表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
120/181

ナイル・オブ・カタストロフ‐ ウィキパディア

ウィキパディア-フリー百科事典

ページ/ノート

―――――――――――――――――――


ナイル・オブ・カタストロフ

―――――――――――――――――――――――――――


ナイル・オブ・カタストロフ(英:Nile of Catastrophe アラビア語:كارثة النيل)とは、2024年の世界終焉から2048年のエジプト内戦までの期間に発生した大規模な社会変動を指す。この社会変動により、ナイル世界から、カワーケブル・カーリムンファダリオン(日本語訳:宇宙人惑星)世界に様々な技術、文化、知識が広がり、また、双方の世界において大規模な民族移動が発生した。


この出来事により、分裂と経済衰退がナイル世界とカワーケブル・カーリムンファダリオン世界の双方を襲い各地において長期にわたる混乱と騒乱の時代を生み出した。この混乱と騒乱の時代はエジプトによる覇権時代、パクス・エジプートが確立するまで続いた。


―――――――――――――――――――――――――――

目次


1.世界終焉

2.魔族の侵入(地球戦争)

3.民族移動

 3.1第1次民族移動

 3.2第2次民族移動

4.影響

5.注釈


―――――――――――――――――――――――――――

世界終焉


挿絵(By みてみん)

※ナイル世界の周辺地図。ナイル世界を中心に左が魔大陸。上が聖大陸。右がノルデン大陸。


2024年4月4日から4月6日にかけて発生した宇宙規模的災害である大規模物質テレポーテーション災害(世界終焉)によって地球環境はそれ以前の状態から様変わりした。同じく大規模物質テレポーテーション災害に見舞われた惑星X(惑星Xの住民は自分たちが住む星に名前をつけていなかった為、地球人側からこの様に呼称された)から無数の地理環境が地球上に転移した。そして、それに入れ替わる様に地球上のそれまでの地理環境は宇宙の何処かへと転移した。


この災害によって地球上の90%以上の土地が失われ、転移してきた惑星Xの土地に置き換わった。残された従来の土地は西アフリカのナイル川地域の国々のみであり、エジプト、スーダン、南スーダン、ブルンジ、コンゴ民主共和国、エチオピア、ケニア、ルワンダ、タンザニア、ウガンダのみが残った。なお、不思議な事にこれらの転移を免れた国々は国境線を保って残った。


これらのナイル世界は惑星Xより転移してきた魔大陸と陸続きになり、魔大陸の西海岸と接続した。このナイル世界と魔大陸との接続はナイル世界の地球人類と魔大陸の惑星Xの住民であるカーリムンファダリオンとの接触を生み出し非常に深刻な大混乱を生み出した。


まず、ナイル世界においては、それまでの既存の地球国家との連絡や貿易が一切途絶えた事で、経済、物流、エネルギー、インフラ、科学技術に至るほぼ全ての面において、深刻な社会問題を引き起こした。


一方でナイル世界と接続した魔大陸側では深刻な気候変動に見舞われた。魔大陸はその形状上、ナイル世界と接続した地域はエジプトとスーダンの地域であった。エジプトとスーダンの西部は広大な砂漠地帯であり、ここと陸続きとなった魔大陸東海岸側では、それまで豊かな自然や水資源を有していた気候が広大な砂漠地帯と接続してしまった為に、雨が降らなくなり深刻な干ばつに見舞われる様になった。さらに海岸線が消滅した事で干ばつと合わさって砂漠が急激に拡大する事態となった。その後、魔大陸の東海岸側では僅か50年の間に地球におけるかつてのリビア砂漠の4倍に相当する広大な面積の地域が砂漠化した。この影響は凄まじく、それまでこの地域で暮らしていた多くの民族や種族が水を求めて民族の大移動を行いそして各地で衝突した。さらには生活スタイルまでもが大幅に変わったとされる。


