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【書籍全3巻発売中】給食のおばちゃん異世界を行く  作者: 豆田 麦


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84/100

84話 Let the storm rage on 嵐がくるよ

サブタイトル変更しました

「では、そういうわけでその魔法陣のある隠し部屋に行きましょう。エルネスとあやめさんが魔法陣メモってー、それ終わったらー、またここに戻って城に帰るってことで」


 さあさあさあもう一度荷物まとめ直してねと、ザザさんの腕の中から降りて礼くんとザギルを急かしてたら。


「和葉ちゃん……」

「ん?」

「……いや、うん、いいや、ザザさん」


 振り向けばなんともいえない顔した幸宏さんが視線をザザさんへ戻して、そのままその肩をぽんと叩いてうなずいた。


「ユキヒロ、やめてください……って、なんですかっやめてください!?」


 エルネス、あやめさん、翔太君と次々優しく肩を叩かれて、きょとんとした礼くんも続いて、最後にザギルがにやにやしながら肩を叩こうとしてはたき落とされてた。


 な、なによう。私がなんか無粋みたいじゃないの。ほんとどいつもこいつも人を鈍感キャラみたいに。

 ちゃんとね、考えますよ。色々と。今は無理だけど。ちょっとすぐは無理だけど。

 ザザさんが、そうやって考えてくれるのであればちゃんと誠意をもってですね、って、いやなんか今ちょっと目が泳いで合わせられないですけども。


 なんとなく目が合ってるような演出になるように、彼の鼻のあたりとか見ちゃいますけども。


 ザザさんは、そんな私に少し首を傾げて、目の下あたりを人差し指で軽く掻いてから、ふっと笑って手を差し出してくれた。それに手をのせたら、するりと指を絡ませて恋人繋ぎをしてくれて。

 そのまま広間から通路へ出ていくみんなの後に続いた。ほんとどうしようこのイケメン。


 通路をうろついていたはぐれの魔獣は駆逐済みで、もうこのあたりにはいないから、陣形を組むことなく通路を進んでいる。私も首根っこをザギルにつかまれてはいないって……このザザさんの手繋ぎはその代わりだろうかいやそんなはずは。


「ねぇねぇ、ザギル、その部屋また仕掛けあるんでしょ? ボタン? ボタン押せる?」

「また押してぇのか」

「うん!」


 わくわく顔で通路を歩きながらザギルの顔を覗き込む礼くんに、はいはいと流すザギルは、少し胡乱気に振り向いて鼻を鳴らす。


「……もしかしてお前も押したいのか?」

「ちっ、ちがいますぅー」

「ほんとは?」

「最前列で仕掛けを見たい」


 いやギミックって心躍るじゃないですか。ピタゴラスイッチとか躍るでしょ? でしょ? でしょ?




 ザギルの指示通りに、壁の何か所かを触れば音もなく隠し部屋への扉が開いた。ぶっちゃけ仕掛けもなにもわからなかった。壁の中からわずかにカタカタと作動音がしただけ。大事な部屋だろうに見せ場とかそんなのはないのか。がっかりだ。


 さきほどの訓練場真下の広間とほぼ変わりない広さで、壁を覆うヒカリゴケは少しそこよりも多い気がする。調度品も何もないがらんとした部屋だけれど、小さなアルコーブになっている棚には一客のティーカップと小皿があった。

 陣を踏まないように近寄って手を伸ばしかけたら、後頭部をザギルに景気よくはたかれた。また襟首掴まれてザザさんに押しつけられる。


「触んな動くな」

「あれも仕掛け?」

「いや。その気配はねぇな」

「そしたらなんで私叩かれたの!?」

「おう、神官長サマ、とっとと陣書き写しな。ここは踏まなきゃいいとはいえ長居したくねぇ」


 魔法陣は他のところのものより一回りほど大きかった。ヒカリゴケの明るさとランタンで、部屋自体に灯りは行き届いてはいるけど、焦げ茶色の床に沈む暗褐色の線はところどころ見えにくい。

 エルネスとあやめさんが手分けして陣を書き写してるけど、紋様も複雑で時間がかかるってことでザザさんも手伝い始めた。


 ザギルと幸宏さんと翔太君は、部屋の壁を満遍なく観察し始めてる。仕掛けの見つけ方とかを教えてるっぽい。翔太君はザギルの説明に「できるようになれる気がしない」と少し唇をとがらせてた。反対に幸宏さんはふんふんと頷いている。どちらかというと彼は仕掛けの見つけ方よりも仕掛けそのものに興味があるんだろう。機械とか大好きだもんね。


