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327話空き時間の修行と対戦

「はぁぁぁぁぁぁぁ!」


「まだまだだね!ほらっ、甘いよ!」


聖女ネーヴァンに向かって炸裂するルティアの拳を容易く躱して反撃を行う。腹部に吸い込まれる拳をルティアも負けじといなしていく。



魔王領に着いていきなり襲撃があると言うわけではないので、空いている時間は修行などに使うことになる。


「聖女様らの殴り合い、凄まじいものだな」


見学するレンの隣にやってきたフェインドラが言う。


「武闘派で聖女って最初は信じられなかっですね。ルティアまで、そうなってしまうとは……」


将来的には、エリアスとルティアの2人に尻に敷かれる気がしてならない。


「そういえば、ご結婚されたのでしたね。おめでとうございます」


「ありがとうございます、未熟者ですが……」


と答える。結婚した実感すら感じられていないのだ。


「追々でいいのですよ、所で我々も一本試合でもしませんか?」


と提案してくる。レンとしても暇であったためありがたい提案だと思う。


ルティアは、ネーヴァンによって締め技をくらい、ギブギブと言っている。それを見て笑ってしまったミラは集中が途切れてしまいカラミィに杖で叩かれていた。



「さあ、神聖国以来の勝負ですね。思いっきり行きますよ!」


フェインドラが剣と盾を構える。レンも剣を抜き構えた。


「出し惜しみはなしで、ステータス外スキル!」


「魔眼発動!」


レンに向かってくるいくつもの剣撃が目に映る。フェインドラのステータス外スキルである範囲や向きを無視した剣撃だ。


降り注ぐ剣撃をレンは、全て自らの剣で弾き飛ばす。すると、その間にフェインドラはレンを直接狙いこちらに向かってくる。


「錬金」


魔法を使いお互いの間に壁を作り妨害を行う。だが、すぐさま壁を打ち壊したフェインドラがレンに向かって剣を振るう。


「偽物ですか」


レンは水となって飛び散る。少し離れた所にレンは立っていた。


「行きます!」


レンは剣を持ち突撃する。


「させません!」


フェインドラの攻撃が降り注いでくるが、回避して進む。レンの連続攻撃が放たれて、フェインドラは防御に徹する。


「二刀流剣術、マジックボックス!」


自らの武器を一斉に展開してさらに攻める。


「なんと重い攻撃!ここまでとは!」






「いやぁ、見事でした。神聖国であった頃とは比べものにならない強さ……追い抜かれてしまったようです」


「フェインドラさんも蘇生からかなり力が落ちたんじゃないですか?良くここまで持ってきましたね」


一度死んでしまったフェインドラは、レンとリディエル神の蘇生によって蘇ったが、デメリットもあった。


ステータスが下がってしまうと言うものだ。だが、それをものともせずに彼は力を取り戻して行っているのだろう。


「聖騎士長が弱くては、示しが付きませんからね。必死でしたよ」


やはり相当に頑張ってきたようだ。


「そういえば、神女様はお元気ですか?」


「ええ、元気にやっています。神託を頂いて国を守るために必死ですので我々も応えたい所存です」


リディエル神から下される神託……大事な道標を彼女はになっている。


「何か、戦いのことでリディエル神からは?」


「いえ、神でもこれからの戦いは見通せないと……不味いことが起きるのかもしれません」


不安になる内容だ。




休憩を終えて、再びレンは身体を動かそうと立ち上がると声をかける者がいた。


「レン殿、私とも戦ってはくれないですか?」


「げっ……」


思わず言葉が漏れてすぐに口を噤む。


「今こそ、全力でぶつかります!楽しみですねぇ!」


すでにスイッチオンになっているハルカ・ミナヅキが立っていた。

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