魔大陸の住人は当初、砂漠化による干ばつ被害が深刻であった為に、この出現した砂漠の先にナイル世界がある事に気づかなかったとされる。しかし、その後、海洋交易を通じてナイル世界と魔大陸の住民はファーストコンタクトを取った。その時点において、地球人類は魔大陸の住人との接触以前に惑星Xの人類種との接触はすでに行っていたが、それ以外の知的生命体の存在を知らなかった当時のナイル世界の地球人類は、惑星Xの人類種から魔族と呼ばれる様々な知的生命体が存在するという事実に地球人類社会は大きな衝撃を受けた。


世界終焉に関しては「世界終焉」の記事を参照。


―――――――――――――――――――――――――――

魔族の侵入(地球戦争)


挿絵(By みてみん)


ナイル世界とカワーケブル・カーリムンファダリオン世界(※惑星Xより転移してきた地域の総称)との交流は世界終焉当初、殆ど進まなかったとされる。これは、両地域の住民が積極的な交流を行わなかった為である。単発的かつ外交的な接触自体は2024年時点でも、ナイル世界の東海岸と海峡を挟んで出現していた惑星Xの人類種の生活地域である聖大陸のアラデール地域との間で行われていた。しかし、両者共に世界終焉の影響に伴い多くの問題が山積しさらには、お互いが別世界(惑星)の住人である事から、接触に慎重だった。


ナイル世界とカワーケブル・カーリムンファダリオン世界の交流が進んだのは2030年代初頭であるとされており、主にエジプトやエチオピアを通じて行われた。この頃になると、エジプト、スーダン、エチオピア等では世界終焉の影響の悪化をある程度は抑える事に成功しており、対外的に交流する余力が生まれていた。ナイル世界はカワーケブル・カーリムンファダリオン世界の国々と交流を進め、主に人類文明圏の聖大陸との交易関係を持った。これによってナイル世界の経済は徐々にではあったが回復傾向に入っていたとされる。


しかし、魔大陸において2034年に情勢が急激に変化した。大陸東部の砂漠化によって混乱状態にあった魔大陸であったが、2030年代初頭頃より竜帝族の長ガリアデス・デルバスが圧倒的武力を持って魔族を統一した。ガリアデスは自身を魔大陸の魔族を統べる魔の王であるとし、それまで部族色の強かった魔族の社会において急激な中央集権化を行った。魔大陸の魔族を自身の支配下においたガリアデスはこの魔大陸の混乱の原因をナイル世界が原因であると主張し、ナイル世界こそが厄災をばら撒く元凶であると主張した。ガリアデスは、ナイル世界の正等な支配権は魔族にあると主張。魔大陸は古来より魔族の土地であり、そこと陸続きとなった地域は例え別世界の土地であったとしても、魔大陸と繋がっている以上、魔族に統治されるべきだと主張した。また、多くの魔族が、砂漠化による飢餓や貧困に悩まされる中、ナイル世界の人間は豊かな自然を享受しており、受け入れがたいとした。


こうした主張は魔族の間で急速に拡大しガリアデスの支持は絶頂に達した。こうして、2034年、ガリアデスはガリアデス勅令を布告し、全魔族に対して軍団の編成を命令。艦隊を編成し、ナイル世界の内、緑が豊かなナイル世界南部地域西岸(コンゴ民主共和国、南スーダン地域)へと突如侵攻を開始した。一方で魔族軍はエジプトやスーダンへの攻撃は殆ど行わなかった。魔大陸とエジプトとスーダンは陸続きではあったが、その間には広大な砂漠が存在していた為である。


この魔族の侵攻に対して、ナイル世界各国は集団安全保障体制の構築を急遽行った。エジプト、スーダン、エチオピア、コンゴ民主共和国、ケニア、タンザニアを中心に緊急安全保障国際会議がエチオピアの首都アディスアベバで開催され、ナイル世界の全ての国が加盟する地球連合軍(英:The Unlted Earth Forces アラビア語:قوات الأرض المتحدة 仏:Les Forces Terriennes Unies)の結成が宣言された(アディスアベバ宣言)。地球連合軍は侵入してきた魔族軍に対して徹底抗戦を宣言し、如何なる侵略者の侵入も許さないと声明を発表。侵略者を必ずや追い出すとナイル世界各国に向けて宣言した。


