273話 登場人物まとめ
【2025/07/22更新】商業ギルドのチーフ職のおねえさんの名前追加、Aランク冒険者ユーリーンの妻サーラ追加
一部ネタバレを含みます。最終話まで読み終えていない方でネタバレを回避したい方はご注意ください。
【本編に登場していない設定】などが記載されている登場人物がいますが、ストーリーには直接影響していないので読まなくても問題ありません。
部族・年齢・役職などは途中で変化した者を除き登場時のもの。年齢はステータス画面で判明している者以外は目安程度で、記載がないキャラは年齢設定なしです。
■主人公
スミレ・佐々木すみれ(聖女→元聖女) 人族→魔王族→ルードヴィグ族/32歳→33歳→32歳→330歳
イスフェルトに聖女として召喚された平凡な会社員。即魔族国へ逃亡。魔王の庇護下に入り城下町で雑貨屋を開く。聖女の特殊能力とネトゲ由来の能力を持つ。
穏やかで朗らかな人物だが現実的で打算的な一面も。恋愛意欲が低い。おいしいものが大好き。色素薄い系。オーグレーン荘3号室の住人。
【本編に登場していない設定】
言霊を意識してエレメンタルの力を呪文に乗せるようにイメージしながら呪文を唱えるという独自の手法をとった結果、魔力を使いながら口にする願い事が無意識のうちに呪文となっていることがある。(例:調理や魔力クリーム作成時の「おいしくな~れ」、回復薬調合時の「早く良くなれ~」、誰かに対する「精霊の加護を祈る」など)その言葉の効果が物や人に付与される。効果時間は物・人によりマチマチ。
これは聖女とは無関係の事象で、契約精霊とエレメンタルが作用している。本人も周囲も気付いてないが、おそらく帰還後もどこかしらに影響は出ると思われる。
【本編で詳細を書いていない設定】
脳波の異常は、元の世界にある体と異世界との間で魔力的な繋がりがあったことによる影響。戻り石の魔術具が作用していたのは確実だが、ルードヴィグの水晶球にスミレが映り続けたのは戻り石の魔術具の力だけではないかもしれない。
スミレの家族
父は5年前に病没。母は老人施設に短期入居を開始。兄は妻子と共に2年間の海外赴任中。
■魔王城
ルードヴィグ(魔王・魔人族部族長→魔王・魔人族部族長・魔王族部族長→元魔王・ルードヴィグ族部族長) 魔人族→魔人族・魔王族→魔人族・ルードヴィグ族/400歳→410歳→39歳→410歳
高位の魔術師で魔術具の権威。黒髪ストレート、紫色の瞳。背中までの髪を後ろで一つにまとめて垂らしている。
寡黙で少し気怠げ。スミレには非常に寛容で、よく甘やかすが束縛や干渉はしない。ラーメン大好き。ヴィオラ会議筆頭(譲位後も)
【本編に登場していない設定】
成人直後から魔術具を開発しては商品化してきた。その売上でお金が唸る程貯まっている。佐々木すみれの世界へ転移した際、ATMで残高表示にコンマがなかったのは100億を超えていたため(ネット情報ですが、桁数が大きくなるとコンマ表示を省略して表示するらしいです)
ブルーノ(魔族軍将軍) 獣人族(狼系)/550歳
鈍色の髪に鮮やかな青色の瞳。がらっぱちだが面倒見のいいおっさん。強面な見た目に反して繊細な配慮を欠かさない男。ソロでも強いが集団戦法がすごいとの評。蒸留酒が好き。ヴィオラ会議メンバー。
【本編に登場していない設定】部族の里にパートナーがいる。
レイグラーフ(研究院院長) 精霊族(樹性・樫)/360歳
褐色の肌に深緑色の髪。学識の高さと魔力の強さから若くして研究院の院長に抜擢されたという非常に優秀な人物。セクシーな容貌のため、女性に対して非常に奥手な性格にも関わらず女性に言い寄られること多し。ヴィオラ会議メンバー。
【本編に登場していない設定】
冒険者ギルド長ソルヴェイとその後どうなったかは、スミレが冒険者になって活動するようになったら触れることもあるかと。
カシュパル(魔王の側近) 竜人族(青竜)/500歳
赤い目、深い青色の髪。小柄。少年っぽさが残る容貌だが結構年長。諜報・謀略担当。魔族軍第四兵団の諜報部隊と連絡を密に取り行動を共にすることも多い。風のエレメンタルと相性がいい青竜なので風の精霊に情報収集を手伝ってもらっている。
