11-19 シュバルドベルツ帝国 光ちゃんの正体
『プリティーキューティーセクシャリティー』
随分と攻めている独特なネーミングセンスのお店だが、基本的には女性服ばかりを取りそろえた……というか、コスプレのような服なんかもあり、かなり種類が多い。
ラインナップまで攻めているようで、可愛い系の服からセクシー系、ゴシック系、果ては完全にエッチな目的用だろうというようなものまでが揃っているお店である。
いいじゃないか。とても気に入ったよ。
「わぁぁぁ! やっぱり可愛いですぅぅ!」
光ちゃんはテンションマックスで、次々と可愛い系の洋服を見てはぴょんぴょんとその場で跳ね上がり、喜びを体全体で表している。
真達はそんな光ちゃんを見て……おらず、セクシー系の衣装を手にとっては妄想しているようで鼻の下を伸ばしてばかりいた。
「ほう……これは……」
俺が手に取ったのはハイレグタイプのワンピースの衣装に、カフス、カラー、蝶ネクタイに当然兎の耳と尻尾までついたバニー服だ。
手首に止めるリストまであり、網タイツまで完備とは……なかなか本格的である。
「お目が高いですねお客様。これは私の父の代に訪れた流れ人が設計図を用意した逸品で、当店にしかない代物ですよ? こちらはこの街一番の『La Bunny』にも卸している本物です。しかも……能力はほぼないに等しいですが、装備扱いなのでリサイズします」
「買おう。6つくれ」
「6つも……! ありがとうございます」
即決である。
『La Bunny』が何なのかは知らないが、出来も本格的であり、これは買いだろう。
うわーい! これでお家でバニーさんと遊べるぞ!
一万ノールの耳かきよりも数十倍高い買い物であるが、これは必要経費である。
これは俺の為ではあるがウェンディ達へのお土産なので、セーフだと思う。
アイナとウェンディのおっぱいバニー……。
こぼれんばかりのおっぱいバニー!
シロの無邪気なちっぱいバニーと、ソルテのぺたんこ気にしぃちっぱいバニー!
なだらかだ! だがそれで良いちっぱいバニー!
レンゲのアグレッシブさとハイレグに映えるふとももぱいバニー!
谷間もハイレグも気にしちゃう恥ずかしがり屋のミゼラぱいバニー!
いやもうこれ怒られてもいいやと思えるな!
バニー服を着てもらって耳かきしてもらおうかな!
「イツキお兄ちゃん何か買ったんで……え? お会計が100万ノール超えって……」
「んんーまあちょっと、家で待ってる皆にお土産をな。光ちゃんこそ、何か良いのあったのか?」
「あ、はい、一応これが似合いそうかなあと……」
光ちゃんが手に持ったのは、セーラー服のような洋服なのだが、スカートがひざ上15cmくらいで、短くなっているものだった。
個人的にはセーラー服は通常丈が一番映えると思う。
ブレザーならば短くても良い気がする。
「光、学校はブレザーだったので、セーラー服に憧れがあるんですよねぇ。どうですかね? 似合いますかね?」
ぴとっと体に合わせて見せてくれる光ちゃん。
似合うかどうかと言われれば、この子は基本的になんだって似合うと思う。
「そうだなぁ……似合――」
「光ちゃんセーラー服だ! 凄い似合うよ!」
「セーラー服? よくわからんが可愛いな!」
「光ちゃんの為に生まれてきたような服だぜ!」
っと、真が来たか。
続いていかついお二人もやってきたと……。
なら俺は必要ないか。
お、メイド服まで本格的な物が置いてあるんだな。
ん、これは……セーラーじゃないよな?