地球連合軍と魔族軍は2034年の魔族軍のナイル世界南部地域への侵攻以降、ナイル世界及び魔大陸を主戦場に2038年まで戦闘を繰り広げた(地球戦争)。その後、戦争は2038年に地球連合軍が魔族の首都デモンボルジェを制圧した事で終結した。


この一連の戦争はナイル世界及びカワーケブル・カーリムンファダリオン世界の双方に大きな影響を与えた。まず、ナイル世界側は、戦争には勝利したが、戦争前の段階でようやく世界終焉による経済不況が回復傾向に転じていたが、それが再び悪化しその下げ幅も非常に深刻な事態となった。さらに戦争中に発生した難民問題はナイル世界全体に深刻な社会混乱を及ぼした(第一次民族移動)。


対してカワーケブル・カーリムンファダリオン世界側では魔大陸とそれ以外の地域で反応が分かれた。ナイル世界を侵略した魔大陸側は、戦争当初、相手が生物学的にも劣る人類種であった事から、魔族は戦争について圧勝できるであろうと考えていた。しかし、実際は魔族の生物学的優位性をナイル世界の地球人類は世界終焉前より有していた技術によって補い、逆に魔族を圧倒した。特に戦争中に使われた銃火器、爆弾、自動車、航空機の存在は魔族を恐怖させた。一方で聖大陸やそれ以外の地域においては、戦争勃発当初、ナイル世界が魔族に勝利する事を予想できず、魔族に敗北するであろうと考えていた。しかし、ナイル世界が魔族に勝利するとこれらの地域の人々は皆一様に驚愕したとされる。そして、これ以降、ナイル世界の持つ技術を獲得しようとする勢力が現れ始める様になった。


―――――――――――――――――――――――――――

民族移動


・第1次民族移動

魔族の侵入によって、ナイル世界南部地域一帯では広域に渡って数千万人規模の大規模な難民が発生した。この難民の移動は世界史でも類を見ない規模の大規模な民族移動となった。これを第1次民族移動という。魔族は侵攻時、各地で人間を虐殺した。その虐殺方法は非常に残酷そのものであり、これらの情報が伝わると、魔族の攻撃から逃れる為に多くの人々が周辺諸国への脱出を図った。これらの難民はナイル世界各国において深刻な社会問題を引き起こした。問題は多岐にわたり経済状況の悪化から、地域対立、民族対立、宗教対立まで様々であった。


同様の出来事は魔大陸側でもあり、地球連合軍の攻撃から逃れる為に多くの難民が発生し結果的にナイル世界とほぼ同様の問題が発生した。この史上稀に見る規模の大規模な民族移動はナイル世界及び魔大陸双方において、深刻な事態を発生させた。


地球戦争に勝利したナイル世界各国であったが、この民族移動による社会変動によって、次第に各国政府の統制が取れなくなっていった。各地では治安が急速に悪化し、それに伴って戦争によって悪化していた経済活動もより悪化するという悪循環に陥った。ついには内戦が各地で勃発し、2040年にルワンダとエチオピアが内戦状態に突入。2041年にはスーダンとコンゴ民主共和国の政府が事実上崩壊した。こうしてナイル世界各国は芋づる式に次々と各国が内戦状態へと突入していき、2048年に最後までナイル世界において統制を保っていたエジプトが内戦状態に突入すると事実上、ナイル世界は崩壊した。


魔大陸側でも主に民族対立や食料などの資源を巡る戦い等が各地で頻発し大陸全土が騒乱状態へと突入した。


・第2次民族移動

ナイル世界及び魔大陸の双方が混乱と騒乱の時代に突入し始めると、それまで、国家を統制していた政府によってナイル世界外部との交流が制限されていた事の多かったナイル世界の地球人類は統制する政府が崩壊した事により、しだいに分派した様々な勢力を通じて魔大陸の魔族や聖大陸の人類種との交流が発生した。


