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192 自主錬を助けよう(その19)

目の前には水が抜かれたプールが広がっていた


グル~ッと一周している流れるプール


タコの滑り台がある浅い子供用プール


大人用の深いプール


大小あわせていくつだよ!って言うくらい多くのプールの水が抜かれていた





・・・昭和の時代には夏になるたびに人が一杯でにぎわっていたんだろうな~、と思う


そんなことが簡単に想像できるくらい立派なプール


いや施設だな


シャワーや監視台や更衣室があるからな





でも今は昔、令和になるとほとんどが閉鎖されていた


子供用の小さく浅いプールとちょっと大きめの子供用のプールの二つだけに水がはられていた


時の流れは残酷だよな


あるいはレジャーの多様化?


・・・本当にもったいないよな




そんなことを思っていると


「どうかした?」


彼女が後ろから声をかけてきた




現在、彼女の自主トレが終わって、お弁当を食べて休憩した後だったりする


彼女は怪我上がりなので無理な練習はできない


だから早々に切り上げて公園内にあるプールにきてみた





・・・いっておくがまだ残暑が厳しい夏の終わりなんだよ


作者が遅筆すぎるからな!


将棋の小説とか書いて楽しんでいるから困ったものである


運営神様から注意を受けるくらい非常識なエロエロボンバーの妄想をとっとと書けと言いたいぞ!





こほん


失礼


つい出番がないのでグチがでた



ではちょっと前から再開ということで・・・







「このプールが営業していたら僕達の子供が遊ぶこともあったのかな~、って思っていた」


正直にそう言うと背中越しにデレている雰囲気がした




この(あべこべ)世界


女性が子供を産むのも大変なんだよ





なにせ男は全員ツンツン


たまに奇跡的にツンデレが生まれる


そんな奇跡の男により選ばれた勇者じょせいだけが出産できる




・・・よく人類が滅びなかったものだと思う


この世界を作ったさくしゃの頭は絶対におかしいよな






どこかの泣きぼくろ金髪のように滅ぼすつもりなのかと言いたい


あるいは目の前の愚かなる者どもに等しく滅びを示すラグナブレード?


ああ、スズメの涙団というのもあったっけ




・・・おかしいのはこの世界を作った神様さくしゃだけじゃなかった





ツンツンの男だって女性に興味がないわけではない


でもプライドだけはチョモランマよりも高く、下手したら軌道エレベータを超えていると言われている


ヤることに興味があるが、口に出せないからさあ大変


同性に走る男性多数




・・・穴があればいいのかよ!と言いたい


まあ大半はプラトニックみたいだからセーフなのかもしれんがな




リアル宝○?


マリ○て?


まあそんな感じのプラトニックらしい





柔らかい胸よりも硬い胸を選ぶその根性が判らないよな


・・・ここでオレの彼女が平らたい胸族だというツッコミはいらない





まあ、オレには関係がない


(胸が平らでもれっきとした女性の)彼女がいるからな




そんなわけで今から子作り宣言をしておいた


早い者勝ちだからな


なにせ結婚は先着一名様だ


・・・そう考えると結婚できるっていうだけでも奇跡だよな




まあおかげで彼女の方が照れる照れる


「男と女が1人づつで・・・」


勝手に妄想が始まっていた





オレもエロエロボンバーで大概だけど、彼女こっちも結構酷いな


これが本当の破れ鍋に綴蓋か?





まあ妄想がいきすぎて襲ってくれてもかまわないんだけどな


思春期の男子高校生の好奇心を舐めてはいかんとですよ




たぶん彼女は襲わない


やったらたぶん豚箱一直線だからな





オレが通報しなくてもヤったことに対して嫉妬した他の女性がチクル


本当にチクル


カップルを見ると思わず後をつけるようなおひとりさまの女性多数


ある意味超監視社会




この世界を作ったさくしゃって・・・






まあカップルに100点満点はいらないんだよ


どこかの金髪と軍師令嬢を見れば判る


QOLが大事というわけだ





世の中、普通が一番


過ぎたるは及ばざるがごとし


そういうこと




・・・けっして負け犬の遠吠えではない



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作中のプールは実在します


近所に住んでいる人だけがわかります


県営なので安いです



もっとも子供連れのファミリーが多いんでデートには向かないんですけどね

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