裾短すぎだろう……股下何センチだこれ、絶対中見えるよな。
ああ、だから腰から着るTバックというかV字の紐のようなものが付いているのか。
パンツじゃないから恥ずかしくない感じ? いや、絶対これ恥ずかしいだろう……。
だが、やはりこの店当たりだな。
光ちゃん良い目をしてるぜ。
「やっぱり……。あ……そうだ! お兄さん達。ゲームをしませんか?」
「「「ゲーム?」」」
「光……センスのいい人が好きなんです。だから……三人が選んだ服を光がなんでも着ます。それで、一番センスがいい人のものを買いたいと思います」
「俺達が選んだ服を光ちゃんが……」
ゴクリと生唾を飲む真。
その視線の先はエロイ服が置いてあるコーナーに向けられたが、すぐに頭を振って真剣に何が似合うかを考え出した。
センスがいい人が好きって事は、センスが悪い人は嫌いって捉えたのだろう。
下手に自分が着せたいエロイ服を着せようものなら嫌われると……まあ、上手いもんだね。
「では、よういスタート!」
ぱんっと光ちゃんが手を叩くと、三人がすぐさま行動に移り、真剣な眼差しで服を手にとっては妄想しつつ選び始めた。
まあ、自分が良いと思った服を着てくれるのだから嬉しいし楽しいだろ……う?
「ん?」
腕を掴まれたのでそちらを見てみると、光ちゃんがにこやかに微笑みながら俺の手を取っていた。
そして、そのままぐいっと引っ張られると試着室の中へ。
「なっ……」
「黙って」
「えっと……これ着るの?」
さっきまで持っていたセクシーセーラーを持ったままなんだが……着て大丈夫か?
だって丈が……。
「……気づいてるんだろ?」
「え?」
「しらばっくれんなよ。俺の事……気づいてるんだろ?」
「俺って言っちゃってるけど……いいのか?」
「今更……。あんたは気づいてるんだろ? 俺が、『男』だって」
……うん。まあ。
そりゃあねえ……。
俺は一目見た瞬間にスリーサイズがなんとなく分かる。
だがそれは、女性に対してだけであり、光ちゃんを見ても何一つ分からなかったのだ。
そのおかげであれ? もしかして男? とは、一目で気付いたけど、まあ色々あるのだろうと、デリケートな問題なのだろうとそっとしておいたのさ。
とはいえ、流石に男同士で手をつなぐってのは……ねえ。
空気を読んで腕組みは断らなかったけどさ……。
「まあ……」
「ちっ、やっぱりか……どうりで魅了されてねえわけだ。最初からユニークスキルの効果が無かったって事か……」
「えっと……効果がって魅了? あれでも、光ちゃんのユニークスキルは支援系だったんじゃ……」
真の様子がいつも以上に酷かったから何かあるとは思ったんだがな……。
「……はあ……どっちみちか。全部話すよ。俺のスキルは魅了系……ってのはちょっとだけ違う。『抗いがたき可愛い俺様』と『見返りのある愛』ってスキルを持ってる」
「二つ……!? え、ユニークスキルが二つ貰えたのか?」
なんだそれ。
そんな事もあるのか!?
もし隼人の『光の聖剣』に真の『難攻不落』がセットだったら世界最強間違いなしじゃないか?
龍だろうが、魔王だろうが余裕なんじゃなかろうか!
