表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あやし百話  作者: くろたえ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

78/101

80話 友人が居たからね ①

幽霊が見えて予言もしちゃう友人です。

でも、力が不安定なのか

「今がどの時代で、私が誰だか判らない!」とたまにパニックを起こしていたので、

時には彼女の頬を打ち「今は何年で、貴女は〇〇だよ」と現実に戻す時もあった。

学生時代からの友人である。


ある漫画で第六感の優れている人はそれ以外が・・・なくだりがあり、思わず彼女を思い出した。


そんな感覚が研ぎ澄まされているのか、鈍いのか不明な彼女である。


何度か家に泊まりに来ていた。


その度に、なんらかの家電に不調を与える。


○ビデオを勝手に時間予約する。

○時計を止める

○そして翌日止めた時計を動かす。(12時間後なので時間はほぼ合っている)

○離れた場所に置いてある掃除機を動かす。

○一緒に見ていたTVが終わる時間じゃないのに砂嵐

○かけていたCDの音が伸びる(テープじゃない)

○ウォークマンがカシャカシャ鳴り出す

○レンジがいきなりチンと鳴る


まあ、単なる偶然もあるのだろうが、貧乏で電化製品も少ない頃からイロイロやってくれた。


もう長い付き合いなので並べてみるとスゴイが、ここ暫くはないので、感情の高ぶりの抑えられない20代前半に偏るだろうか。


ビデオをいきなり動かしたり、時計を止めたりするので苦情を言ったら

彼女が逆切れ。


「時計を止めたのはアタシだと思うけど、時間を正しくして動かしたのはアナタだからね」


へ?


二人で居る時に起こる妙なことがあった。




それらをいくつか。


今は落ち着き、占いを勉強している。


昔から、勉強していない時から、〇〇の社長さんから相談を受けたとか、なんとなく言われたものから気になる名前を告げたら、株が上がって儲けたって言っていた。

と、他の人の益になる事ばかりをしていた。


など、占いではなく株の勉強をすれば良いのになぁと思う事があった。


まあ、ギフトというのは自分の利益を考えたら失ってしまう物なのかもしれないが。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