誰かが、インターネット上に動画としてSNSや動画サイトなどに上げていくと、その情報は瞬く間に伝播し凡そ1ヶ月間で全世界の人々がこの異常な物体の存在を認識した。
そして、この異常な物体は最初の発見者の名前からアルキテンベルクの星と呼ばれるようになった。
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検証
アルキテンベルクさんから世界に広がったこの情報によって、アルキテンベルクの星の存在を初めて認識した世界各国の国家は大混乱に陥りつつも、天文学者や物理学者など様々な分野の学者を招集し緊急の会議を行った。
その結果、このアルキテンベルクの星の存在自体は遥か昔から存在していた事がすぐに判明した。例として挙げるならばアルキテンベルクさんによって、発見される遥か前から写真や映像や絵、人工衛星の航路図、世界各国の夜の時間などの情報媒体に残されていた。
この結果、アルキテンベルクの星はその発見まで人間の無意識の領域に存在していた可能性を指摘する論文が心理学者のグループなどによって発表された。
この説によれば、この異常な物体は遥か昔から地球の静止衛星軌道上に物理的に存在していたが、人々はこの物体を完全に無意識下に置いており認識する事ができなかった。
しかし、アルキテンベルクさんが偶然にも認識する事に成功し、その情報を人々に伝え暴露していった結果、情報を暴露された人々も、この異常な物体の存在を初めて認識する事に成功し、さらに、そこからインターネットを使って、この情報が伝播された事によって人類は初めて空に浮かぶ、この異常な物体を認識する事ができたという事になる。
しかしこの説に対して他にもアルキテンベルクの星についての仮説が発表されており現状では真意は不明となっている。
2018年7月3日、アメリカ、ロシア、欧州、日本、インド、中国などの国々は、人工衛星を打ち上げてアルキテンベルクの星の調査を開始した。その結果、アルキテンベルクの星の表面は未発見の金属物質で覆われている事が判明した。また、アルキテンベルクの星の表面は非常に滑らかな構造をしている事が分かった。現在、各国の研究機関はこの謎の巨大物体の調査を進めるべく有人探査の計画を立案している。
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謎
アルキテンベルクの星は、あらゆる点において全てが謎に包まれている。何故、人間が認識する事ができなかったかという点もそうであるが、天文学や物理学の面からしても何故、この様な巨大な物体が地球の重力に引かれて落ちてこないのかという問題や自然界において、ここまで巨大な正四角錐状の物体ができるのかという問題も存在する。
一部の学者の間では、この物体は、宇宙人が作ったものであると主張も出始めており、現時点において、これら主張に対して反論できる程の情報はまったく得られていない。現状では今後の調査の進展が望まれる。