 礼くんは開きっぱなしの隠し扉を押さえる係を任命され、ドアストッパーのごとく座り込み、私を膝に抱えている。閉まったら中からは開かなくなるだとかってこともないらしいので、これは多分扉を押さえるのではなく私を押さえるのが本命な気がする。実に遺憾。


「ねえ和葉ちゃん」


 礼くんの顎が私のつむじを掠める。


「んー?」

「ザザさんのお嫁さんになるの?」

「あー……うーん」


 ストレートきたなこれ。


「ならない?」

「うーん……まだわかんない」

「ふうん……」


 礼くんは私を抱えなおした腕に少し力をこめた。


「どしたの? 嫌?」

「だって……お嫁さんになったら和葉ちゃんお城から出てっちゃうでしょ? ザザさんのおうちに住むでしょ?」


 ……盲点っ!? 気づかなかった。そうか。そうなるか、な?


「それはちょっとぼくつまんないな……」

「どうしよう礼くん……和葉ちゃんもそれはつまんないかも……」


 言われてみればそうなるかなぁ。もう随分礼くんは親離れというか私離れしてきているけども、私的にはまだちょっと礼くん離れできてないかもしれない。

 寝る時だって別々になってるし、日中ずっと一緒にいるわけでもとっくにないのに。


 ザザさんの自宅は城下の中でも貴族区域だし、距離だってそんなに離れてない。というか勇者パワーなら城にある礼くんの部屋まで走って五分だ。


 でもこうして改めて別々の場所で暮らすのかと考えると、うん、これはなんか、寂しいかもしれない。

 やだー、実の子どもたちにだって、こんな風に思ったことなかった気がする。まあ、あの子たちはずっと実家暮らしだったけど。


 むーっと、また私を後ろから抱きしめる礼くんの首に万歳するように手を回して、むむーっと同じように唸って左右に揺らす。

 そのうちその揺れに合わせて礼くんも身体ごと左右に揺らし始めて、それがなんだか楽しくなってきたのかくすくす笑い出すから、私もさらに強く左右前後に身体を揺らして。

 いつのまにか起き上がりこぼしみたいにごろんごろんしながらげらげら笑ってた。


「これがまさかの伏兵ってやつですか……」

「伏兵っつか、一番強敵なんじゃないっすかね」

「我ら四天王の最強ってやつかも」

「あれ? もう書き写し終わった?」


 くすぐり合いにまでなって笑い転げてる私たちを、荷造りまで終えたザザさんたちが見おろしてた。

 なんだ四天王って。ラスボスの座は譲れませんけども。


「あー、レイ」


 くしゃりと自分の前髪を掻くザザさんはどこか照れくさそうだ。


「レイの部屋、用意してありますよ」

「「え」」


 用意って、ザザさんのあのおうちにってことか。いや確かに部屋数は充分あったけど。


「警備の問題がありますからね。一緒に暮らすにしてももっと先になるでしょうから、そのころにはレイももう独り立ちしたくなってるかもしれませんが……」


 お互いの顔を見合わせて、ザザさんの顔を見上げてと、礼くんと三度見繰り返した。


「カズハさんの部屋用意したときに他の部屋も内装変えたでしょう」

「あ、はい。……家具入れ替えた部屋、他にもう一つありました、ね」


 あった。あったよ。元々ザザさんは自分の部屋以外の部屋は全然使ってなくて、客室と物置みたいになってて。で、ザザさんの部屋の横にある主寝室の逆隣の部屋を私にって言ってくれてた。

 落ち着いた濃い茶色と薄桃色が基調の可愛い部屋。最低限は整えたんで後は好きなようにいじってくださいなんて言われたけどいじりようもないくらいに好みな家具や絨毯、カーテンが揃ってた。

 で、何故かもう一部屋、余所行き顔してるというかホテルのように好みを感じさせない客室だった部屋の壁紙も張り替えて、そこにあった家具も他の部屋に移して新調してた。すっきりとした白木の家具に鮮やかな青のカーテンの部屋。


(ねえ、部屋くれるってさ、その時点でさ)

(しっ! 言ってやるなってあやめ)

(主寝室の隣の部屋って、まあ、普通に妻の部屋なんだけど、やっぱりさすがのカズハよねぇ)

(そなんだ……で、でもほら、僕らのいた国って住宅事情あんまよくないからそういう風習ない、か、ら……)

