魔法少女アルターフ ‐ ウィキパディア
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魔法少女アルターフ
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魔法少女アルターフ(アラビア語:فتاة ساحرة أَلْطَاف 生誕:???‐ 活動:2076年‐)とはレバノン共和国の魔法少女。フィクションを除き人類史上初めての実在する事が確認された魔法少女である。
パン・アフリカ=サウスアメリカ戦争後のレバノンにおいて、侵略生体や犯罪からレバノン人を守る正義のヒーローとして活躍している。正体不明のヒーローとしても知られる。
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目次
1.概要
2.経歴
3.正体不明のヒーロー
4.レバノン政府の対応
5.レバノン国民の反応と世界の反応
6.主な技
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概要
魔法少女アルターフ(アラビア語:فتاة ساحرة أَلْطَاف 生誕:???‐ 活動:2076年‐)は恐らくは日本のアニメ、電池魔法少女マイナ+の作中に登場する電池魔法少女プラスの影響を受けたと思われるコンセントプラグ型の尻尾と水色を基調とした衣装を身に纏った魔法少女である。
その外見はピンク色の髪色をした14歳から16歳ほどに見受けられる外見の少女である。白い猫の様な浮遊する未知の生物も伴って確認される事が多い。
2076年に突如として登場しレバノンにおいて、侵略生体や犯罪に脅かされる多くのレバノン人を救済しレバノンの国民的英雄となった。
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経歴
魔法少女アルターフは2076年に突如としてレバノンに登場した。最初の目撃例はレバノンの首都ベイルートの郊外の地域であるとされており、侵略生体に襲われていた一家を救ったのが最初であるとされる。
魔法少女アルターフは自身をリリカル魔法少女アルターフと名乗った。これ以降、魔法少女アルターフはレバノン各地に出没し侵略生体に襲われる人々や、犯罪者や犯罪組織と戦った。
2078年にはレバノン最大の麻薬犯罪組織、ジャミン・ルーラの星旅団を壊滅。さらに人身売買組織や人身売買に関与していた政治家や軍人の摘発に重大な働きをした。また、レバノン以外にもレバノン国内において犯罪や汚職等に関与していた外国軍の部隊に対しても攻撃を行っている。
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正体不明の正義のヒーロー
魔法少女アルターフの登場以降、レバノンの犯罪件数は目に見える形で急激に減少していった。それまで貧困などから犯罪が多発していたレバノンであったが、魔法少女アルターフはレバノン国民に対して「みんなで協力すれば何とかなるよ!」「レバノンの為に!」と訴えた。
さらには、魔法少女アルターフは戦い以外の場においても、例えば交通事故や怪我、荷物運びなどで困っている人の元へも、度々現れては人々を助けた。こうした魔法少女アルターフの姿は戦後、様々な問題から疲弊していた多くのレバノン国民に勇気と希望を与えた。
魔法少女アルターフの登場がレバノンに与えた影響は数字上においても明確に現れている。魔法少女アルターフの登場時期の以後、レバノン国内における犯罪の発生率は明確に減少の傾向へと向かった。これは警察機構が国内において殆ど機能していないとさえ指摘されるレバノンにおいて、治安の改善に明確な効果があった事を示している。
・魔法少女アルターフの正体
魔法少女アルターフの正体を巡ってはある程度の仮説が出ている。1つ目は、魔法少女アルターフはレバノン国内に住んでいるレバノン人である可能性が非常に高いという事。これは、彼女が話す言葉が非常に流暢なレバノン方言のアラビア語である為である。
2つ目は、魔法少女アルターフは魔法や魔術を行使するが、こうした能力は彼女の出自が恐らくはパン・アフリカ=サウスアメリカ戦争中においてセル=エレーン帝国軍が使用した生体兵器の子孫である為にこれを可能としていると考えられる事。
魔法や魔術は本来は地球人類には備わっていない能力である。しかし、パン・アフリカ=サウスアメリカ戦争中においてセル=エレーン帝国軍が使用した生体兵器は材料が地球人類であったにも関わらず生体兵器に肉体改造された者は人間の姿と知性を失う代わりに魔法や魔術の行使を可能にした。戦争中から戦後1年にかけて、生体兵器に肉体改造された者はほぼ全員が死亡したと見られているが、魔法少女アルターフはこうした生体兵器にされた人々の血を色濃く継いでいる子孫であると見られている。
この可能性は中国の科学技術院によるレバノン人に対する遺伝子学的調査をふまえた仮説である。中国の科学技術院による研究によると現在、レバノン人の全人口の13.3%は戦争に使われた生体兵器ほどの肉体改造の影響はみられないものの、僅かながらにも、人体が改造されている形跡が現在まで残っているとの研究結果がで出ている。これらの人々は生体兵器への人体改造が完了する前にレバノンが国連軍によって解放された為に救い出された人々やその子孫である。
