221 教育実習生が来ました(その21)
保健室の養護教諭の上はタンクトップなのに今気が付いた
だって今目の前に胸の谷間があるんだもん
いやねトドさんに押しつぶされて保健室送りになったんだよ
さすがにあの巨体は支えきれません
・・・支えることができるのは長髪のスケベな空手家だけだろう
気が付いたら知らない天井だった
頭を打ったので一応念のためにベットに寝ておいて
養護教諭が見ているから大丈夫
何かあったらすぐに救急車を呼ぶからね
そういうことになった
・・・汚されたような気がするので顔を洗いに行きたかったけど我慢した
「たまに見るから安心して寝てね」
そう言って養護教諭は机に向かった
事務仕事があるらしい
保健室で日向ぼっこをしているのが仕事だと思ったんだが違うらしい
まあ書類を書かないと予算だとか貰えないから当然だわな
身体をひねって向こうの事務机に向かおうとしたら養護教諭が固まった
ぎっくり腰らしい
「痛たたたたた」
どこかの世紀末覇者かスタンド使いのような声を上げていた
ゆっくりとベットに歩いてきた
今は痛みがないけれど動いて痛くなったら困るそうだ
しかしどうみてもお笑いの場面としか見えなかった
・・・突然、笑ってはいけないが始まっていた(笑)
無事にオレが寝ているベッドにたどり着いた所で一休み
だって一番近いベッドがオレの寝ているやつだから
空いているベッドはオレを超えて行かないとたどり着けない
お願いだからベッドの半分を貸して下さい
涙ながらに言われた
よっぽどギックリ腰が痛かったらしい
まあ保健室の主は養護教諭だ
だからOKした
決して巨乳に目が眩んだわけではない
なにせ養護教諭は白衣の下はタンクトップだったんだ
ベッドに寝転がった養護教諭の胸の谷間が目の前でコンニチワしていた
たぶんD、いやEかもしれん
見事な胸部装甲をお持ちだった
そしてその胸の谷間が今俺の目の前にある
胸の谷間というのは何もないはずなのになぜこんなにも男の心を直撃するのかね?
これが虚無の魔法というのかもしれない
目の前にある不条理を前に俺は考え込んだ
・・・しかし女の胸をガン見しても許されるこの世界というは素晴らしいとしみじみ思った
この世界を作った神は天才だよな




