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369話 バージョンアップとアーカイブ

「ユニークスキル《バージョンアップ》、これを使えばベルゼに対抗出来るか?」


レベルの限界値100に到達したレンが獲得した力だ。


『マスター、実際に使ってみるのが一番ですね!』


試してみるしかないだろう。使ってみなければ効果はわからないが名前からしてさらに自分を強く出来そうなものであることは間違いないだろう。


「じゃあ、早速行ってみよう!《バージョンアップ》」


とレンがユニークスキルを使った途端、意識が途切れひっくり返る。


「えっ!レン!」


みんなが驚いて集まってくるのだった。





『《バージョンアップ》の発動を確認、レベル限界値を解放します。ユニークスキル《アーカイブ》を入手。ユニークスキル《ーーーーーー》を入手』






「レン、レン……」


ペチペチと頬を叩かれるのを感じて、目を開く。ルティアに頬を叩かれていた。


「あれ……倒れてた?」


「5分くらいだよ。少し光ってたけど?」


とエリアスが答える。ユニークスキルを発動しようとした所までは覚えているため、その効果で倒れたのだろうと思う。


『マスター、ユニークスキルが増えています。《バージョンアップ》の力でユニークスキルは、奪われなくなりました』


とナビゲーターの声がする。たしかに、ステータスが変化した声が聞こえた気がした。ユニークスキルだけでもベルゼに奪われなくなるのはありがたい。



「ユニークスキルの効果で倒れたみたいだ。でも大丈夫!さっきよりも強くなったから」


と言いながらレンが起き上がる。


「はぁ、心配かけるわねぇ」


「悪かったて、早くユニークスキルを試したかったもんでな」


ため息をつくルティアに答える。自分としても倒れるのは予想してなかった。最近、倒れることが多いので、心配をかけているのだろう。


「まあ、実験ってのは楽しいからすぐにやりたいもんだよね〜」


ミラは理解してくれるようだ。大賢者の発想かもしれないが……


フィレン達は、レンが大丈夫だと分かるとまた、魔物を倒すために戻っていった。



「新しいスキルが出たの?」


「ああ、その通りだ!」


エリアスの質問に答える。ユニークスキルが2つ現れたことは、喜ばしいことだろう。


『マスター、《ーーーーーー》については、言わない方が良いでしょう』


とナビゲーターが言う。ナビゲーターさんの言うことを聞いて、出さないでおこうかと思う。


「どんなスキルかしら?気になるわね!」


「ああ、《アーカイブ》ってのだな。まあ使ったほうが早そうだ」


と言いながら、少し距離を取る。



『ユニークスキル《インポート》と反対の様な効果を持っている様ですね』


「そうだね、やってみようか。《アーカイブ》!」


レンがユニークスキルを発動した瞬間に、周囲にいる仲間達から光が飛び出してレンの元に集まって来た。


6つの光の玉。それらがレンの身体に吸い込まれ変化が現れた。


「これは、みんなの力……ここまでのものとは」


レンの背からは6つの翼が現れ、凄まじい力を迸らせている。


「すごい……レンなんだよね」


「ええ、でもそれだけじゃないみたいね」


エリアスとルティアが息を呑む。これはいけるのではないか?と思わずにいられない。それはレンとしても同様であった。


「これなら対抗出来る気がするな」


『はい、マスター。それにこの力は、使いこなせれば、仲間の……エリアス達の力も振るうことが出来ます』


「ああ、絶対にものにしないとな……」


と拳を握りしめるのだった。

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