ペロポネソス湾の謎の海底物体 ‐ ウィキパディア
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ペロポネソス湾の謎の海底物体
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ペロポネソス湾の謎の海底物体(Mysterious Undersea Objacts in the Peloponnese Gulf)とは、ギリシャ共和国のペロポネソス湾の中央部の海底に存在する謎の物体である。
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場所
ギリシャの南、緯度37.571531・経度22.216541の地点にペロポネソス湾の謎の海底物体は存在する。
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名称
ペロポネソス湾で発見された事からペロポネソス湾の謎の海底物体と呼ばれる。
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概要
ペロポネソス湾の謎の海底物体(Mysterious Undersea Objacts in the Peloponnese Gulf)はスウェーデンの海底探査会社オーシャン・クローム社が2015年に深さ668mの海底で発見した直系72mの謎の円盤状の巨大物体である。形状から墜落した未確認飛行物体(UFO)との声や、未確認潜水物体(USO)、沈んだ古代の海底遺跡との声も上がった。
この謎の物体は円盤状であり円盤の半分は海底の砂に埋もれている。この物体の正体は現時点では一切不明である。ギリシャ政府は政府の主導で、この物体の海底調査を行い、サンプリング調査によって2019年、この謎の物体の正体をクライオジェニアン紀の氷河の沈殿物であると発表した。
しかし、この見解に対しては異論も存在しており、この謎の物体を発見以来、調査を行っているスウェーデンの海底探査会社オーシャン・クローム社は、この物体は半径200m圏内に接近すると、電子機器が動かなくなったと証言し、物体の真上では衛星電話も含めて全ての電子機器が動かなくなったとした。オーシャン・クローム社の社長、ステファン・ガーボーイーンはこれがただの岩の塊だとは到底思えないとしている。
2021年12月、アメリカ海軍の海洋探査船RVアトランティスが有人深海調査潜水艇アルビンを用いた海底調査をこの物体が沈んでいる付近の海域で実施した。アメリカ海軍はこの調査について単なる地質調査の一環であり、この物体を調査する為の活動ではないと発表したが、この調査についてインターネット上では様々な憶測を呼んだ。
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発見
2015年6月29日にトレジャーハンティングとして海底の探査を専門としているスウェーデンの海底探査会社オーシャン・クローム社が発見した。オーシャン・クローム社は元々、ペロポネソス湾で100年以上前に年代物のワインを多数積載したまま沈没した貨物船を捜索する為の海底探査の作業を行っており、この最中に偶然発見した。それまで、周辺の海域を10日間に渡ってスキャンし探索を続けたが、何も発見できなかった為、引き上げる直前に最後のスキャンを行った所、音波探知にこのペロポネソス湾の謎の海底物体の反応があったという。
オーシャン・クローム社の探査チームのリーダー、リター・リッテンバーグはペロポネソス湾の謎の海底物体の発見時、謎の海底物体の周囲の海底には長さ2kmに渡って海底が抉れた様な謎の帯が確認できたと述べた。リター・リッテンバーグは、ペロポネソス湾の謎の海底物体について、この様な奇妙な物体はこれまで一度も見た事がないとオーシャン・クローム社の公式Youtudeチャンネルに投稿された動画内で語っている。
オーシャン・クローム社のステファン・ガーボーイーンはペロポネソス湾の謎の海底物体について、その形状からUFOか古代人が建設した建造物が沈んだ物ではないかとの見解を示し、このオーシャン・クローム社の発見や見解は全て公式Youtudeチャンネルの動画として投稿され、これがインターネット上で話題となり、その後に多くのメディアで注目を集めた。
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地図
※赤い点の海域にペロポネソス湾の謎の海底物体が存在。