「そこうるさいです」

「ほんと? ぼくのお部屋あるの?」

「さっきも言いましたけど、警備の問題がありますからね。城から出て暮らすにはレイたちが成熟してからになりますよ。でも」

「でも?」

「もう泊まるだけならいつでも泊まれるようになってます。僕の手料理食べに来るんでしょう?」

「うんっ」


 がばっと、興奮のままに抱きつく礼くんの背中を、とんとんと優しく叩いてるザザさん。

 何気にザザさんより礼くんのほうがちょっと背が高いものだから、ほんとね、知らない人からみたらちょっとばかり奇妙な光景なのだけど。

 多分ね、私だけじゃなくて、他のみんなもそうだと思うんだけど、礼くんは十歳の子どもにしか見えないんだ。リアルな視覚情報を完全に脳内処理で上書きしてる。

 大好きなお父さんに甘えてる小さな男の子にしか見えない。


「氷壁ぃ、俺の部屋は別に模様替えいらねぇぞ」

「お前の部屋などないわ! 馬鹿なのか!」


 にやつきながら部屋の外へ足を向けるザギルに、噛みつくように吠えるザザさん。ザザさんの首に後ろから抱きついておぶさるようについて歩く礼くんの頭を、幸宏さんがくしゃくしゃにかき回す。翔太君は先んじて通路の外に出てて、仕掛けがあった場所を覗き込んで指さしながらあやめさんに何か説明してて、エルネスもそれを覗き込んでる。


 遠足も終盤、さあ、みんなでお城に帰ろうねって、そんな光景がひどく胸の奥を温かくさせて。

 にやつきそうになりながら私もそれに続こうと一歩踏み出して。


 なんだか妙にうれしいな。みんなが輝いて見えるようだよって、


「……ん?」


 いや、見えるようだよっていうか輝いてるっていうか、照らされてる? 部屋の光度が上がってる?


 思わず自分の手を見て、身体前半分に影が落ちてて、光源は私の後ろにあるのだと気がついた瞬間、ふわりと足元が浮いた。


 ヒカリゴケの淡い緑光とも、ランタンの暖かな橙色とも違う、新品の針のような白銀の光が輝度を徐々にあげて私の足首に、腰に、絡んでいくのを呆然として見て。


「カズハ!」

「―――てめぇ!」


 ザザさんとザギルから突き出された手に、反射的に手を伸ばした。


 いやこれ、不可抗力だよね。私のせいじゃないよね。






「寒っ!!!!!」


 足下にある魔法陣の煌々とした光が収まると、有名アニメ映画の氷の城のごとく、透明で薄く青みがかった床が寒々しく広がっている。

 その部屋は小学校の校庭ほどの広さで、私が二人分抱きついても手が回らない太さの円柱が、魔法陣を中心とし放射線状に一定の間隔に並んでいた。表面にはヒカリゴケが斑に這い、その僅かな隙間から床と同じ素材のように思える冷たそうな肌が覗いている。


 目の前の光景が変わったと同時に展開された半球状のプラズマシールドの中で、私と礼くん、エルネスにあやめさんを取り囲むように、ザザさんたちがお互いに背を預け合い、周囲を警戒しながら身を寄せた。


「れ、礼くん、れりごーだよれりご-」

「う、うん、れりごーだ。寒いね」


 おそろいのあずきジャージの上にマントもそれぞれ羽織っているけど、部屋の冷気に追いつかない。がちがちと歯を鳴らしながら、礼くんのマントにもぐり込めば、礼くんも私をカイロ代わりに抱きしめる。おお。礼くんさすがに体温高い……身体は大人なのにってか、男性は体温高めだからか。

 陽の射さない古代遺跡で、しかも地下にあるわけだしと、春の陽気にまるでそぐわない程度には温かい恰好をしてきたつもりだったのだけど、全くもって足りなかった。真冬の防寒具必要だった。


「なんだそのれりごーって」

「氷の城のうた」

「ふうん」

「うたう?」

「―――どうやらお出迎えはないようだな」

「うん、シールド解除するよ」

「ねえ、うたう?」

「氷……じゃないわね、水晶かしら?」


 しゃがみこんだエルネスが床を人差し指でなぞる。

 あやめさんも寄り添ってしゃがみこみ同じく床をなぞって頷いた。どうやら氷の床ではないらしい。それはそうか。普通に歩けるしね。寒いのはこの部屋が氷製だからなわけじゃないようだ。


「ショウタ、感知には?」

「なにも」

「れ、れりごーれりごーきゃほんでーららららー」

「うたえないんじゃん!」


 場を和ませようとしたのに! みんな冷たい! この部屋の冷気並み!




