表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
331/414

326話祝福と魔王城生活スタート

「広い部屋だな……」


フェレンスから転移したレン達が立っているのは、広い建物の中だった。魔王城だろうと思う。


「よく来てくれた。まずは、感謝を」


直後はっきりした言葉を発する者の声に一同の視線が集まる。そこに立っていたのは、かつて王都で見た魔王だろう。


王都の時とは姿が違っていたが、変えたりすることも出来るのだろう。真っ白な髪に、左右の色の違う目が輝いている。


装備も相当に強力なものだろうと思う。



「我々への協力のためこれだけの者が集まってくださいました」


「ご苦労だったフィーズ、まずは、来てくれた者へ休息を与えねばな」


魔王は玉座から降りてきている。従者らしき者が数人現れ魔王の指示に従い案内を行おうとする。当然ながらみんな魔族だ。


それぞれ別れて部屋への案内を行うそうだが、レンは呼び止められた。


「レン・オリガミ、少しいいだろうか?」


「えっ?はい」


と言いながら立ち止まる。

エリアスとルティアも残りたそうな雰囲気を出していた。


「じゃあ、私がみんなの部屋の場所も聞いておくね!」


と察したミラが言いながら案内する魔族について行った。




「改めて、来てくれたこと感謝する。王都ではまともに話すこともなかったな……」


「そうですね。元々、呼ばれなくても来るつもりでしたから」


スティグマのベルゼが言った野望、それを成し遂げるための場所として魔王領を選んだ。


「奴らの目的は、魔門を開くこと……そのための生贄にクシフォンを狙っているな」


「ええ、そう聞きました。クシフォンは?」


「その内来るだろう。お前に会えるのを楽しみにしていたからな」


と言う。元気そうであれば何よりだなとレンは思っていると、魔王がエリアスとルティアの2人を見る。


「どうしました?」


「なに、どうやら結婚したのだなと思ってな。私も祝福を与えようと思ってな」


と言いながら手をかざす。魔王にはそう言うこともわかるのだなぁと思いながら話を聞く。


フィーズは、結婚したという言葉に目をパチパチさせながらこちらを見ていた。


「祝福は、身体の調子を少しでも上げるものだが、存外役に立つ。立派な子供も産めることだろう」


エリアスとルティアが真っ赤になる。魔王様は気が早いようだ。


「それは追々ですから、お気持ちありがとうございます」


と答えておく。



「おお!レンではないかぁ、久しぶりなのじゃ」


と大声をあげるのはクシフォンだ。相変わらずののじゃっぷりだ。


「狙われてる割に随分と元気そうね」


とルティアが言う。


「ふっふっふ、レンが来てくれたから安心なのじゃ!フィーズもいるし無敵!」


とピースする。かなり元気だ。



「娘が迷惑をかけるな、レンも部屋で休んでくれ」


と言われたため下がることにする。



魔王城での生活がスタートした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