「ちげえよ。『抗いがたき可愛い俺様』の方は俺が元々持ってたもんだ。まあ、スキル名はこっちに来てから知ったんだけどな」
「元々って、生前からか」
「ああ。効果は男女問わず俺に対して良い感情を増幅させて悪い感情を増やさせない程度のスキルで、魅了って程でもねえんだよ。ただちょっと俺にとって良い方に転がってくれるってだけで、無理な命令が出来るわけでもないし、襲われたりしない程度のもんだ。その分、スキルで防げたりも出来ないけどな」
あー……だから真にも通じた訳か。
あいつのスキル、パーティ単位での状態異常無効があったはずだから、通常の魅了系スキルなら通じないはずだしな。
「まあ……男とばれたら効かないし、女には効きづらかったりと万能じゃねえけどな。ただまあ、俺のこの可愛さを持ってすればばれっこねえはずだったんだけど……」
「俺にはばれたと……」
「そうだよ……意味わからねえよ。ったく、せっかくいい金づるになりそうだったのによう……。なんで土産の服に100万も使うくせに、俺には何もおごってくれないんだよぅ」
そりゃあ男に奢るなんざ飯くらいだろうよ。
しかも、可愛いからではなく年下に奢る年上という構図である。
つまり、飯ならば真にも奢ったという訳だ。
「ちっ……話を戻すけど、『見返りのある愛』の方は俺に好意を持っている相手を強化することが出来るってスキルだ。こっちは女神に貰った方だけど……正直、ふざけんなって思ってる」
「え、なんでだ? 真達の話も聞いて思ったけど、かなり強いんだろう?」
それに好意を持たれている相手を強化できるのであれば、もともと持っていた『抗いがたき可愛い俺様』スキルと相性がかなりいいだろう。
だからこそ女神様もそのスキルを与えたと思うのだが……。
「ああ。好感度が高ければ高い程効果はすげえよ? 『抗いがたき可愛い俺様』と『見返りのある愛』は相性抜群だし、だからこそ女神も俺にこんなスキルをくれたんだと思う。実際真達とのクエストも楽にクリア出来たしな」
でもよ、と光ちゃんが続ける。
「レベルが低いうちは好感度も上がらねえ。好感度が上がらなきゃ能力も上がらねえ。そりゃあ愛嬌振りまいてりゃレベルは上がるけど、それまでの間……宿にも泊まれなくてな……」
「ぁー……」
「風呂も入れない、着替えも買えない、冒険者ギルドは24時間空いているからとりあえず登録だけしてそこで寝泊まりして……。スキルのおかげで襲われる事は無かったけど、好意と称して洗ってもない上着をかけられ、起きた時は悪臭と酒臭さの混じった匂いに起こされる……。飯は貰えるようになるまで道を歩いて回っての繰り返し……」
「ぉぅ……」
「服が汚れたらスラム街の住人と間違われるから冷たい井戸水で毎日服を洗って、その間は肌着に大きなぼろ布に包まって服が乾くのを待ってよ……。こんな状態で好感持たれでもしたら流石に危ないと身を隠して……惨めだったぜ……」
「……」
あ、なんか思い出して泣きそうになってるのを見るのが辛い。
ぷるぷると震えて目を潤ませているのを見るの辛い。
これが演技だったとしたら、もう大人しく騙されてあげたくなるほど名演だろう。
「ユニークスキルが二つあったからか、通常スキルは普通の耐性ばかり。初期ステータスは糞みたいに低い……。こんなんだったら普通に戦闘系チートスキルをくれた方が良かったよ……。レベルが上がってもステータスは思ったより伸びねえし、こんな生きるのに貧弱な俺に魔物もいるこんな異世界でどうしろと? 心底御恨み申しますってなもんだ……」
おお……中々に壮絶だったようだ。
というか、見た目に気をつかう子が風呂にも入れず大衆の場で寝ないといけないというのは大分心に来るものがあったのだろう。
目が据わっており、今女神様を前にしたら食って掛かりそうな勢いである。
「そっか……大変だったんだな。だから、こうして能力が上がった今は男に貢がせて憂さを晴らしているという訳か……」
「あ? 違うけど?」
「え?」
あれ? 違うの?
そうしないと心の均衡を保てないとかそういうのではなく?
「それはそれ。これはこれだ。俺はさ……男が俺に媚びへつらって鼻の下を伸ばして、何時か俺とエロイ事が出来ると思いながら、浅ましく金を出して男の俺の好感を買おうとしている姿に……一番興奮するんだよぉ」
自身の頬を掴みながら悦に浸る光ちゃん。
……うん。こいつは、変態だ。
大変な変態だ。
自分の性癖に素直な変態だ。
スカートの内側を膨らませている変態だあああああああ!
