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【書籍化&コミカライズ!】少年マールの転生冒険記 ~優しいお姉さん冒険者が、僕を守ってくれます!~  作者: 月ノ宮マクラ


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625・獣神の真実

第625話になります。

よろしくお願いします。

(……獣神信仰の裏に隠された……真実?)


 僕は、ソルティスを見つめてしまった。


 その少女は、手の中にある古い本を、遺跡で発見した宝物であるかのように見つめている。


 そして、大きく息を吐いた。


「ドル大陸全土に根付いた『獣神』への信仰は、かつてその祝福を受けた1人の獣人が、その後、大陸を支配した大国の初代王となったことで広まったの」

「…………」


 それまで、ドル大陸では多くの戦乱があった。


 小国同士の争い。


 そして、大国同士も隣接国を侵略しようと常に動いていた。


 それは神魔戦争直後、タナトスという人類の文明が崩壊したおよそ400~300年前の時代の話だ。


 当時から、ドル大陸には獣人が多かった。


 それ以外にも、エルフ、竜人、トカゲ人、人間など多くの種族が混在していた。


 雑多な価値観が入り乱れる風土。


 それが小さなものから大きなものまで、多くの争いを生んだのだ。


 その中に生まれた英雄。


 それが、ドル大陸を統一した大国の初代王だ。


 そして彼は、獣神と呼ばれる存在に導かれ、祝福を受けて、ドル大陸を支配し、その信仰によって平和な世を作り出してみせた。


 …………。


 それは史実に基づく伝承だ。


 古の1つの物語として、世界にも広まった英雄譚だった。


 その後、その大国は消え、現在は7つ国となったけれど、各国では今も『獣神』への信仰が広まったままだった。


 それは、僕も知っている。


 そんな僕に、ソルティスは聞いた。


「じゃあ、そもそも『獣神』って何?」


 ……何って。


 何だろう? そんなのわからない。


 ただ少なくとも、人よりも大きな力を秘めた存在だとは思う。


 僕らの知る『神々』とは違うけれど、そうした不思議な存在は、この世界には他にもあるみたいなんだ。


 例えば、エルフの信仰する『精霊王』とか、ね。


 僕の答えに、ソルティスは頷いた。


「そうね。私もそう思ってたわ。よくわからないけれど、大いなる存在の1つなんだろうって。……この本を読むまでは、ね」


 少女は、薄く笑う。


 ……何だろう?


 常識だと思っていたものを覆された、心の不安定さのような怖さをその笑みに感じる。


 イルティミナさんが、妹に聞いた。


「その本には、何が書かれていたのです?」

「…………」


 ソルティスは沈黙する。


 それから、ゆっくりと本のページを開いたまま、床に置いた。


 僕らは覗き込む。


 書かれているのは、ドル大陸の公用語だ。


 僕は日常会話などはできるけれど、まだ文字の読み書きについては、理解が乏しいんだ。


 でも、何でもできるお姉さんは違った。


 僕の奥さんは、その文字の文章を視線で追っていく。


 そして、形の良い眉をひそめた。


「死者の魂によって生み出された、人造の神……?」


 そう呟いた。


 …………。


 ……え?


 僕は、イルティミナさんの横顔を見つめてしまった。


 ソルティスは頷いた。


「大国の初代王は、死者の魂に感応できる不思議な力を生まれつき持っていたらしいの。そして、その魂たちを集合させ、大きな力を秘めた存在を人工的に造り上げた」


(まさか……)


 驚く僕に、ソルティスは頷いた。


「それが、獣神の正体」


 澄んだ美しい少女の声は、その場の闇へと吸い込まれていった。


 僕は言葉もない。


 イルティミナさんも息を潜めるようにしていた。


 ポーちゃんだけは、相変わらずの静謐な無表情、無反応を保っていた。


 少女は言う。


「獣神は、人によって、国によって、時期によって、たくさんの姿形で現れているわ。犬、猫、熊、獅子、鳥、竜……他にも色々。でも当然、それはそれだけ多くの種族の生命と魂が合わさってできた存在だったからよ」


 ……僕らの知るヴェガ国の翼の生えた獅子。


 その姿は、獅子と鳥、あるいはそういった獣人の魂の影響が、色濃く表れた結果だったのかな?


