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161 ハンバーガー始めました(その9)

【店長目線】


「・・・おねがい、そんなに広げないで・・・恥ずかしい・・・」


廊下を歩いていると休憩室から声が漏れ聞こえてきた






「だ、だめ・・・そんなに奥に入れないで・・・」


副店長♀の声だった


妙に艶かしい


妖しい雰囲気だ





<ゴクン>


思わず唾を飲み込んだ




「お願い、優しくして・・・」


最終局面のようだった






「だれだっ!そんなうやらましいこと、じゃなくってけしからんことをやっているのはっ!」


思わず部屋に飛び込んだ




副店長♀とバイト君♂が抱き合っていた


私の(が任されている)店で不祥事だ




「あああ~っ」


思わず床に跪いた




店長として、いやわたしの人生が終わったよ・・・(涙)













【主人公目線】


バイト中に休憩室で休んでいたら突然店長♀が奇声をあげて飛び込んできた


そして五体投地した


・・・店長は特殊な性癖の持ち主?







後になって判ったこともあるが、そこは無視して現状を説明しよう





いいよね?


答えは聞いてないけどね(笑)






昨日のことだった


「(副店長は)メガネをとるとスゴイ美人になりますね」


オレが副店長に言った(らしい)


そしたら副店長は昨日の帰りに使い捨てのコンタクトを買いに走ったそうだ





ちょっと引いたね


オレの言葉は神ですかい?


この世界、パないの






(新)世界の神になる、のはパスしたい


神様はじめま(せんで)した


でお願いします




キラ様ほどメンタル強くないんで勘弁な?


いやマジな話










話を戻そう





昨日、副店長がメガネをとった所を見たのは憶えている


でもその時に何をいったなんか憶えちゃいないって


大体、昨日ナニ言ったかなんて憶えている人なんてないってばよ






昨日何食べた?


じゃあるまいし




ヒゲ熊になっても愛せれるぜ


・・・決めセリフなら一発で憶えられるんだろうけどな








ああ、副店長のことを説明するのを忘れていた





年齢は20台後半強(笑)


黒ぶち眼鏡


長い髪を黒ゴムで一纏めにして背中に垂らしている


いわゆる真面目系の学級委員長タイプ






制服はハンバーガー屋のもので、下はスカート


もちろんストッキングは黒


ナチュラルメイクすぎてスッピンに見える


そしてメガネをとると美人になる





いやとらなくても美人なんだけどだ


初めて見た時、白いドロドロしたもので思わず汚したくなった


・・・その夜はお世話になりました





御馳走様です


とてもおいしゅうございました(笑)






でも昨日、メガネの汚れをとるために外した所を偶然みて驚いた


マジ美人だった




どこかのリュックを背負ったグルグルメガネのオタク女?


ランクアップマジックの魔法カードの発動?


どこかの専用のロボットに乗ると2ランクくらいアップする?


それくらい凄かった







美人は三日で飽きるというのがウソに思えるくらいだと思ってくれ





だから言ったようだ


「メガネをとると美人ですね」




ただの世間話だよ?


その一言でコンタクトを買いに走るとは普通思いませんって






この世界、まともな市民はいないのか


マジで言いたい




・・・お願いすると18禁をやってくれるのかな?


だったら大歓迎かもしれん




こほん


失礼


つい欲望が溢れました












でもさすがになれないことをするとテンプレが起こる


コンタ(クト)がズレたんだ





黒目の所からずれて奥の方に行ってしまった


なれない素人に復活は無理だね


いや慣れてても大変だけどさ





だから副店長は更衣室の鏡の前で困ってた


どうやってもとれない(涙)





そこにオレが休憩に来たというわけだ


そしてオレのターンの始まりだ






副店長の前にいき目を覗きこむ


そんでもってコンタがずれた方の目のフチをビヨ~ンと伸ばした




「痛いっ!お願い、そんなに広げないで」


クレームがきた




すみませんね


初めてなものだから力加減がわかりません






「ちょっとだけガマンな?(コンタがとれて)すぐに気持ち良くなるから」


そう言ってさらに広げてみた


目の前に綺麗なピンク色が広がった




「んふっつが~(やめて~っ)!」


他人に初めされる行為のせいで抗議が声になってなかった





「いやっ!やめてっ!そんなに奥に(指を)入れないで」


抗議の声が上がった





「大丈夫だよ、優しくするから、ね?ほら、痛くな~い、痛くないから、ね?」


奥の方に入りこんだコンタが見つかったので、さらに指を突っ込んだ





「ふふあ~っ(いやだ~っ)!」


初めて奥まで入れられる恐怖で口の動きまで止まったようだ





涙目になる副店長


汗ばみ甘い匂いがしてくる


汗でぬれた髪がおでこにひっついている




・・・新たな性癖に目覚めそうだ




その後、わざとゆっくr、ではなく慎重に行動し、副店長を鳴かせまくった





・・・今日の夜のオカズは君に決めたっ、だな





十分に堪能しt、ではなく、もう少しでコンタが取れそうになるところで異変が起こった(某ナレーション風に読んでね)


店長がいきなり入ってきたんだ


えっ?、と思ったらいきなり床に倒れ込んだんだ






まあ、店長の勘違いだというのはすぐにわかったんだけど、判るまでが大変だった


完全に犯罪者とその被害者扱いだったからな


こんなことならコナン君が欲しいくらいじゃわい






もっとも勘違いでなくてリアルになってくれても問題ないんだけどな


・・・店長からの用事と称して誰もいない部屋に連れて行き欲望のかぎりをぶつけられても笑顔で許すよ?


いやマジな話


やってくれないかな


(やりません@作者)





最後には店長から


「あまりおどろかせないでくれ」


と言われた





しかし店長の行動のほうが驚くよね?


そう思ったオレは悪くない(はず)

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