「で……なんで俺に全部話したんだよ」
「はあ……はあ……。んー? なんでだと思う?」
「あー……何か妙な事を考えてるなら、止めといた方が良いと思うぞ?」
「そうはいかねえよ。あんたにばらされたら、俺の今後の人生お先真っ暗だからな……責任、取って――ひっ」
「ん? 責任?」
あー……ほら。
だから止めといた方が良いって言ったのに……。
光ちゃんが俺に手を伸ばすよりも早く、背後に現れたシロが首筋にナイフを当てる。
「なっ……試着室だぞ? 何時の間に……!」
「ん? 余裕だった。で、主に何するつもり? 公爵の手先?」
「はあ? 公爵って……昨日の話の奴か? 知らねえよ……。っていうか、好感度も上げ直さないといけない王国に、俺が今更行くわけねえだろ……」
「…………嘘ではなさそう」
「嘘じゃねえって。俺は男を使うのは好きだが、男に使われるのは大嫌いだからな」
んんー……俺も嘘ではなさそうだなと思う。
男に使われるのが大嫌いな部分に、心底感情が込められていたし、基本的には変態なだけで悪だとは言い切れない気がする。
きっと可愛さも自覚して女装を趣味として生きているうちに、男にもてはやされて性癖が歪んでしまった、ただの変態さんなのだろう。
「……じゃあ、主に何するつもりだったの?」
「何するって言うか……そっちが……あれだろ? 黙っててほしけりゃ、エロいことさせろって言うつもりだったんだろ?」
「言わねえよ……っ!」
言わねえよっ!!!
「はあ? まじで? 今ならこの超絶可愛い俺様に何でも言うことを利かせられるってのに言わねえの? お願い、なんでもするから黙ってて……。ん? 今なんでもって言った? っていう状況だぞ? 6人も奴隷がいるんだ。俺も奴隷契約して首輪をつなげて飼うつもりだったんだろ? ん?」
「言わねえしそんな扱いしてねえよっ!」
どんな変態だ!
っていうか、なんでそんな具体的なんだよ!
おい、やめろよ? Sっぽく見えておいて、実はくっころさんも真っ青なドMでしたみたいなオチはどこぞの女王様で間に合ってるからな。
「はぁ……公爵と繋がりがないならいいよ……。俺には効かないみたいだし、好きにしろ……とは言わないけど、スキルが効いてないやつに刺されないように程ほどにな」
俺が言い終わるとシロがすっと首筋からナイフを離すと光ちゃんが体の力を抜いてほっとしたようだ。
「まじで……え? 誰にも言わないでくれるの? どうせ飼われたら全部話させられると思って話したのに……」
「そっちにとっては生命線だろうが……。恨みがある訳でもないし、迷惑も被ってないし。あー……でも、真はほどほどにしてやってくれ。あいつはあいつで大切な人が二人いて大事な時期だから引っ掻き回すな。あと、英雄の隼人に会った際もやめとけよ」
別に俺正義の味方でも何でもないしな……。
まあなんというか……戦闘スキルが無くて死にそうなおもいを俺もしたことがあるし……。
自分のスキルを使って上手く生きているだけ……と見れば、好感度は上げていかないと支援も出来ないみたいだしな。
「……信用できねえな」
「するしないは任せるよ。目に余る行為でない限りはどうこう言うつもりも権利もないからな。まあ、皇帝を誑かして政権を奪う……とか大それた事を言わなけりゃいいさ。最近騒いでる貧乳至上主義の連中の首謀者だとかな」
「貧乳至上主義……?」
「毎日城の前で騒いでる連中だけど……知らないのか?」
「…………あっ」
「……おい。まさか……」
あってなんだ。あって。
なんだそのやべえかも? みたいな焦った顔は。
お前まさか、まじでか……。