 ふと見たら、腕に鳥肌ができていた。


 ソルティスは目を閉じる。


「この世界にとって幸運だったのは、その初代王が善良な人物だったこと」


 僕らは、少女を見る。


 彼女は、まるで太古の世界を覗き見る巫女のように、静かに語る。


「彼と獣神は、その力を平和な世を作るために使ったわ。決して、私欲のためには使わず、だからこそ多くの人々の信仰を集めた。そして、その結果、今も力を残している」


 ソルティスは、教えてくれた。


 獣神とは、魂の集合体。


 けれど、その力は徐々に失われていくものだった。


 ところが、獣神を信仰する人々の思いはあまりに強く、また大勢だったため、その人々が亡くなったあとの魂は、獣神に取り込まれるようになった。


 結果として、獣神の存在は消えなかった。


 大国の初代王が死んでも。


 7つ国となっても。


 獣神信仰がある限り、『獣神』と呼ばれる存在は、決して消えることなくあり続けたのだ。


 そして、それは今も続いている。


 信仰そのものが消えるまで、あるいは、存在を維持できなくなるほど魂が集まらず、力が弱まるまで、獣神という神は不滅なのだった。


 ソルティスは真紅の瞳を開けた。


 そして、告げる。


「これが『獣神』という神の正体よ」


 それは真実を見つけた研究者の声であり、その重さに怯え、興奮する1人の少女の声でもあった。


 …………。


 僕は何と言っていいのか、わからない。


 僕自身、日本人だった人間の魂が転生し、神狗の肉体と混ざっている存在だ。


 そうした『魂の集合体』という存在もあると思えた。


 イルティミナさんが呟く。


「神とは人々の信仰によって存在し、その信仰がなくなれば消滅する、と聞いたこともあります。ですが……獣神とは、まさにそれを体現する存在だったのですね」


 ソルティスは頷いた。


「本当にね」


 その声は皮肉そうにも、悲しそうにも聞こえた。


(…………)


 僕は、床に置かれた本を見た。


 多分、これは禁忌の本だ。


 獣神信仰の根幹を揺らがせ、下手をしたら人々の拠り所を奪い、心も壊しかねない。


 真実という名の毒が書かれているのだ。


 なるほど、


「……隠し棚に隠されてた訳だね」


 僕は呟いた。


 もしこの本が世の中に出回っていたら、大変なことになっていただろう。


 ソルティスは苦笑して、


「きっとこれは、獣神という存在を消せてしまう『神殺しの本』なんだわ」


 と言った。


 神殺し……なるほど、言い得て妙だ。


 確かに、この本で真実を知った人々が信仰を失えば、結果としてそうなるだろう。


 ソルティスは、再びその本を手にする。


 僕は聞いた。


「それ、どうするの?」


 ソルティスは肩を竦めた。


「とりあえず、誰にも見せないように持って帰るわ。正直、この真実を消し去りたくもないし……そうね、王立図書館の禁書室にでも預けるのが1番かしら?」


 なるほど、それがいいかもね。


 僕も「うん、そうだね」と頷いた。


 イルティミナさんは、


「私としては、世の平和のために、焚き火で燃やしてしまいたい気もしますけれど……」


 なんて口にした。


 ソルティスはギョッと姉を見つめ、「やめてよ、縁起でもない!」と本を抱きかかえた。


 意地でも守る、そんな気配だ。


 イルティミナさんは苦笑して、「冗談です」と降参するように両手を広げた。


 ポーちゃんは、


 ポム ポム


 と、そんな少女の肩を叩いて、その緊張を宥めていた。


 僕も、つい笑ってしまった。


 …………。


 きっと、この話は、竜人であるマリアーヌさんたちには伝えない方がいいんだろうな。


 彼女たちも獣神信仰者だったとしたら、決戦の前に、この真実はあまりにも重すぎるし、心を破壊し過ぎるもの。


(キルトさんにだけ、こっそり伝えとこうっと)


 そう決めた。


 それから、ソルティスは大事そうに幾つかの本を梱包し、荷物にしまった。


 それから、


「よし、じゃあ、行きましょ。もうお腹ペコペコだわ」


 なんて僕らに言う。


 それに僕とイルティミナさんは笑ってしまった。 


 そうして、僕ら4人は、ランタンを手にして、再びキルトさんたちのいる焚き火前に戻ることにした。



 ◇◇◇◇◇◇◇



 その日の夜は、マリアーヌさんと護衛の3人には休んでもらって、僕とキルトさんの2人で見張りをすることにした。


 いつもなら、イルティミナさんとする。


 でも、その日は目的があったのでキルトさんと2人きりにしてもらった。


「ん、もう……」


 僕の奥さんは、少し不満そうだったけれど、結局は僕の意思を尊重してくれた。


 ごめんね、イルティミナさん。


 そうして僕は、ソルティスが発見した本とその内容を――獣神の真実を、キルトさんにも伝えたんだ。


 キルトさんも驚いていた。


「それは……恐ろしい真実じゃの」


 と、彼女は呟く。


 もし、その真実が明らかになれば、ドル大陸中が混乱に陥り、結果、多くの死者が出て、今以上の危機的状況になるかもしれないとのことだった。


 ……そんなに?