スミレが庇護を求めてきた際イスフェルトへ潜入調査し、彼女がどのように扱われたかを最も具体的に知っている人物。ヴィオラ会議メンバー。
【本編で詳細を書いていない設定】
スミレのHPが激減した際イスフェルト城を単独で強襲。聖女関連の情報提供を強制した(破壊・恐喝・暴力・流血あり)が、残念ながら集まった情報の中に欲しい情報はなかった。
スティーグ(魔王の側近) 魔人族/420歳
茶髪、緑眼。魔人族の見た目が人族とほぼ同じなため離宮でのスミレの世話係を任される。軽妙洒脱で人の感情の機微に聡い。服飾方面で抜群なセンスを持つ。笑い上戸。ヴィオラ会議メンバー。
【本編に登場していない設定】
進路が魔術関連から遠かったため、年齢が近い割りに里ではルードヴィグと接点がなかった。実務能力と調整力の高さを買われ、先代魔王の推薦でルードヴィグの側近に抜擢される。
クランツ(近衛兵) 獣人族(羊系)/340歳
ビッグホーンのような角。日焼けした肌。緩くウェーブしたベージュ色の髪。赤みの強い茶色の目。皮肉屋だが実直で優しさを隠し持つ。スミレの護衛を担当。ヴィオラ会議メンバー。スミレの二番目の魔族友達。美形。
【本編に登場していない設定】
スミレからミルドと友達になったと聞いた後、秘かにミルドへ接触。人柄を確認している。スミレが去って以降、城下町のスミレ関連事項では何かとミルドと連携していた。
ファンヌ(侍女) 魔人族/380歳
ストロベリーブロンドの髪、グレーの目。穏やかで控えめだが芯が強く、気配りのできる有能な侍女。この世界に慣れていないスミレのために専属の侍女を配す際、魔王ルードヴィグの信頼が篤い彼女が抜擢された。スミレの最初の魔族友達、親友。美人。お茶好き。マッチョな男性が好み。女子会のメンバー。
【本編に登場していない設定】
魔王ルードヴィグとは幼馴染。実はスミレ帰還時点ではまだターヴィとくっついていない。
■部族長会議
グニラ(精霊族部族長) 精霊族(樹性・杉)/1003歳
薄く緑がかった灰色の髪(元々は緑色)。一応老婆。魔族は寿命が残り5%くらいになると急激に衰え始めるが、まだその域に入っていないくらいに杉族は長寿。なので恋愛もまだまだ現役。徹底した精霊第一主義者。愛読書は陽月星記で、スミレと二人で陽月星記同好会の活動をしている。
アディエルソン(竜人族部族長) 竜人族(黒竜)/920歳
赤い目、元は黒髪。そろそろ老化の兆しが見えてきており、白髪や灰色が黒髪より多くなっている。
スミレがオーグレーン荘に入居する際、聖女信奉者の大家ヒュランデルが何か問題を起こした場合は即対処してくれるよう、あらかじめ話を通してあった。
ニクラス(獣人族部族長) 獣人族(鳥系)/600歳
フラミンゴ族。淡いピンク色のふんわりウェーブした長い髪に、オレンジがかったピンクのインナーカラー。細身のイケオジ。
シーグバーン(次期魔王の筆頭候補者→魔王・魔人族部族長) 魔人族/120歳
成人してまだ20年くらい。若手魔人族の中で最も魔力量が多く魔術のセンスも良い。空気を読まないマイペースな言動のせいで一見軽佻浮薄に見えるが、感覚的に物事の本質を捉えるようなところがある。スミレから教わったあっち向いてホイに熱中、普及に努めた。
■城下町
・冒険者
ミルド(Bランク冒険者→Aランク冒険者) 獣人族(豹系)/300歳
浅黒い肌、襟足が少し長い金髪、黄色の目。若手ではトップクラスの腕前との評。来る者は拒まず去る者は一切追わずで、一見チャラい系だが実はそう装っているだけ。開錠レベル6(→7にアップ)スミレの雑貨屋の相談役。食事会のメンバー。
【本編に登場していない設定】
ミルドの部屋は高級家具と美術品を扱う商会が倉庫として使っている建物の一角にある。部屋を提供した商会の主がミルドのパトロン(樹性精霊族♀)。この商会がシェスティンの取引先で、信頼する商会と付き合いのある相手だと互いにわかったためミルドとシェスティンの仲は早々に深まった。
