Xmasチャレンジ3回目 1
はい。
今年も一人でメリークリスマスだからSSだ!
第三弾!
いつも通りルール説明というか注意事項!
・突発的な衝動から書いています。普段以上のグダガバがあるとは思います。
・時系列、暦、こちらで書いた事の本編への関連性などは基本的に無視しています。
・推敲は少なめです。衝動重視です。
・ストック無し、目的現状特になし、書きあがり次第投稿します。
・オチ無しで終わるかもしれません。
以上の点を確認のうえ、お付き合いくださいな!
メリークリスマス―!
こっちの世界はこの季節、毎年毎年雪が降る。
元の世界では首都圏に住んでいたので雪は珍しかった。
たまに降ると電車が遅延するので、それを考慮して早く起きて来いとか言われる厄介者だったのだが、こっちの雪はそこまで嫌う程でもない。
なにせ通勤はないし、部屋にはこたつも暖炉もあるので迷惑な事は無い。
敷地内の雪はシロとソルテが屋根から降ろし、雪かきはアイナが雪を溶かしてウェンディが水を纏めて排水してくれるので手間いらずである。
そして俺はというと、こたつと暖炉で暖かい冬を満喫中であるのだ。
「ああー……温いなあ……」
「そっすねえ……じゃんけんで勝ったかいがあったっすよ……。ソルテ達は寒い外で雪かき! その間にご主人といちゃいちゃっす!」
こたつの入り口は4つあるのだが、わざわざ俺の隣にきてすわり、二人並んで顎を机の上に乗せてまったりと……。
たまにレンゲの手が俺の体を触るのだが、俺に反応が無いと分かると諦めてまたまったりとしてくれていた。
いや……だってここで始めるわけにもいかないし、というか始まっても終わる前に皆帰ってくるしな……。
「二人共。スープ持って来たわよ」
「「わーい!」」
ミゼラがお鍋を抱えて持ってきてくれたので、すかさず鍋敷きを取り出して机の上に乗せ、そこの上に置いてもらう。
今回も冬の定番オオモロコシのトロトロ濃厚コーンスープだ。
「ミゼラはご主人を挟んで反対側に座るっすよー! 勝者の特権っす!」
「狭くて無理でしょ……」
「いや、もう一人くらいならいけるはず!」
レンゲが詰めてくれたので俺も寄ると無事に一人分のスペースが出来上がった!
多少ぎゅうぎゅうだが、痛くはないレベルだろう。
それに、暖炉があると言っても部屋が広いので外気は寒いから、くっつけばより暖かくなるのだ。
「もう……無理にぎゅうぎゅうに入らなくてもいいでしょうに……」
そうは言いつつも少し嬉しそうに腰を下ろしてこたつに入るミゼラ。
「スープ注ぐっすよー」
「頼むー。俺はもう出れない」
「旦那様、蕩けているわね……」
「うん。蕩けてる……もういっそここで眠れそうだ……」
「流石にそれは風邪ひくっすよ?」
「二人がいれば温いから大丈夫だ!」
「私達も一緒に寝る想定なのね……。ほら、スープを飲んで体の芯から温めなさいよ」
レンゲが注いでくれたスープが目の前に置かれ、そこから湯気が立ち上る。
薄い黄色というか、クリーム色と黄色の混じったようなシンプルなスープからは甘い香りが漂ってきて食欲を刺激してくる。
「すぅぅ……熱っ!」
「当たり前でしょう……。出来たてなんだから、ふーふーしてからよ」
ミゼラがふーふーの時に唇を突き出していたのが可愛い。
どうせならミゼラに冷まして欲しいところだが、なんか子ども扱いの様な気がするというか、幼児退行に近い気がするので我慢しよう。
「ふー……ふー……。ずず……ん、はぁぁぁぁ……温まるー。美味い」
これぞ至福……。
やはり寒い日の定番はこれだ。
どうしてこう、寒い日に飲むコーンスープはとんでもなく美味いのだろうな。
こっちの世界のオオモロコシは粒がでかいのであの粒粒感が味わえないのが残念ではあるが、味はこっちの方が濃厚で上だと思う。
「ああー……これは、駄目っすね……もうここから離れられなくなるっす……」
「だな……やっぱりここで寝るしかないな……」
「皆が帰ってきたときに寝てたら怒られるわよ?」
「大丈夫っすよー。自分達は勝者っすし、ご主人が温く寝るのに協力するんすから文句は言われないっす! というかミゼラ、皆が帰ってきてもその場所譲っちゃ駄目っすからね!」
「ええ……? 別に私はどこでもいいのだけど……」
「そうやってミゼラはすぐ遠慮しちゃうっすからね! もっと積極的に! どうっすか? ここで二人でご主人襲っちゃうっすか?」
「……そんな事はさせないわよ」
レンゲがびくりと跳ねるように驚き、声のした方を見てみるとそこにはソルテが戻ってきていた。
「おかえりソルテ。ご苦労様」
「ただいま。ああー寒かった……」
鼻を赤くし、耳はケモ耳なので赤くなっているのは窺えないがきっと冷たくなっている事だろう。
そんなソルテが俺の後ろへ、首を回しても見えない位置にやってくる。
「えい」
「っ!!」
首に冷たい感触が!!