こうした交流は主に交易であったが、こうした交易路を通じて、カワーケブル・カーリムンファダリオン世界側からナイル世界に対する民族移動が発生した。これを第2次民族移動という。魔大陸側からは、砂漠から逃れる為に、自然豊かなナイル世界への移住を目指す魔族の一派が多数現れ、ナイル世界に流入した。これらの魔族は地球戦争の経緯もあった為に、現地の地球人類との対立も起きたが、ナイル世界への移住を図った魔族はその多くが、外見が人間に近い姿の種族であった事や、移住した人々が地球人類との共存を目指した事もあり、約1世紀をかけてナイル世界に定住化を果たし、しだいにナイル世界と同化。ナイル世界全体に広がっていった。


聖大陸などそれ以外の地域からも、ナイル世界に移住する人々が増加している。聖大陸やそれ以外の地域からの移住者の大半は貿易商や学者や探求者であったとされ、ナイル世界が持つ地球文明の技術や知識を求め移住を行ったとされる。


第2次民族移動において、その正確な民族移動の規模を知る事は非常に困難であるが、移住者の大半は魔族であったと考えられており主に、サヤ族、妖鳥族、葉族、ケルピー族の4種族がナイル世界へと移住した。


なお、一般的に一部に誤解があるが、ナイル・オブ・カタストロフによる社会変動の期間は、2024年から2048年ではない。ナイル・オブ・カタストロフとは、2024年から2048年までの期間に発生した社会変動を指す言葉であり、2048年にこれら一連の社会変動が全て終結した訳では無い。特に第2次民族移動に至っては民族の移動は2048年以降も長期に渡って続いている。


挿絵(By みてみん)

※第2次民族移動における移民経路。


―――――――――――――――――――――――――――

影響


一連の社会変動によってもたらされた社会の変化はナイル世界及びカワーケブル・カーリムンファダリオン世界の双方に非常に大きな影響を及ぼした。


まず、ナイル世界は魔族によって引き起こされた地球戦争に勝利したが、世界終焉による影響や、戦争による経済の悪化、第一次民族移動等、多くの複合的な原因で全ての国が事実上崩壊し混乱と騒乱の内戦状態へと突入した。


これによって、世界終焉でも失う事をなんとか回避でき、それまでなんとか維持されていた世界終焉前の高度な科学技術の多くが失われ、一部を除いて技術水準はナイル世界全域で第一次世界大戦期もしくは、第二次世界大戦期レベルの工業水準にまで後退した。航空機技術においてはジェット航空機が姿を消し、レシプロ航空機やヘリコプターのみとなった。自動車技術は2000年代初頭頃程の一定の技術水準を維持する事には成功したが、ナイル世界全域の工業生産能力の大幅な低下から市場への流通が大幅に縮小した。ITの技術分野は、ほぼ壊滅したと考えられ、インターネットは2100年代にはナイル世界で最後に可動が確認されていたエジプトのアレクサンドリア図書館館内のWi‐Fiルーターが故障した事で自然消滅した事が確認され、パーソナルコンピューター(PC)類も技術を大幅に低下させた。2100年代の時点において、新たに製造されたPCは大きさこそ世界終焉前の卓上PCと変わらなかったが、ディスプレイは世界終焉前にはカラーディスプレイが使用されていたのに対して、グリーンディスプレイへと逆行し、CPU性能は世界終焉前の電子卓上計算機、もっとも優れた性能の物でも1970年代のPCとほぼ変わらない性能にまで低下したとされる。また、IT技術の低下と工業生産能力の低下は戦場の様子も様変わりさせ、戦場からはミサイルが完全に姿を消し、航空機やロケット弾に対抗する為のレーダー技術や機関砲の技術や製造そのものは継続して存続したものの、ミサイルは製造がされなくなってから技術すらも完全に失われ、再度ミサイル技術が復活するにはパクス・エジプートの崩壊後まで待たねばならず長期に渡ってその技術が復活する事は無かった。医薬品製造技術に関しては衰退が顕著であり、世界終焉前に利用されていた大半の医薬品の製造が困難になったとされる。