ソルヴェイ(冒険者ギルド長) 獣人族(鳥系)
猛禽類。アッシュブラウンの髪にハイライト。元Sランクで開錠レベル10カンスト。伝説の空中庭園を探し求めている。姉御系。レイグラーフをロックオンしている。
【本編に登場していない設定】
鳥の種類はノスリ 。
ハルネス(冒険者ギルド職員) 魔人族
ベテランギルド職員。ソルヴェイにこき使われている。
ヨエル(Aランク冒険者) 精霊族(樹性・籐)
精霊族のおっさん。採集専門の腕利きでその道ではかなり有名。蔓を使役して崖などでも軽々と採集を行う。「ヨエルのおっさんは酔えるのが好き」と自分で言うくらいの酒好き。
【本編に登場していない設定】
「採集専門の冒険者は地味だから女にモテない」とは本人の弁だが意外とそうでもなく、二番街で両手に花状態で女性と歩いているところをスミレに目撃されたりしている。ヨエルに憧れている採集専門志望の女性冒険者(山猫系獣人族)の未登場キャラもいる。
ヤノルス(Aランク冒険者) 獣人族(狐系)
知人以外では初の新規客。赤茶色の髪に黄色の目。警戒心が強く馴れ合わないが好奇心は強い。独自の情報網を持つらしくかなりの情報通。実は甘いもの好きで、試食を機にあんこ菓子のレシピ化に関わっていく。
メシュヴィツ(Sランク冒険者) 竜人族(黒竜)
初のSランクの客。現役冒険者では最年長かつ冒険者歴も最長。どの分野も満遍なくこなすオールラウンダーで、尊敬の念を込めて長老とあだ名されている。穏やかな人柄。渋くてイケボ。
次期冒険者ギルド長を打診された際、竜人族の部族内の事情により引退できず、代わりにソルヴェイが引退してギルド長に就任したことに負い目を感じている。
サロモ(Aランク冒険者) 獣人族(犬系)
犬族冒険者集団のリーダー。人当たりが良く要領もいい。商業ギルドの依頼をよく請ける影響か機を見るに敏で、利を得るための立ち回りや交渉力はなかなかのもの。
犬族冒険者集団 獣人族(犬系)
和気あいあいと賑やかでフレンドリーな犬族の冒険者グループ。種族内でパーティーを組んで活動するのが習わしで、現在7チーム総勢48名で活動中。全冒険者の一割を占めるため、情報の収集や拡散などで力を発揮する。
獣人族Sランク冒険者の二人
キャレ 獣人族(豹系)
ヌールマン 獣人族(蛇系)
レンタルサービスで初の延滞&賠償発生をやらかした。その際のスミレの対応に恩義を感じ、恩返しの機会を伺っている(スミレがお誘い不要・恋愛お断りを表明してなかったら二人ともアタックする気だった)
【本編で名無しだった理由】
意外と出番は多いのに名無しだった二人。固有名詞はなるべく少なめに、という作者の方針のせい。ごめん。番外編でスミレが冒険者登録する際に命名された。おめでとう。
ユーリーン(Aランク冒険者) 魔人族
迷惑なナンパ野郎。スミレに付きまとっていた。イーサクに対してコンプレックスを拗らせていたが、いろいろあった結果良い方向へ変化していく。
イーサク(Sランク冒険者) 魔人族
スーパーモテ男。小麦色に焼けた肌に長身でがっしりした体躯。男らしく野生的な魅力に溢れているが、柔らかい目元に清廉な色香が漂う爽やかイケメン。
ユーリーンとは幼馴染みだが疎遠になっていた。その関係改善に一役買ったスミレに恩義を感じている。
ナータン(Bランク冒険者) 獣人族(狼系)
サバイバル道具類のレンタルセットを借りパクしようとして大トラブルに発展。同族のブルーノが後見となり事態を収めた。負った借金を商業ギルドに返済中。反省後は犬族冒険者集団と行動を共にしている。
・オーグレーン荘
ヒュランデル(大家) 竜人族(赤竜)
赤い目、赤い髪。オーグレーン荘裏手の屋敷の主。竜人族直轄であるオーグレーン商会の会長で部族内ではかなりの有力者。子供の頃から聖女に強い憧れを抱いている。熱烈な聖女信奉者。
黒竜の執事(執事) 竜人族(黒竜)
赤い目、黒い髪。オーグレーン屋敷の執事でヒュランデルの右腕。オーグレーン荘と店子の面倒を見ている。
ドローテア(4号室住人) 竜人族(白竜)/900歳