 目を見開く僕に、


「信仰とは、それほどのものじゃ」


 とキルトさん。


 人によっては、信仰は人生の生き方そのものにもなる。


 それを根幹から崩されれば、人はこれまでの人生を自分自身で否定しなければいけなくなる。


 その負の感情は、時に自殺、あるいは自暴自棄の蛮行へと変わるだろう。


 それがドル大陸中のほとんどの人の身に起こるのだ。


 …………。


 そう考えると、あの獣神の真実が記された本は、ある意味、大量虐殺兵器とも言えるのかもしれない。


 キルトさんは言う。


「見つけたのが、ソルで良かったの」


 ……確かに。


 もし見つけたのが、敬虔な獣神信者だったら?


 あるいは、それを世に発表しようと考えてしまう人だったら?


 ブルッ


 その想像に、思わず震えた。


 もしかしたら僕らは、世界が崩壊しかねない危険を辛うじて、寸前で回避できたのかもしれない。


 焚き火に照らされながら、僕は、そんなことを考えてしまった。


 パチッ


 火の粉が弾ける。


 それを見つめながら、


「しかし……人工の神、か」


 と、キルトさんは呟いた。


 僕は彼女を見つめる。


 銀髪を重そうに揺らして、彼女は思い出すように口を開いた。


「覚えておるか、マール? 去年、わらわたちがヴェガ国の『獣神の霊廟』にて、その獣神と思しき光る『翼を生やした獅子』と邂逅したことを……」


 僕は「うん」と頷いた。


 もちろん、覚えている。


 現在のアーノルド王が、まだ王子で、ヴェガ王家のしきたりとして霊廟を訪れた時に、僕らも同行したんだ。


 そこで、光る獣神に出会った。


 そして、歴代の獣王の魂がいる不思議な空間に導かれ、また5人の狂王の魂とも戦ったんだ。


 キルトさんは、懐かしそうの黄金の瞳を細める。


「その姿を、わらわは今も覚えておる。突然のことで驚きはしたが、あれは確かに清浄にして大いなる力を秘めた偉大な存在じゃった」


 その声には、真摯な敬意があった。


 また、彼女には珍しい畏怖も。


 そして僕自身、その言葉には同意だった。


 あれは穢れなく、美しく、力強く、僕が知る天上の神々に何ら劣ることのない正しき存在だと感じられたんだ。


 キルトさんは言う。


「あれが人の造りし神なのか」


 その声には、何とも複雑そうな響きがあった。


 僕は言う。


「きっかけは、そうかもしれない。でも、もしかしたら、獣神はそうして誕生しただけの本物の神様なのかもしれないよ?」


 その言葉に、キルトさんは僕を見た。


 僕は笑った。


「神様がどうやって生まれるのか、僕も知らない。でも、案外、そういう些細なことがきっかけで、神様って生まれるのかもしれないね」

「…………」


 キルトさんの金色の瞳が丸くなる。


 それから、彼女は苦笑した。


「そなたは凄いの」


 それは本当に感心した声だった。


(そう?)


 でも、僕の前世は日本人。


 日本では、八百万の神という考えがあって、あらゆるものに神が宿ると言われているんだ。


 獣神も、最初はただの人工の神だった。


 でも、多くの人に信仰されて、心を授けられて、結果として大いなる力を得た存在――本物の神様へと昇華したのかもしれない。


 あるいは、その途中の神様見習いとか?


 もしそうなら、その神様を生み出したという大国の初代王は、本物の聖人とも言えるのかもしれないね。


 ……なんか、ロマンだなぁ。


 僕とキルトさんは、そんな風に思いを馳せてしまった。


 その時、ふとキルトさんが呟いた。


「しかし、もし、そうして人が善なる神を造り出せるのだとしたら、逆に悪しき神も造れてしまうのではないかの?」


(え?)