 体を浮かせるのは重力魔法の使い手である私の得意技でもあるけども、今回は私が自分で浮いたわけじゃない。踏まれてもいない魔法陣が発動して、その光が私を捕まえて引きずり込んだ。


 思わず掴んでしまったザザさんとザギルの手に、礼くんもその手を重ね、その腰に幸宏さんがしがみつき、幸宏さんに翔太君とあやめさんとエルネスが鈴なりに連なって。


 結局全員この光り輝く氷の部屋に招かれてしまった。


 いや床は氷製じゃないみたいだけど。多分似たような見た目だし、柱も違うんだろう。この部屋の寒さは、透明度の高い氷でできてるからではなく、純粋にこの部屋自体が寒いっぽい。


「北、なのかしらね」


 ほおっと、吐く息が白いのを指先にかけて確認してから、エルネスは嘗め回すように周囲を見渡す。油断なく視線を配っているのはみんな同じだけど、その爛々とした輝きには好奇心が溢れてる。さすがエルネス。


「くそ、こっちからだと踏むだけじゃ発動しねぇのか」


 ザギルが発光を終えた魔法陣を苛立たし気に踏みにじる。


「この部屋だけがなんらかの方法で冷やされてるってのも、理由がよくわからないし、そうなると気温そのものが低い地域にいるって考えるのが妥当っすよねぇ」

「ザザさん、今時期の北の前線ってこのくらいの気温?」

「ちょうどこのくらいの時期にいたことはありますけど……ここまでじゃなかったですね」


 ふわりふわりとそれぞれの唇から流れていく白い吐息。

 細かな水滴が口の周りにはりついていく。

 まつ毛が、瞬きのたびにぱしぱしと絡みかけるのがわかる。

 息を吸い込むと、鼻の中にクモの巣がはってるかのようになるのは、鼻毛が凍りつきかけてるから。

 奥歯がかみ合わなくてがちがちするんだけど、なんでみんな平気な顔してるんだろ。


「―――っカズハさんっ身体強化して!」

「へ」

「おいおいおい顔凍ってきてんぞ何やってんだ」

「わっ!? わああっ和葉ちゃんっ和葉ちゃんっ」

「礼! こすらない! ちょっと和葉なにしてんの!」


 礼くんのマントの中から顔だけ覗かせてた私に、ザザさんがぎょっとした顔して叫んだ。

 上から覗き込んだ礼くんがマントで私の顔を拭こうとするのを、あやめさんが掴んで止めて、みんなしてぺたぺたと、頬やら額やらに手を当ててくれる。


「ふぉぉ……あったかぁい」

「カズハ、さっさと身体強化かけなさい。体温あがるし、周りの空気も温まるから」

「……まじで? だだからみんな平気な顔してんの? てか、しし身体強化ってそそういう」

「今更何いってんですかあああ!」


 いやそんな急に言われても、あれ、どうやんだっけ。

 あやめさんもマントに潜り込んで抱きしめてくれる。


「和葉っ早くっ」

「う、うん、ちょっと待っ」

「てめぇ身体強化まで無意識につかってたのかっ!?」


 普段無意識につかってるのを意識しちゃうとできなくなるってあるよね。

 行進の時足並み揃えようと思うとぎこちなくなっちゃうみたいなあれね。


 やばいさむいねむくなってきた。


「うるぁあああああ! 走れっ!!!」

「―――ひゃあああああああああああっ!」

「和葉ちゃあああああん!」


 礼くんのマントの中からむしりだされて、そのまま天井に叩きつけんばかりに高く放り投げられた。

 走れって。飛んでんですけど。上下ぐるんぐるんする勢いで。



 まさに天井に突き刺さる直前に体勢立て直して着地。

 無事発動できました。寒いのおさまった。めっちゃ目ぇ覚めた。



更新すっかり滞ってますけどみなさんいかがお過ごしでしょうか!

おかげさまでブクマ200超えまして、うっすら小躍りしております。ありがとうございます。


感謝をこめてむーんさんで、ザザ視点をアップしました。

「裏・給食のおばちゃんと行こう」(まめむぎ)


エロは薄めですけどよろしければ読んでやってください。濡れ場書くのは初めてなので生温かく応援コメントなどいただけると最高に歓びますです。


メリークリスマス!よい聖夜を!

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