赤い目、白い髪。長年オーグレーン商会で侍女をしていた。お茶と花が好きで、庭いじりと手芸が趣味。
ターヴィ(2号室住人) 獣人族(虎系)
魔族軍第三兵団所属の兵士。強面でガタイの良いマッチョ。不愛想で人嫌いで女嫌い。甘いものと花茶が好きだが周囲には隠している。
ウルマス(2号室住人) 精霊族(岩性)
学生。寡黙。スカーフで髪を隠している(恋愛お断りの印)。秘かに作家活動中。
・巡回班(魔族軍第三兵団分屯地所属の兵士で構成)
オルジフ(巡回班班長) 魔人族
職務に忠実。世話好きなおじさん。
コスティ(巡回班班員) 精霊族(樹性・籐)
明るい緑の髪。籐の蔓をロープにして捕縛に用いる。丈夫で切れにくいうえ棘付きなので鞭にしてメイン武器としても使用。スミレの恋愛お断りを上層部の強制ではと疑っていた。
ケネト(巡回班班員) 獣人族(鳥系)
ダチョウ族。獣化しても飛べないが足はヒト型化していても超速い。黒髪の短髪、白い前髪を立てている。小顔でイケメン。
ディンケラ(巡回班班員) 竜人族(白竜)
赤い目、白い髪。
【巡回班で一人だけ設定が薄い訳】
ドローテアと絡ませようと同族設定にしたのに、ヘッグルンドとのエピが生えてきたため絡みなしで終わってしまった。ごめん、一応マッシュルームカットっていう設定はあったんだ……。
・近隣の店や商業ギルド関係(一番街以外は区域を記載)
ノイマン(ノイマンの食堂店主) 魔人族
話し好きで世話好きな、気のいいおじさん。パートナーのリーリャにベタ惚れ。リーリャの料理に合わせた酒を選ぶのが上手い。
エルサ(ノイマンの食堂看板娘) 獣人族(兎系)/200歳
肩につくかつかないかくらいのツインテール、オレンジがかった明るい茶色の毛束には白いメッシュ。茶色の目。オシャレ大好き。ボンキュッボンでスタイル良し。100年付き合った元パートナーとの間に一児あり。スミレが教えたあんこ菓子のレシピ改良を目指す。スミレの三人目の魔族友達。女子会・食事会のメンバー。
【本編に登場していない設定】
参考品種:ネザーランドドワーフAOVのオレンジ
リーリャ(ノイマンの食堂料理人) 獣人族(兎系)
白い髪、赤い目。ノイマンのパートナー。ノイマンの猛烈アタックに根負けして求愛を受け入れた。元パートナーとの間に一児あり。
マッツ(マッツのパン屋店主) 獣人族(熊系)
逞しい二の腕を持つパン職人のおじさん。パン、挟みパン、パン生地を販売。
ロヴネル(ロヴネルのスープ屋店主) 魔人族
4種のスープ&シチューとスープストックを販売。マッツのパン屋と同じ建物の1階に2店並んでいる。建物の管理者はロヴネル。
ネレム(小さな広場・カフェスタンド店員) 獣人族(蜥蜴系)
鮮やかな黄緑から黄色のグラデーションの髪、赤い目。見た目はすごく派手だが素朴なお兄さん。城下町では需要が少ないコーヒーを少数の愛好家に提供している。コーヒーを淹れる腕前はかなりのもの。
【本編に登場していない設定】
鱗持ちの愛好家以外には不人気のコーヒーをすごくおいしそうに飲むスミレに気がある。
セディーン(小さな広場・スイーツの屋台店員) 魔人族
愛想のいいお兄さん。小さな広場の屋台群のスタッフをまとめるチーフ的存在。
ヘッグルンド(小さな広場・喫茶スタンド店員) 竜人族(赤竜)/350歳
赤い目、赤い髪。お茶を淹れる腕は良いがやや高飛車。おいしそうにコーヒーを飲みスイーツを食すスミレが喫茶に来ないことに腹を立てていた。オーグレーン商会で侍女頭をしていたドローテアに憧れている。
商業ギルド長 竜人族(青竜)
人族のスミレが始める商売に関心大で、なにかと目を掛けている。同族のカシュパルとは知り合い。
【言い訳】
結構出番あるのに、役職名で判別できる&プライベートで絡まないからギルド長呼びの方がわかりやすく名無しのままに……。固有名詞はなるべく少なめにという作者の方針により、今後も名前がつくことは多分ない。
商業ギルドのチーフ職のおねえさん
【本編に登場していない設定】
