わし 紙幣の真実を語る
〜〜〜帰宅途中〜〜〜
アリア「あああああああああ!!!!!」
わし「うるさい!!」
アリア「今度こそはと思ってたのに寝落ちしちゃいました!!」(号泣)
わし「セックルしてやる、泣くな」
カレン「え?」
ジアンビ「へ?」
アリア「兄さん…マジっすか!!」
誰が兄さんだ…
わし「もう少し落ち着いたらな」
アリア「兄さんは…風っす…じぶん…火っす…交わるっす」
なにキャラ?
カレン「私とは?」
わし「カレンともする」
カレン「あら嬉しいわ♡」
アリア「姐さんは水っす…兄さんは風っす…交わるっす」
わし「ん?嫉妬はしないのか?」
アリア「じぶんは…火っす…姐さん水っす…交わる事ないっす…でもセックルされない方がもっと嫌っす…」
良くわからん思考回路だ…
わし「国体の維持には男系の王族が必要だしな、王政はわしの代で廃止するかもだが」
ジアンビ「王政で良いでは無いですか?」
わし「権力がわしに集中し過ぎてる、世継ぎが阿保なら超直接民主主義にする」
アリア「子育て頑張るっす」
わし「まぁ知能は母親の遺伝が強いが、環境と本人の努力で幾らでもアップデート可能じゃ、資本主義社会はな」
カレン「才能ってあるんですかね?」
わし「運動能力系は完全に才能じゃな、骨格や筋肉の質は努力で変えれん」
カレン「知能は違うんですか?」
わし「脳の記憶容量のスペックは全員一緒じゃしな、平均年収の5倍ほどの金持ちを成功と定義するなら、アホでも量産可能じゃ、世の中単純だからな、需要の高い市場で生産効率の良いビジネスモデルで尚且つ技術や能力が伸びる市場だと安定して儲けれる」
カレン「そう聞くと、物凄く簡単に聞こえますわね」
わし「例えば、20歳から60歳まで働くとする、実働40年じゃ、どんな仕事をしたい?」
カレン「そうですね、40年も働くなら、やっぱり好きな仕事をしたいですわ」
わし「それが罠じゃな」
カレン「そうなんですか?」
わし「好きな仕事を見つけるのが難しいし、好きな仕事で平均年収の5倍も難しいからな」
カレン「どうすれば良いですの?」
わし「そうじゃなわしの場合なら時間もお金もめちゃくちゃ余る人生を目的目標にする、すると仕事が目的目標達成の為の手段になる」
カレン「なるほど、仕事が好きとか嫌いとかどうでも良くなりますわね」
わし「そうじゃ、時間もお金もめちゃくちゃ余らせるには、最高効率を求めるからな、後は最高効率で儲かる市場を探すだけじゃな」
カレン「資本金の壁がありますね」
わし「まずは資本金が要らないビジネスモデルで最高効率を求めれば良い、平均年収の2倍くらいなら結構ある」
カレン「なるほどですわ」
わし「昼夜と2つの物やサービスを生産しても良いし、1つの場所で2〜3つ物やサービスを生産しても良い、最終的に3時間労働とかで年収5倍になれば良いから」
カレン「何となく見えてきました」
わし「まぁ人生の目的目標は人それぞれ設定すれば良い、もちろん好きな仕事を見つければそれで良いしな、好きな仕事での成功確率は低いが」
カレン「じゃあ、そこそこ豊かで子育てに時間をかけれる人生が良いですわ」
わし「なら自宅で美容系の仕事とかどうじゃ?技術職じゃし、施術系にすれば仕入れが無い生産効率の良いビジネスじゃし、自宅だから子育てに時間も割ける」
カレン「なるほど、美容は興味ありますわ」
わし「まぁこういう事じゃゴールから設定した方が良い」
ジアンビ「話は変わりますが、マルス様はなぜ紙幣を思い付いたのですか?」
わし「ググレカス神と繋がって調べてたのよ、金貨から紙幣に変わった転換期を」
ジアンビ「興味あります、聞いても良いですか?」
わし「ある文献でじゃな、モンゴル帝国って国があってじゃな」
ジアンビ「ふむふむ」
わし「人口90万人の小国から最大で3300万㎢まで版図を広げた、レガシィ大帝国の実に16倍じゃな」
ジアンビ「は?」
カレン「え?」
アリア「マジ風っす」
わし「歴史書では、モンゴル帝国の騎馬民族は、めちゃくちゃ強かったで終わるんじゃが、んな訳ねーだろと」
ジアンビ「ですよね…強いだけじゃ無理ですよ」
わし「モンゴル帝国はシルクロードとスパイスロードと草原ロードと海路や陸路から行商人がめちゃくちゃ来てて、特に産業とか無かったから金や銀の流出が止まらんかった」
