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325話レミのお願いと出立

「魔王殿からの使者であるか。これは、相当に状況は良くないと思われるな」


「はい、事態は急を要します。スティグマは、魔王に反抗する者の力も利用しながら魔王城に攻め込むつもりです」


国王にフィーズが説明する。周囲にも多くの者が集まっている。レンもその中で話を聞いた。


ただでさえ厄介なスティグマだが、他の魔族の者を味方に引き入れているのは骨が折れそうだ。


「当初から我々も魔王領に入って協力したいと思っておった。しかし、向こうから来てくれたので有ればそれは楽になる」


いきなり魔王領に入ると襲われないかと思っていたが、フィーズが付いていれば大丈夫だろう。


「魔王様に借りた転移の道具がありますので、これで皆様をお連れ出来ます。魔王様の導きでレン・オリガミを探して跳んできました」


「わかった、では、みな急ぎ準備を始めてくれ。向かう先は魔王領内、魔王城。そこでスティグマを迎え撃つ」




それぞれが準備に動いた。


このままでは、世界すら揺るがす事態になるため国も力の出し惜しみは出来ない。あるだけの勢力を突っ込む予定だ。


「私も行くわ」


レミも身体の調子が戻ったようで戦いに向かう気満々だ。


「無理はしないでね、レミさん」


「そうよ〜、お母さんが無理したらレンが悲しむわ」


エリアスとルティアが心配する。


「2人もよ、もしも私に何かあったらレンのことをお願いするわ。どうか2人がレンのことを支えてあげてくれる?あの子も寂しがり屋の強がりだから」


「言われなくても大丈夫!」


「エリアスの言う通り、何かなくてもレンのことを支えるわ!」


と答えるのだった。そんな2人を見てレミも安心して微笑むのだった。





「やぁ、レン殿。久しぶりだな!元気になったみたいで安心した」


盾を背負った騎士の集団が現れる。先頭を歩む者は見るからに相当な実力者である。


「フェインドラさん!」


レンは驚きで声を上げる。リディエル神聖国の聖騎士長だ。


「この前はお世話になったな。神女様の神託に応えやってきた。私達も連れて行ってもらえるかな?」


聖騎士達が集結する。


「これはありがたいですね!ここまでの人数が集まるだなんて」




「あれ?フェイちゃんかい?随分と久しぶりだね〜」


「メルフィーユ!お前もこっちに来ていたのか。確かに久しぶりだな」


2人もなんと知り合いのようだ。実力がある者は揃って顔が広いようだ。






「かなりの人数ですね。順番に魔王城に跳ばしていきます」


とフィーズが言い、転移の道具を使っていく。レン達は最後に向かうことになった。無事に勝って帰ってきたいものだなと思いつつフェレンスの景色を眺めておく。


「それじゃあ行くぞ、準備はいいか?」


「ああ、フィーズ。跳ばしてくれ」


と言いながら転移が発動しレン達は、魔王領に向かって旅立つのだった。

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