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151 彼女の家に行ってみました(その26)

妹ちゃん目線です


-------------------------------------------


「今日はお世話になりました」


「いえいえ、なんのお構いもできませんで・・・」


おねえちゃんの彼氏が私の父親と挨拶をしている




あれが未来の義理兄になると思うと嬉しい半面、あれほどの物件が目の前にあるのに手に入らないとなると感慨深いものがある


世の中の不条理を感じる




彼氏が少し歩くたびに後ろを振り返りお姉ちゃんに手を振っている


彼氏が前を向くたびにお姉ちゃんの視線が彼氏のお尻に向いているのがわかる


おねえちゃんの今日の夜のオカズが決まったね




しかしおねえちゃん、眼光強すぎ


そのうち目からみくるビームが出そうな気がする




もちろん私のオカズと視線も以下同文


・・・人のものだと激しく欲しくなるのはなぜだろう?





彼氏が曲がり角を曲がって見えなくなったところでおねえちゃんに声をかけた


「姉よ、約束の報酬の件で話がある」



「ああ」


彼氏とのきぬぎぬの別れの余韻に浸っているのか、どこかのヒゲメガネのような気のない返事が来た



しかし、先攻は貰うぞ(笑)


私のターン


「おねえちゃん、『2○1』を希望する」



姉のコメント


「うん・・ってダメダメっ!『2×○』は名作だ!、いくらなんでもぼったくりだと思うぞ?」



しかし一度うんと言ったからには絶対もらうぞ?


なんていったって姉の部屋にあった危険物(Hな本)はすべて私(妹)の部屋にあるんだからな


おかげで彼氏に見つかることなく無事にお家デートのイベントを無事にクリアできたんだ


感謝されてもイイと思う


それに最初っから約束していたし?


預かってくれたら好きなものを1つあげるって





もちらん一晩かけて精査しましたとも


その結果、大分昔の作品だけど、現代でも通じる絵であることもあり「きみに決めた!」となった


もちろんストーリーも秀逸だ


エロマンガの中のエロマンガ、エロマンガオブゼロの称号を与えた



しっかりきっかり払ってもらうか


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