実は魔人族。調整力高そうだから気付いていた読者の方もおられるかも。ギルド長とは違って彼女は今後名前がつく可能性がある。→(番外編)魔人族の里の項目へ移動。
シェスティン(細工師工房工房主/三番街) 精霊族(樹性・白樺)
美意識が高く、美麗なオネエ様。白い肌、プラチナブロンド。全体的に色素が薄い。腰近くまである長い髪を緩い三つ編みにしている。長身、スレンダー。女子会・食事会のメンバー。
ラウノ(ラウノの道具屋/三番街) 魔人族
食器・調理器具専門の道具屋を営む。料理好き。スミレとは調理やグルメ談議に花を咲かす仲に。
ランヒルド(ランヒルドの仕立て屋) 竜人族(黒竜)
城下町へ出る準備でスミレの服を仕立てた。仮縫いの時スミレに名刺を渡す。口が固く、スティーグに陽月星色の特注ドレスの製作を内密に頼まれる。
串焼き屋の親父(串焼き専門店/二番街) 獣人族(虎系)
ガタイが良くかなり強面の親父さん。長く串焼きをしており優れた腕前を持つ。
・スミレに非友好的な人々
カフェ店員2号(小さな広場・カフェスタンド店員) 獣人族(蜥蜴系)
薄茶色の髪、黒い目。鱗持ち以外がコーヒーを飲むことに抵抗があり、スミレの来店に不満を隠さない。ただし、不味いコーヒーを出すのはプライドが許さないので殊更に美味いコーヒーを淹れた。
ボフミール(細工師工房工房主/三番街) ドワーフ/350歳
アンチ人族。工房を訪れたスミレを怒鳴り追い出す。
【本編に登場していない設定】
ドワーフの寿命は400歳くらいで魔族と比べて短め。350歳は老人の域。
薬屋のエルフ(薬品工房/六番街) エルフ
スミレの雑貨屋で回復薬や素材を売っていると知り、商売敵として店を見に来た。回復薬に難癖をつけるという嫌がらせをした結果大惨事に発展。
■魔人族の里(番外編)
リューブラント(先々代魔王) 魔人族
ルードヴィグの前の魔王。落ち着いた声で話す穏やかな人。部族の里で部族長代理として政務を執り、次期魔王候補シーグバーンの部族長教育を行っていた。ルードヴィグがスミレの元へ向かった後は、不足しているシーグバーンの魔王教育を行いつつ部族長代理を続けた。
サーラ(Aランク冒険者ユーリーンの妻) 魔人族
包容力のある女性で、対人スキルに難のある夫を見事にコントロールしている。現在二人目を懐妊中。
ビルギット(商業ギルド魔人族の里支部長) 魔人族
本編では王都の商業ギルドでチーフ職のおねえさんとして登場していた。商業ギルド長の右腕として働いていたが、スミレ不在の20年の間に現職へと栄転している。
■エレメンタル
火の精霊:ひーちゃん。高く飛び上がって宙返り。元気。
風の精霊:ふぅちゃん。一回転、小さなつむじ風。動きが速く優雅で美しい。
水の精霊:みーちゃん。ピョンピョンとルの字ジャンプ。シャイ。
土の精霊:ツッチー。力士のように四股を踏む。笑顔でサムズアップ。
【本編で詳細を書いていない設定】
グニラの指摘どおり成長していた。聖女の魔力で作った魔力クリームをたっぷり与えられているせい。
【本編に登場していない設定】
スミレが聖女でなくなったため、魔力クリームでの成長はなくなる。ただし、聖女の魔力が込められた究極の魔石は所持しているので、わずかながらも成長は続くと思われる。
■イスフェルト
国王:聖女召喚・奪還を命じたが結果的にどちらも失敗。
宰相:反抗するスミレに対し、元の世界へ戻れなくするための行為を四方の守護者に指示。スミレの怒りを買う。
四方の守護者:聖女召喚時に魔法陣の四方に立ち陣を守る四人の騎士。召喚後は聖女を取り込むためのハーレム要員で見た目が良い。多くはないが魔力があり少しなら魔術を使える。宰相の指示で逆らうスミレを暴行した。
完結直後からたくさんポイントをいただき、おかげ様でランキングに入ったりもしました。多くの方に読んでいただけて嬉しいです。本当にありがとうございます。
番外編を書き始めてますが、もう少しかかりそうなので、まずは登場人物をまとめてみました。楽しんでいただけたら幸いです。
番外編、年末年始に投稿できたらいいな~。執筆頑張りますね!応援よろしくお願いします。




