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158 ハンバーガー始めました(その6)

エロはいい リリンの生んだ 文化だね


-----------------------------------


「ああ、だめ・・・」


思わず声が出た




「ふっ、ここだね?我慢することはないんだよ?」


店長♀の甘い声が聞こえる





「・・だめ・・汚いよ・・・」


そう言ったが


「フフッ、汚なくなんてないよ」


そう言いながら、<ツッツッ>っと指を根元の方に這わせた


その後、全体を強弱をつけながら揉んでいく





「あっ、だめ・・・」


他人に触られる快感で思わず声が出た





<バンッ!>


「店長!セクハラはダメですっ!」


副店長♀が休憩室に突撃してきた




「「え?」」


オレと店長は驚いて声をあげた




「・・・何やっているんですか?」


副店長がビックリ顔で聞いてきた





「足のマッサージ(かな)?」


二人して答えた










話は5分くらい前に戻る


オレが休憩室のソファーに座って足を投げ出していたら、店長(32歳♀独身)が入ってきた



「ああ、お疲れ様、立ちっぱなしは大変だったでしょう」


店長は一目でオレの状態を見抜いた


そうしてねぎらいの言葉をかけてきた





2時間以上も立ちっぱ(なし)でレジをしていた新人おれの足が限界だってすぐ見抜かれた




「大丈夫です」


つい日本人の悪い癖が出た


大丈夫でなくってもつい言ってしまう


反省だ




でもさすが店長


あるいは歳の甲?


オレの足の不調をすぐに見抜いた


おもわずコナン君か!と思ったね




新人は大抵ソフォーで足を投げ出しているからすぐ判る、と言われた


テンプレだったんだな




「いや~、も~大変ですよ、足がパンパン、自分でマッサージも出来ないですしね」


バレたことから素直に弱音を吐いてみた


強がることはないしね





そうしたら


「え?本当に?限界?!パワハラ案件?ひょっとして裁判?!!!$#%&」


店長が壊れた




いや裁判そんなことはしませんって


っていうか、こんなことで裁判とかありえないし?




そう言ったら、普通に「あるよ」と言われた


いやどこかの地検の近くの店じゃあるまいし・・・


じゃなくってこの世界、絶対にオカシイよ


男ファースト、すぎるってばよっ





なんか涙目をした店長が縋ってきたので


「絶対に(裁判なんて)しないから!」


といって宥めた




「ほんとう?」


涙目&上目使いで聞かれた


大人の色気にドキッとしたな





胸も大きいしな


これで心を動かされないということはありえない


思わずドキドキしたオレは悪くない




だってほら 平たい胸族 なんだもの


オレの彼女の話な





ドキドキを隠すためについ


「足のマッサージしてくれたら絶対に訴えないんですけどね」


と冗談を言ってみた




本当に冗談だったんだよ


でも店長♀はそうはとらなかった




いきなりオレは靴を脱がされた


そんでもって靴下も脱がされた




あ~れ~っ(笑)




(くつを脱がされるのって)初めてだったのに


もうお婿にいけない(いやいけます)




じゃなくって



ああ、なんか解き放たれた感じがする


なにこの気持ち


解放感がパないの(笑)





脱がすのも好きだが、脱がされるというのもイイな!


新しい世界が広がったような気がする





そういえぼ昔、はだが万歳(意訳)の詩があったっけ


ちょっと前におなくなりになった元教員の小説家兼農家兼保育園経営者のやつ


初めて理解した


いや、小学生の完成はパないの






じゃなくって、靴を脱がされた後、足のマッサージをされた


ああ、気持ちがいい


思わず快楽に身を委ねてしまった


ああ、こうして人は堕落していくんだな・・・




快楽に身を任せていたら副店長♀が乗り込んできた


それが冒頭のシーンである





その後、店長♀と副店長♀のどちらがオレの足を揉むかで揉めたのは別の話

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