 思わぬ言葉に、驚いた。


 キルトさんは、唇に指を当てながら考え込む。


「獣神の霊廟でも、悪しき心に囚われたままの5人の狂王の魂があった。獣神を信仰する人々の中にも、そうした負の感情を宿した魂もあったであろう」


 何だか不吉な言葉だ。


 彼女は美貌をしかめながら、


「もし獣神が魂の集積装置としての機能があるならば、そして、あの清浄さを保っているのならば、その負の情念に侵された魂はどこに行くのじゃ?」


 と疑問を口にした。


 ……それは。


(どうなるんだろう?)


 僕にもわからなかった。


 獣神は清らかな存在だった。


 とすれば、どこかで負の感情は浄化される?


 そうでなければ……どこかで、ろ過するようにそうした魂は排除されるのだろうか?


 僕は、そんなことを言ってみた。


 それを聞いたキルトさんは、


「もしそうなら、ろ過機には穢れが溜まるぞ? それはむしろ、凝縮された悪意に満ちた存在になってしまうのではないか?」

「…………」


 その言葉に、僕は答えられなかった。


 人には、必ず正負の面がある。


 獣神が正の面だけを集めた存在だとするならば、負の面を集めた存在――悪神のような存在もどこかにいるのだろうか?


 …………。


 なんだか、恐ろしい想像をしてしまった。


 キルトさんも瞳を細める。


「悪神……か。獣神の対極として、もしそのような存在がいるのなら、それは『悪魔』と変わらぬような存在かもしれぬな」


 低く重みのある声だ。


 それは闇に包まれたこの空間に、妙に大きく響いた。


 パチッ


 焚火の薪が弾け、火の粉が舞う。


 それを見つめながら、


(人造の……悪魔、か)


 もしそんなものが本当に造れるのだとしたら、人はなんと業の深い生き物なのだろうか?


 僕の青い瞳は、燃え盛る炎を見つめてしまった。


「…………」


 キルトさんは、そんな僕を見つめ、


 ギュッ


 突然、僕を背中側から抱きしめた。


 わっ?


(キ、キルトさん?)


 驚く僕の耳元に、彼女は微笑みながら語りかけた。


「すまぬな、マール。つい、詮無き妄想を口にしてしまった。謝るゆえに、そのような顔をするでない」


 ……どんな顔?


 自分ではわからない。


 ただ、背中に押しつけられる柔らかな弾力にドギマギし、顔が熱くなった。


 キルトさんは笑う。


「うむ。そなたは、そのような顔の方が良い」


 そ、そう。


 よくわからないままに、僕は頷いた。


 柑橘系の優しいキルトさんの香りがして、彼女の手は僕を抱きしめたまま、ゆっくりと髪を撫でてくれた。


 そして、


「案ずるな。そなたにはイルナも、そして、この鬼姫もいるのじゃからの」


 そう囁くように言った。


 僕はもう1度、「……うん」と頷く。


 キルトさんも笑って頷き、ゆっくりと身体を離してくれた。


 ドキドキ


 少し鼓動が早くなっている。


 さっきまで感じていた不安は、どこかに消えてしまっていた。


 なんとなく、あのまま考え続けていたら、暗い気持ちが増幅していき、歯止めが利かなくなっていたかもしれないと思った。


 キルトさんは、それを察して防いでくれたのかもしれない。


 …………。


 僕は、美しい師匠を見つめた。


「ありがとう、キルトさん」


 そうお礼を口にする。


 彼女はクスッとはにかんで、「抱きしめたこと、イルナには内緒じゃぞ?」と唇に人差し指を当てた。


 それに、僕も笑ってしまった。


 それからの僕らは、他愛もない話をしながら、交代の時間が来るまで見張りを続けたんだ。


 …………。


 …………。


 …………。


 ちなみにもう1つだけ、翌朝、「キルトの匂いがします」とイルティミナさんにはバレてしまい、2人で叱られたことも付け加えておく……しくしく。

ご覧いただき、ありがとうございました。


次回更新は、今週の金曜日を予定しています。どうぞ、よろしくお願いします。

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― 新着の感想 ―
[一言] 更新お疲れ様ですヽ(´▽`)/ 余り変に考えずに、一種の新興宗教の御神体の制作書と考えればOKですかね。 良くも悪くも。  しかし驚異の嗅覚で浮気を暴くイルティミナがまた……(笑)
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