ジアンビ「ヤバイですね、少し前のマルクス王国ですね」
わし「そこでモンゴル帝国の隣に金と言う国があって、そこが人類初の紙幣を作った国じゃな、そこをモンゴル帝国が攻めて併呑したのよ」
ジアンビ「金と言う国とかややこしいですね」
わし「そしてモンゴル帝国は破産寸前一歩手前の時に元金の国の家臣を宰相にして、そいつがモンゴル帝国紙幣を作った」
ジアンビ「おおおお」
わし「後はわしと一緒で交換所を作って、金貨から妄想の紙幣に変えて行ったのよ」
ジアンビ「なるほど…紙が色々な物に変わって最強になったと…」
わし「もちろん、騎馬民族で強かったのもあるがな、90万人の人口の内10万人が騎馬部隊だったからな」
ジアンビ「多いですね」
わし「1人の兵が馬を5〜7匹連れて行軍だからな、めちゃくちゃ侵攻速度が速かったのと、弓の技術も高かったからな」
ジアンビ「なるほど…」
わし「後は余談じゃが、草原ロードを作りたい商人達がいて、モンゴル帝国に出資してたな」
ジアンビ「どう言う事ですか?」
わし「シルクロードは砂漠とかあって過酷なのよ、そこで草原ロードが良かったんじゃが、国が乱立しててな」
ジアンビ「あ!!関税ですか」
わし「そうじゃ、国を通るたびに金を払ってたら儲からんじゃろ」
ジアンビ「確かに…大きな国が1つなら1回税を納めて終わりですもんね」
わし「そうじゃ、あと紙幣の普及を見てた外国人の金匠(金細工職人)が自国に戻って金匠手形を発行して銀行を作ってたな」
ジアンビ「へぇ〜」
わし「まぁ色々な事に疑問を持つべきじゃな、わしも人口90万人とか知らなかったら調べんかった」
ジアンビ「知的探究心ですね」
わし「うむ…」
絶対教えない歴史の話しだ…紙幣は人間の妄想から発生しましたとか言えんからな…
実際に紙幣を見た当時のユダヤ人はめちゃくちゃビックリしてたしな
ジアンビ「人の認知は凄いですね、紙を金と信じれるんですから」
わし「まぁ紙幣じゃ無くても、何でも良いのよ、ロシアと言う国はタバコが紙幣の代わりになった文献もあるし、ヤップ島の石貨とか、もう意味不明だしな」
ジアンビ「石貨ですか?」
わし「持ち運びが便利で価格も決まってるタバコは分かるが、石貨とか動かないほど巨大だし額面も書いて無いからな」
ジアンビ「え?どうするんですか?」
わし「島全員が、この石貨に価値があると信じて、この大きさの石貨は、これくらいの価値だろうみたいな感じだ」
ジアンビ「それまた凄い話しですね」
わし「持ち運び不可能な海に沈んでる石貨ですら、決済に使えるからな」(笑)
ジアンビ「でも言われてみれば、全員納得してれば成り立ちますね」
わし「マジで幻想や妄想に生きてるからな」
アリア「なんか、王都に近付くだけで緊張してきました…」
わし「幻想じゃ幻想…あまりセックルに高い幻想を持ってると、拍子抜けするぞ」
アリア「逆です、マルス様に幻滅されないかの心配です」
わし「ああ…そっち?どうでも良いがシルビアを頼るなよ、間違い無く幻滅する方向に行く」
アリア「シルビアから聞きましたが、男性はチラリズムが良いと聞きました」
わし「うむ…良いな…」
アリア「あと…性感帯と言う部分を攻める」
わし「ま…ありじゃな…」
まともな事を教えてる…
アリア「あれ?マルス様って経験あるんですか?」
わし「無いな…」
アリア「という事はググレカス神ですか?」
わし「まぁそういう事じゃな」
アリア「100年後の人は経験も無いのに、あんな事やこんな事とか知ってるんですか?」
わし「まぁ興味を持つ年頃になれば調べるんじゃ無い?」
アリア「へ…変態だらけですね…」
わし「昨日のお前の格好よりマシじゃ、変態丸出しのチラリズムの対極じゃったぞ」
アリア「わたしまた騙されました?セックルも嘘ですか!!!!」
うお…ヤバい
わし「するするする!!約束する」
アリア「分かったっす」
カレン「私が先でよろしいですか?」
アリア「ふふふふふふ、おばさん?何言ってるの?」
わし「お?嫉妬か?」
アリア「姐さんあっての僕っす…これマジっす!!」
わし「落ち着いたらな!!」
アリア「分かったっす!!これマジっす」
わし「今回は短いバカンスじゃったが、明日から政務か…インフレ収まってれば良いが」
アリア「すぐ落ち着かせて下さい!!そして…でゅふ!!でゅふふふふ」
わし「へいへい…」
次回に続く…