こうした人々はほぼ人間と変わらない為、魔法や魔術を行使する事はできないが、魔法少女アルターフは特異的に生体兵器の特徴を人間の容姿や知性をかなえ備えながら色濃く残したかなりの特殊な事例であると考えられている。
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レバノン政府の対応
当初、レバノン政府は魔法少女アルターフについて、魔法や魔術を行使し違法な警察活動を行っているとして、魔法少女アルターフを逮捕する方針を鮮明にしていた。実際、レバノン警察、レバノン軍は魔法少女アルターフが現れたとの通報や報告があれば現場に急行しており魔法少女アルターフを捕縛しようとしていた。また、国民に対しても魔法少女アルターフが現れた際には警察や軍に通報をする様にと呼びかけていた。
しかし、こうした政府の対応について、多くのレバノン国民は政府の行動に批判的であり、魔法少女アルターフが現れても警察や軍には通報しなかったり、かくまったりする人々が大半だった。
こうしたレバノン政府の動きの背景には諸外国の動きが関係していたとする見方もある。魔法少女アルターフの行う正義の対象は侵略生体やレバノンの一般の犯罪者以外にも外国軍や外国企業にも向けられていた。外国の中にはレバノン国内で違法な賄賂や薬物の流通など様々な犯罪に関与している勢力も存在した。中にはレバノンの国内法では認められていたものの、レバノン人を苦しめたとして正義の執行の対象にされた例も存在する。
例えば2078年にはレバノン国内で大規模な不動産事業を行っていた中国の国営不動産大手企業が工場の開発事業を行っていたが、この開発が妨害されており、さらに妨害に対処する為に中国軍が出動したがこの中国軍部隊も魔法や魔術によって無力化されてしまった例も存在する。
レバノン政府は当初はこのように魔法少女アルターフを違法的な活動として逮捕する方針だった。しかし魔法少女アルターフがレバノン国民の間で爆発的な人気を博す様になると、こうした政府の方針は国民からの大反発を受ける様になり、次第にレバノン政府は魔法少女アルターフの活動を黙認する様になった。
現在では魔法少女アルターフの活動について、レバノン政府は殆ど口出しをする事はなく、政治家も活動を賞賛する声を上げるなど、魔法少女アルターフの活動は事実上の公認に近い黙認を受けている状況である。ただし、レバノンの警察庁や裁判所は魔法少女アルターフの活動について、違法な活動としての見解を崩してはいない。
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レバノン国民の反応と世界の反応
レバノン国民は魔法少女アルターフの活動開始の当初、魔法少女アルターフについて懐疑的な見方や存在を疑問視する見方が大勢だった。特に、魔法や魔術を使っている点は戦争で甚大な被害を負ったレバノン国民からは懐疑視される原因ともなった。しかし、魔法少女アルターフが日に日にレバノンの人々を守る為に侵略生体や犯罪と戦う様子が周知されていくと、こうした見方は次第に魔法少女アルターフへの支持へと変わっていった。
魔法少女アルターフは現在では、レバノン国民の間で国民的な英雄的として扱われる様になり、またアイドルの様な扱いも受ける様になった。ファンクラブなどの後援組織などが各地に設立され、レバノン国内では魔法少女アルターフを応援するイベントの開催や、テレビ番組やネット番組でも頻繁に魔法少女アルターフの特集が組まれるなどしている。
魔法少女アルターフの人気は海外においても同様である。ファンクラブは国境を越えて世界中にネットワークが存在しており、こうしたファンクラブは魔法少女アルターフのグッズを販売や応援イベントを開催している所もある。ネット上においては、主にインターネットの自由度ランキングで上位のグループ国であるイラク、ジョージア、アルメニア、アゼルバイジャンを筆頭にトルコ、イラン、ロシア、韓国を含めた地域で、ファンクラブや個人によるファン活動の他、様々なネットミームが作られる等、広く人気である(※ただし、ロシアはファンクラブの活動に関しては例外である。理由は下記で説明)。
しかし、こうした世界的な人気とは裏腹に、多くの国々の政府では、魔法少女アルターフの活動は正義のヒーローではなく、テロや犯罪であると批判的である。魔法少女アルターフの行為をテロや犯罪と結びつけて批判をしていない政府は大統領自らがファンクラブに入っているトルクメニスタン以外では、公式な声明を出していないカザフスタンとアルメニアのみである。魔法少女アルターフが活動しているレバノン政府ですら活動を黙認しているとはいえ、公式的には魔法少女アルターフの活動は認めていない。
これは、魔法少女アルターフの活動が国家権力の枠を超えて個人によって行われている為である。レバノンにおいて合法とされる活動に対しても魔法少女アルターフがそれを悪だと判断すれば攻撃の対象とされる。その為、多くの政府は魔法少女アルターフの活動に否定的である。