「ぎゅううううう」
続いて背中にも冷気を帯びた肉体が押し付けられ、思わず背筋を伸ばしてしまう。
辛うじて足は跳ねない程度の刺激ではあったが、余程寒かったのが伝わってきてしまった。
「はぁぁぁ……主様温いわぁ……んんー……」
頬と頬を合わせ、少し暖かくなると反対側もするのだが、これはなんだか気持ちよかった。
ひんやり、そしてぷにっと柔らかい感触が暖を取る際のアクセントのようになったのだろうか?
「ああー……寒かった。あんたたち、寒い中労働してきた人に場所を譲りなさいよ。さんざん楽しんだんでしょ?」
「はっはっは! 言うと思ったっすけど、自分達は勝者っす! 勝者は場所を譲らないんすよ! 大人しく暖炉で温まってから別のところに入ると良いっすよ!」
「……先に入っていたのはレンゲさんだから、先に代わるのはレンゲさんだと思うわ」
「ミゼラ!? なんでこんな時だけ遠慮が無くなるんすか!?」
「だって、私はまだ楽しんでいないもの」
そう言うと俺の腕を取り、より一層くっついてくるミゼラ。
温くて柔らかいので視線を向けると、ミゼラと見つめあってしまう。
「……駄目?」
「駄目じゃないよ」
「ふふ……じゃあ、楽しむわね」
そう言うとより一層くっついてくる。
その際に肘などでミゼラのぱいにも触れるのだが、悪いわけがない。
「ふふ。良いわ。暖炉で温まったらレンゲが交代ね」
そう言うとソルテは暖炉の方に、手や尻尾を温めに行ってしまう。
……恐らく、レンゲはこの後こたつから引っこ抜かれるであろう。
「くうううまずいっす! しかもミゼラもイチャイチャと! ご主人自分もそっちの面では楽しんでないんすよ! ほら! こたつでたっぷり温めたホット太ももっすよ!」
強引に手を取られ、ずぼっと柔らかく、尚且つ弾力のある感触にサンドされる俺の左手。
柔らかい……そして温かい……。
手のひらと手の甲から癒し成分が体をめぐっていくような感覚だ。
温めすぎてすこししっとりしているのも、手に吸い付くような感覚でそれもまた良い。
「ああー……幸せ……」
「むう……私のではだめなのよね?」
「そんな事は無い!!」
「そ、そう……じゃあ……」
今度は右手にも柔らかい感触が!!
ミゼラの太ももはレンゲとはまた違う感触だ。
こちらは完全に鍛えてはおらず柔らかさに特化した代物だ。
「ひゃう!」
「ひゃん!」
同時に動かすと良く分かるのだが、左手は柔らかくも返す力があり圧迫感が強く、隙間なく挟み込んでくる。
たいして右手は俺からの力を全て受け容れるように優しく柔らかい感触なのだ。
何だろうな……最強?
癒されすぎて語彙力が消滅しかけているが、最強感が凄い。
「……ねえ主様。後ろから見ていると凄く厭らしいことしているようにしか見えないのだけど……」
暖炉で暖を取りながら言うソルテの言葉は正しいのだろうな。
なんせ俺は二人の股の間に手を入れて、太ももを触っているのだから当然だろう。
しかも指を動かすたびに二人も動くので、尚更だろうな。
だが止めない。
だって今最強だからね。
「ん、ただいまー……むう」
「どうしたシロ? む? 主君? 場所はわきまえるべきだと思うぞ……?」
「いや、太ももを触っているだけだ!」
どうやらシロとアイナも帰って来たらしい。
シロは寒そうだが、アイナは結構平気そうだ。
そういえば、こんな寒い日でも良く外で素振りしているしな……。
「むう……シロが入れない」
きょろきょろうろうろと俺の後ろで隙を窺うシロ。
お疲れ様と頭を撫でてやりたいのだが、太ももが俺を放してくれない。
「次は私だからね。シロはその次」
「ではシロの次が私か。太ももに手を挟めば良いのかな?」
「っあ、いやいや、いや……まだ自分達の番っすから……」
「私は、レンゲさんが代わった後、っ……だから……」
「むう……どく気がないと……。わかった」
お? シロが諦めるなんて珍しいな。
「アイナ、ソルテ、ちょっと来る。ウェンディも拾う」
「む? 何か作戦か? わかった」
「良いわよ良いわよ。でも、次は私だからね」
三人が部屋を出ていくと、俺達三人が残される。
何やらシロには作戦があるようだが、一体何だろう?
「あっ……なんでえ、太もも撫でられてるだけなのにぃぃ……んん、気持ちいいんすかぁ……。ご主人テクニック上げすぎっすよぅ……」
「これ……んぁ、旦那様が気持ちよくなるためのものよね……? 指、動かされると、あっ、体、反応しちゃって……」
あくまでも! 太ももを! 撫でているだけなのだが、声を漏らす二人。
だが、現状最強である俺はシロ達が帰ってくるまでは指を動かすのを止めないのであった。