「ち、違うよ? なんかこう、あいつらが俺のそばに寄ってきて、『是非一緒に貧乳を謳いましょう! 貴方のようにとてつもなく可愛い子が入ってくれたら、きっと皇帝も見直してくれるはずだわ!』って何度も言われたけど興味なかったから、『が、頑張ってくださいね~』とだけ言っただけだよ?」
「……お前、それ支援効果乗ってないか?」
「乗っ………………たかもしれない」
……だからかー。
だからあんなにも猛烈な集団が出来上がったと……。
最近という事は『抗いがたき可愛い俺様』のレベルも上がって好感度の上昇量も高く、日に日に増していったのだろう……。
「解除できないのか?」
「普通なら時限で解除されてるんだが……毎日言われるから……。なあ、俺もしかして不味い?」
「はあ……原因の一部としては報告しておくが、故意ではないと説明はいれておくよ」
目的があったわけでもないみたいだしな……。
皇帝的に光ちゃんはどうなんだろうな……貧乳というか、男だし……。
「…………ありがとう」
「気にすんなよ。まあ、原因の一端がわかったんならこれからは応援すんなよ?」
「ああ。分かってる。……その……お礼に良いもん見せて――」
「あれぇ? 光ちゃんー?」
「やばっ……」
真の声が聞こえ、光ちゃんが呟くと同時に俺は押されて更衣室から出されてしまう。
シロは……と思ったが、どうやらまた身を隠してしまったようだ。
「あれ? 兄貴。どこいたんスか?」
「あー……しゃがんでた?」
とりあえずごまかしてみた。
何でとか言われたらどうしよう。
「そッスか。兄貴、光ちゃん見なかったッスか?」
「光はここですよぉ~」
光ちゃんは更衣室から声を出し、カーテンを揺らして答えてくれる。
……あれ? 俺何かを忘れているような……。
「イツキお兄ちゃんが選んでくれた服を着ているんですが……。これはちょっと……」
あっ! あのセーラーチックなエロ衣装か!
え、着たの!? 絶対不味いだろう!
もこおってしちゃうじゃん! 見えちゃうじゃん!
え、カーテン開けるって本気…………え?
「可愛いは可愛いんですけど……」
「あ、兄貴なんて服を光ちゃんに! す、すげえ……俺はビビッて持ってこられなかったのに……っ! 流石は兄貴! 畜生! 俺ももっといい服選んでやるっ!」
着て……る?
しかも、はみ出ていない!
実は極小サイズだったではありえない服であり、絶対にばれるはずなのに……いや、それ以前に……。
女の子になってる……?
「何股間ばっかじろじろ見てんだよ……エッチ」
「え、いや、だって……女になって……」
「ははは。良い表情だ。『見返りのある愛』が成長した先のスキルに、女になれるってスキルがあったんだよ。これで……俺が隠してることは何もないぜ」
よりにもよってそっちが!?
むしろ、女神であるレイディアナ様はそれすらも知っていてそのスキルを送ったんじゃないか?
鬼に金棒というか、男だと疑われてもそのスキルを使えば確実に女の子だと思わせられるだろう。
「どうよ? 男のままでも可愛かった俺が女の子になってさらに可愛く見えてきたろ? 惚れたか? 惚れたんなら服でも買ってくれよ。イツキお兄ちゃん?」
惚れてはいない。
元が男だと分かっているし、中身はなんも変わっていない相変わらずのただの変態である。
だがまあ……一着くらいはいいかと思えるほどに、俺が持ってきた服を着こなしているので、一着だけプレゼントしてやることにした。
勿論、惚れてなどいない。
「……なんでそれで買う服がこれなんだよ。どこにも着ていけねえじゃ……ああ、なるほど。この服を着させて俺に奉仕させようってんだな。この変態め」
「変態はお前だろうが……男に戻ってんぞ」
どうやら、使う魔力の量で女の子になれる時間は決まっているらしい。
もこお……どころではなかったので、やはりこいつは変態としておくことにしたのだった。