特に批判が厳しいのは中国とロシアである。両国ではファンクラブの活動やグッズの販売などは全面的に禁止にされている。特に中国にいたっては、最も規制が厳しく魔法少女アルターフに関する検索をネットで行っても検閲によって殆どヒットしない。
中国は魔法少女アルターフと度々、レバノン国内で交戦しており、その被害総額は企業や軍を含めると8000億円相当を超えると推計されている被害を負っている。J‐24最新鋭戦闘機や主力戦車と魔法少女アルターフが交戦し破壊された記録もある。
また、中国はレバノンにウイグル人労働機会提供センターを設置しレバノンに対して50万人規模の労働者を派遣し労働に従事させていたが、この施設も魔法少女アルターフの攻撃を受けた。この施設では職員によるウイグル人労働者に対する非人道的な扱いやウイグル人労働者に対する過酷な労働の強要が横行していた事が魔法少女アルターフによって白日の下に曝された。この魔法少女アルターフによって施設から言わば解放された形となったウイグル人労働者の扱いはその後に大きな国際問題へと発展し、大半はトルコによって行き取られるという中国にとって外交的に面子を潰された大きな事件へと発展した。
なお、中国はウイグル人労働者の自国での引取りに固執しレバノン政府に対して航空機や船を利用した中国本土への輸送を認めさせ、輸送計画を実際に実施したが、この計画も大半が魔法少女アルターフによって阻止されウイグル人労働者のトルコでの引取りを容認せざるを得ない状況となった例もある。
ロシアは麻薬の取引や人身売買に関与したとされる陸軍特殊部隊が壊滅させられた。ロシアはこの部隊について、魔法少女アルターフによる攻撃によって犯罪が明らかになった事で、魔法少女アルターフによる摘発を追認する様に、犯罪に関与した部隊員の逮捕を行っている。ロシア軍はこうした現場で発生していた犯罪に気づけなかった。魔法少女アルターフはこうした犯罪行為を白日の下へと曝す結果となったが、ロシア軍はこれによって面子を潰された形となっている。
なお、中国やロシア以外の国も自国の企業や軍や組織が魔法少女アルターフによって攻撃を受けた例も非常に多い。
魔法少女アルターフはその活動中、人間の殺害は一切しない。その為、人命の損失は一切発生してない。しかし、その活動によって国の面子が潰されたり、レバノンでは合法にも関わらず、魔法少女アルターフによってレバノン人やレバノンに住む人々の害となっていると判断された企業などの活動も妨害される。これらは国家権力を権威的または外交的に貶める事に繋がっている。
魔法や魔術の問題もある。魔法少女アルターフが行使する魔法や魔術は非常に強力であると見られており、中国の最新鋭ステルス戦闘機を撃墜している事を見ても、その能力は非常に強力である。個人でここまでの能力を持つ事例は戦争中でさえも確認されていない。
こうした一連の警察権力に頼らない正義の執行。レバノンにおいて合法的な活動にまで行われる攻撃。侵略生体や犯罪者だけでなく、軍や警察などを問わない攻撃。個人が持つ力にしては強力すぎる力など。これらの理由から各国の政府は魔法少女アルターフの活動は正義ではなくテロや犯罪であると批判している。
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主な技
以下は魔法少女アルターフが使用した技の一部抜粋。
・リリカル☆スプラッシュ・シューティングスター
★型のエネルギー弾を多数発生させ対象を攻撃する技。
・リリカル☆プラスシャワー
鋭い棒状のエネルギー弾を無数に連続発射する技。
・リリカル☆キャノン
巨大な砲身を出現させそこから強力なエネルギーを照射する技。
・リリカル☆マジカル・キュアウォーターシャワー
大量の水を発生させその濁流で対象を攻撃する技。
・リリカル☆マジカル・キュアウォーターミサイル
大量の水球を発生させ誘導弾の様に対象を追尾攻撃する技。
・リリカル☆パーフェクトストリーム
竜巻を任意の対象への発射する技。
・リリカル☆グリーンシャワー
対象の怪我を回復させる技。侵略生体や犯罪者などに怪我を負わされた人々を癒す。
・リリカル☆シャイニングアロー
手に炎を纏い対象を殴る技。
・リリカル☆シャイニングキック
足に炎を纏い対象を蹴る技。
・リリカル☆ライトニングソード
大剣状のエネルギーを発生させそれを剣の様に使用する技。
など。その他にも複数の技が確認されている。魔法少女アルターフが使用したと確認されている技の詳細な一覧は「魔法少女アルターフの技」の記事を参照。なお、これら一連の魔法少女アルターフが行使する技であるが、これらは全て魔法少女アルターフが使用の際に技名を口にしている。また、魔法少女アルターフの技には強力な魔法や魔術のエネルギーが使用されているが、理由や原理は一切不明なれど、これらの攻撃を受けても人間が怪我や死亡をする事は一切ない。一方で、これらの技を侵略生体や物体が受けるとダメージを受ける。侵略生体にいたっては塵すら残らない例が多数である。
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