カワーケブル・カーリムンファダリオン世界では、魔大陸においては世界終焉の影響によって深刻な砂漠化や干ばつが発生し、その際に発生した民族移動を引き起こした。また、その後の地球戦争によって地球連合軍に魔族軍が敗北した事や、再び起きた民族移動(第1次民族移動)によって、世界終焉前の社会及び経済は事実上完全に破綻し混乱した。


第2次民族移動による影響も深刻であった。ナイル世界各国の崩壊は同時にナイル世界からカワーケブル・カーリムンファダリオン世界に対して地球文明が育んできた多くの技術、文化、知識の流出を引き起こした。この影響は非常に凄まじく、それまでのカワーケブル・カーリムンファダリオン世界全体を震撼させた。この流出によって技術水準や学術の向上は起きたが、それに伴う社会変動は凄まじく、特に技術面においては銃火器の製造技術の流出は深刻であった。これによってカワーケブル・カーリムンファダリオン世界各地で、それまで刀剣槍弓での戦闘が主流であった戦いに銃火器も導入される様になった。また、政治面においては、特に政治学や宗教の影響が凄まじく、社会主義、共産主義、共和主義、世俗主義、無政府主義、民族自決権などのそれまで、カワーケブル・カーリムンファダリオン世界には存在しなかった政治学的知識やイスラム教やキリスト教等の新たな宗教が流入し、各地でこれらの政治的宗教的主義主張に感化された人々が出現し、銃火器技術の流出と相まってナイル世界と同様に混乱と騒乱の時代の到来を招いた。


―――――――――――――――――――――――――――

注釈


・地球‐太陽系に属する惑星。太陽系において大気中にて大型動物が生存可能な唯一の惑星。

・惑星X‐世界終焉時に発生した大規模物質テレポーテーション災害の際に地球上に転移してきた陸地群が本来あった惑星の地球人側からの総称。

・ナイル世界‐ナイル川に沿った地域。エジプト、スーダン、南スーダン、ブルンジ、コンゴ民主共和国、エチオピア、ケニア、ルワンダ、タンザニア、ウガンダの計10カ国の地域の総称。世界終焉時に大規模物質テレポーテーション災害で地球上で唯一被害を免れた。

・カワーケブル・カーリムンファダリオン世界‐惑星Xより地球上に転移してきた地域のナイル世界側から見た総称。

・カーリムンファダリオン‐魔族や人類種を問わず、惑星Xを起源とする全知的生命体のナイル世界側から見た総称。

・魔大陸‐ナイル世界の西方に位置する大陸。世界終焉時にナイル世界と陸続きとなった。

・聖大陸‐ナイル世界の東方に、海峡を挟んで位置する大陸。

・魔族‐カーリムンファダリオンの内、人類種以外の知的生命体の総称。魔大陸に人口が集中している。

・竜帝族‐魔族の一種。人と竜を掛け合わせた様な外見をした知的生命体。

・人類種‐惑星Xを起源とする生物学的にも地球人類と非常に良く似た知的生命体。

・地球人類‐地球上で誕生した知的生命体。

・サヤ族‐魔族の一種。竜系の種族の一派であると考えられている知的生命体。非常に人類に近い外見をしている。

・妖鳥族‐魔族の一種。飛行能力の有無に関わらず、体の一部もしくは全身に鳥の様な生物学的特長がある知的生命体各種族の総称。ナイル世界へと移住したのは主に外見が人類に近い種族であったとされる。

・葉族‐魔族の一種。外見的形状は人類に酷似しているが、体組織が植物で構成されている知的生命体。

・ケルピー族‐魔族の一種。変身能力がある事が知られた知的生命体。普段は外見を人類と瓜二つの状態にする事ができるが、変身する事で、地球における馬と魚を掛け合わせたかの様な姿へと体組織を変化させる事ができる知的生命体。他種族との間で子を作った場合、変身能力が子には遺伝しない事が知られている。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] こういうリアル地域転移物凄く好きです、しかも異世界が転移とか・・・・ 結局地球側の国は全部政府崩壊かー、まあ当然かな^p^ でもこの手の技術や思想等の流出による混乱は異世界視転で詳しく見た…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