表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
64/272

64 陸上部のマネジをしたよ(その15)

<陸上部キャプテン Side>



「キャプテン、彼氏、どうしちゃったんですかね?」


お弁当のウインナーを口に入れた所で固まっている男マネを見て部員が聞いてきます


「恋したんだよ」


キャプテンがトホホ笑いをしながら返事します


「「「「「「「「え~っ」」」」」」」」」


一緒にお弁当を食べていた部員が驚きの声をあげました





・・・大声があがっているにもかかわらず、男マネはウインナーを加えたまま、ボーっとしてました


本当に恋の病は厄介ですね




「顔なのか?身体なのか?男は美人で身体が良ければそれでいいのか?」


彼が一目ぼれをした瞬間の現場を話しながら


キャプテンが血の涙(←幻影です)を流しながら慟哭してました


もてない女の悲哀全開です





<オロオロ>


恋愛オーラV(←男マネ)と絶望オーラV(←喪女キャプテン)が入り混じる不思議な空間に、他の部員が戸惑っています





「ここは全員で彼のバックアップしましょう!」


いきなり副キャプテンが言い出しました





「「「「「「はいっ?」」」」」」


話についていけない面々


そこを某軍師のように解説していく副キャプテン





付き合えるように協力する


それで付き合えば恩が売れる


そこでデートなり、何やらして貰う


もしも付き合えなければ私達にもチャンスがある


どっちにしてもWin-Winな関係だ!




・・・その腹黒さにドン引きだよ


部員(男マネ除く)の心が一つになりました

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